ヴィジュアル系創世期ともいえる1985年~1989年を振り返る!
2021年3月21日 更新

ヴィジュアル系創世期ともいえる1985年~1989年を振り返る!

カンタンにヴィジュアル系の歴史と言っても世代や趣向によっては大きく異なる物。 30年以上の歴史の中でヴィジュアル系は様々な変化を遂げてきたわけですが、世代によってジェネレーションギャップが生じるのは当然です。 そこで簡易的ではありますが、「ヴィジュアル系創世期」ともいえる1985年~1989年を振り返っていきます。

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LADIES ROOM -Swapping Party

LADIES ROOMの代表曲であり、インディーズデビュー曲。
サウンドはアップテンポなR&Rとなっています。
またこの曲には、「女子高編」と「お嬢様編」の2バージョンがあります。
このアルバムでは前者の「女子高編」で、後者は「Made in SEX」に収録されています。

BUCK-TICK / 「JUST ONE MORE KISS」ミュージックビデオ

彼らを一躍有名にした代表曲で、ビクターCDラジカセ「CDian」CMソングに起用されました。
「重低音がバクチクする。」のキャッチコピーが印象的でした。
明るい感じの音に哀愁気味のメロディが心地よく、不思議な雰囲気。
ポップでメロディしっかりしてるロックで、イントロもかっこいいです!

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5,922
東にX、西にCOLORありといわれた伝説のバンド。
洋楽で言うとハイノックスに近い音で、ロックというよりかパンクに近い印象です。
本アルバムはインディーズ1stで、盟友XからTOSHIもコーラスに参加しています。
暴力性に満ちた過激な楽曲の数々はヴィジュアル系バンドのバイブル!!

Amazon | VANISHING VISION EXC-001 | X, X JAPAN, YOSHIKI, TOSHI | J-POP | 音楽

18,197
1988年4月にエクスタシーレコードより発売。
当初はLPで発売され、後にCD化と5000枚限定のピクチャーレーベル盤も発売されました。
ピクチャーレーベル盤には「Stab Me In The Back」の1988年の京都スポーツバレーでのライブ音源が収録されたソノシートが付属。
後に『PERFECT BEST』に収録されました。

初動1万枚以上と、当時のインディーズとしては記録的なセールスを上げ、インディーズ・レーベルながらメジャー・チャートにランクインを果した日本史上初のアルバム。
最終的な累計売上は100万枚を超えました。

1889年、ヴィジュアル系ムーブメントの幕開けはすぐそこ!

この年は、BUCK-TICKがアルバム「TABOO」をリリースし、初の日本武道館公演を2DAYSにて開催。
また、D'ERLANGERがインディーズ1stアルバム「LA VIE EN ROSE」をリリース。
ZI:KILLがアルバム「真世界〜REAL OF THE WORLD〜」をエクスタシーレコードからリリースし、インディーズデビューを果たしました。
そして、Xがメジャーデビューアルバム「BLUE BLOOD」をリリース。
Gargoyleがシングル「蠢(うごめき)」でインディーズデビューを果たします。
それを皮切りに、JUSTY-NASTYがメジャーデビューアルバム「CRASH」をリリース、かまいたちがアルバム「いたちごっこ」でインディーズデビュー。
また、COLORが映像作品「SHOCK TREATMENT」でメジャーデビューを果たし、BUCK-TICKが初の東京ドーム公演を開催しました。

Gargoyle - 邪悪/Jaaku

ヴィジュアル系バンドの先駆的存在、また日本のハード・シーンにおける第一人者とも言われ、特異なヴィジュアルに留まらない叩き上げの実力派として名高い。
四半世紀以上のキャリアを誇る「ライブハウスの帝王」である。
なお、インディーズ時代には数回に渡る渋谷公会堂ワンマンライヴをソールドアウト。
そんなGargoyleのファーストシングルの挿入曲の「邪悪」は、まさに邪悪な疾走ナンバー。
ギターソロは、まるでなにかに追いかけられているような感覚になります!

COLOR SHOCK TREATMENT

COLORらしい、ドタバタと攻めるビートが心地良い。
COLORと言えば、ライブの過激さがクローズアップされてきました。
しかし、音だけでは伝わらないライヴ感がそこには詰め込まれています!
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