暗い時代の日本の世相にピッタリとハマった森田童子のヒット曲を振り返る
2022年7月2日 更新

暗い時代の日本の世相にピッタリとハマった森田童子のヒット曲を振り返る

バブルに浮かれた1990年の日本レコード大賞は、B.B.クイーンズの「踊るポンポコリン」でした。ピーヒャラピーヒャラと陽気な音楽が世相を反映していましたよね。間もなくバブルが崩壊し、たったの数年でヒット曲も完全に変わってしまいました。ドラマ「高校教師」の主題歌に1970年代に活躍した森田童子さんの「僕たちの失敗」が起用され、大ヒットしたのです。今回は森田童子さんのヒット曲を振り返りたいと思います。

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Morita Doji - Tatoeba boku ga shindara

1993年11月には、劇場版「高校教師」が公開され、「たとえば僕が死んだなら」が主題歌に起用されています。
「たとえば僕が死んだなら」は4枚目のアルバム「ラスト・ワルツ」に収録されていた曲ですが、シングルカットされました。

森田童子さんの訃報

どんなにブレイクしても、一貫して素顔を明かさない姿勢が清々しかった森田童子さんは、2018年4月24日に逝去しています。
訃報を明かすつもりもなかったという事ですから、引退後の人生は家族との愛に溢れ充実したものだったのでしょう。
令和の今も、コロナや物価高の暗いニュースの多い日本。
こんな世の中ですから、森田童子さんの歌声で人々を癒して欲しいですね。
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