X-RAY(エックスレイ)
アース・シェイカーや44マグナムと並ぶ関西メタルの雄「X-RAY」
メンバー紹介
藤本朗(ボーカル)
その後、クラウス・マイネやイアン・ギランに影響を受けコピーする傍ら、いくつかのバンドを経て20歳の時に湯浅(G)と出会い"X-RAY"を結成。4オクターヴという驚異の声域を操る彼のヴォーカルには大きな存在感、説得力がある。
湯浅晋(ギター)
その後、ウルリッヒ・ロートやゲイリー・ムーアに影響を受けた彼はいくつかのバンドを経て16歳の時に"X-RAY"を結成。
1982年の8・8ロック・デイグランプリ大会でベスト・ギタリスト賞を受賞するなど、X-RAY結成当時から彼のギター・ワークには定評がある。
臼井孝文(ベース)
1981年、"RAJAS"を結成~意欲的に活動していたが、"X-RAY"のサウンドに魅せられ83年3月に加入。
高橋和久(ドラム)
その後、ジョン・ボーナムやコージー・パウエルに影響を受けた彼は伝説のZephyerなどいくつかのバンドを経て、82年に高崎晃のソロ・アルバムに参加するなど幅広い活動の後、82年9月に"X-RAY"に加入。
藤山高浩(キーボード)
そんなキッカケから次第にKeyの虜になる。いくつかのバンドを経て、東京で"READY"というバンドで活動していたが、X-RAYへの参加を要請されEPs「Outsider」より加入。
バンド経歴
数々のメンバーチェンジを繰り返し、1982年3月関西を中心に本格的な活動を開始した。同年8.8ロックデイグランプリ大会で決勝まで進出。
湯浅は17歳という若さでベストギタリスト賞を受賞し、その天才ぶりを発揮している。同年10月大幅なメンバーチェンジを敢行する。
関西ではスーパーバンドとして有名だったゼファーのDrums:高橋 和久とBASS:池端康男を迎え入れる。 そして本城未沙子のサポートとして上京。浜田麻里のアルバムや本城未沙子のセカンドアルバムのレコーディングに参加する。
待望のX-RAYとしての1stアルバムのレコーディングは1983年1月25日に箱根ロックウェルにて開始された。このレコーディング中にB:池端康男が急遽脱退というハプニングが発生。その為、急遽オーディションを敢行し「RAJAS」というバンドで音楽的リーダーでもあったBass:臼井 孝文が悩んだ末に参加、レコーディングは無事完了する。
その頃デビューし始めていたジャパメタバンドたちは、ライブを積み重ねてデビューに辿り着いたのに対して、X-RAYはほとんどライブの実績がない状態でのデビューでした。
X-RAYの衝撃のファースト・アルバム。セカンド以降はアメリカン・ハード・ロックとなりますが、このファーストはブリティッシュ・ハード・ロック
1981年結成し、1986年に解散。