「プレリュード」「ソアラ」「シルビア」等、かつての「デートカー」を振り返る!-あの頃、男たちはモテるために車を買った-
2020年10月21日 更新

「プレリュード」「ソアラ」「シルビア」等、かつての「デートカー」を振り返る!-あの頃、男たちはモテるために車を買った-

バブル時期を筆頭に80-90年代は、車でのデートが定番でした。車がデートに欠かせない必須アイテムだったあの頃の定番「デートカー」を振り返ってみましょう!

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ソアラは本来「日本を豊かにしてきた日本の大人たち」に向けて作られたクルマでしたが、折からの好景気によりこのクルマは若者人気が高まり、「女子大生ホイホイ」なる異名まで付けられてしまう始末。有名女子大学の校門前には「アッシー君」のソアラや高級乗用車が並び、彼女たちの「出待ち」をしていたものです。
先代のスタイルを継承し、曲線を巧みに取り入れた「2代目ソアラ」は、販売時期がバブル景気と重なったため高価格にもかかわらず販売好調で、発売から約5年間で30万台以上を売り上げる大ヒット作となりました。

発売当時、トヨタ車のなかではフラッグシップのセンチュリーに次ぐ高価格帯ながら、ひと月あたりにならすと毎月5000台近くも売れていたことになり、今更ながらこの時期の日本経済の勢いには驚かれますね。

「ハイソカー」の頂点として“モテる”クルマであり、「ミスターナンパ車」だったソアラですが、その人気ゆえに当時は暴走族等が好む車種としても知られ、一種の社会問題にもなりました。

日産・シルビア

5代目シルビア[S13型](1988-1993年)

5代目シルビア[S13型](1988-1993年)

1988年にデビューした型式名S13こと5代目シルビア。

「ART FORCE(アート・フォース)」とうたった美しいシルエットと滑らかな面構成を持つスタイリングによって、発売と同時に高い人気を獲得し、若者を中心に約30万台も売れました。
最近ではFRのツインカムターボ車として、ドリ車といった走り屋さん御用達グルマのイメージが強いS13シルビアですが、登場時は“ポストプレリュード”として、「デートカー」の代表的存在でした。
S13型シルビアは、新車発表会で当時の久米社長が「プレリュードを打ち負かす」という趣旨の異例の発言をして話題になったが、デザインや走りの面で魅力的に仕上げられていて、スペシャリティーカーの市場でプレリュードに代わるヒットモデルになった。

グッドデザイン大賞を受賞

流れるようなラインが女性に好評で、結果として女性ウケを狙った男どものハートもガッチリ捉え、「デートカー」としてみんなシルビアに憧れたものです。

'88~89年日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

1989 nissan art force silvia s13 cm japan 2.25sec

CMや雑誌広告のコピーでも「アートフォース・シルビア(ART FORCE SILVIA)」と表現しており、グッドデザイン大賞を受賞しました。

先行して「デートカー」「ナンパ御用達車」となっていたライバルのプレリュードは助手席を運転席側から倒せてしまうので、女性から見るとそのような強引なところがないシルビアの方が良かったかもしれませんね。
歴代シルビアの中で最も多い販売台数

歴代シルビアの中で最も多い販売台数

いっぽうではすでに希少な存在となっていたコンパクトなFRのスポーティークーペであることから、走りを重視するユーザーにも歓迎されました。硬軟双方のファンに支持された結果、国内販売台数がおよそ30万台を数える、歴代モデル中最大の成功作となったのです。
日産はこのモデルをデートカーとして位置づけており、FRレイアウトの採用に関しても、低いボンネットのデザインを実現するに適したFF用コンポーネントを日産が持ち合わせていなかったということが最大の理由であった。しかし、当時すでに少なくなっていたミドルクラスの後輪駆動車で、スポーツ走行にも適した設計であったことが原因で、アフターマーケットにおいてスポーツ走行用の様々な改造パーツが開発され、日産の想定外の事態として、サーキットや峠などで走るための車として(時に、無謀な暴走行為に)使用されることとなった。
スペシャルティカーとはいえ、走りにも抜かりはありません♪

走り屋さんと暴走族にも人気!

ターボエンジンを搭載したマニュアルミッション設定のあるFRクーペモデルのS13シルビアは、腕の無いドライバーでもターボだと容易にパワードリフトが出来ることから兄弟車の「180SX」とともに絶大な人気となりました。

ただ、無謀な運転による事故が多かったのも事実で、以降のシルビアは保険料率が異様に高くなったんだとか…。

日産・レパード

2代目レパード[F31型](1986-1992年)

2代目レパード[F31型](1986-1992年)

1986年2月にデビューした日産レパードの2代目モデルは、同時期にデビューしたトヨタ・ソアラと直接的に対決することを目指したモデルでした。
レパードの初代モデルは2/4ドアのハードトップボディを持つ上級スペシャリティカーとして登場したが、後から登場したクーペボディの初代ソアラに完全に負ける形になった。
巻き返し狙って登場した2代目レパードは、ボディタイプを2ドアクーペのみに絞るとともに、V型6気筒3000ccツインカム24バルブを頂点とするV6エンジンシリーズを搭載するなど、いろいろな意味で意欲的に作られたクルマだった。

上級スペシャルティカー

インテリアは乗る人を包み込むような一体感を表現した品質感に優れたもので、シートやトリム類には上質なツィード調の素材が使用されていました。

最上級グレードのアルティマには助手席に快適性に優れたパーソナルコンフォートシートを採用したのも特徴で、背もたれが中折れし、座面がリフトアップする機構を備えていました。
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  • 92レビン 元ユーザー 2021/10/14 13:50

    92レビンの写真は違う~~
    これ、カローラ。レビンじゃない。
    おまけに91カローラでもない、このカローラはAE81。
    おっちゃん車全開やん。
    このカローラでは女は釣れない(笑)
    92は車を知らない女の子に「恰好いい~」って言われて確かに女の子釣れた。
    私、女だけど(爆)

    ずっこけ 2020/8/2 20:16

    カローラセレスもかわいいクルマ

    2020/4/21 20:10

    レビンの写真が違うぞ

    🚙 2020/1/25 11:11

    いまはくるまは
    ”鉄の凶器”

    バブルブル 2020/1/15 12:29

    バブル時代はソアラで六本木に行けば簡単に女子大生をナンパできた。
    そのことからソアラは「女子大生ホイホイ」とも呼ばれていた。

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