エリック・クラプトンが在籍したクリームという伝説のバンド。ロック界にツー・バスを持ち込んだのは彼らだ!
2017年7月14日 更新

エリック・クラプトンが在籍したクリームという伝説のバンド。ロック界にツー・バスを持ち込んだのは彼らだ!

もうすっかりソロ・アーティストのイメージが付いているエリック・クラプトンですが、彼が在籍していたクリームというバンドはツー・バスと呼ばれる2つのバスドラムを使用した演奏方法をロック界に持ち込んだことでも知られています。伝説のバンド、クリームを振り返ってみます!

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クリーム

クリーム

クリーム

出身地:イングランド・ロンドン
ジャンル:ロック、ブルースロック、サイケデリック・ロック、ハードロック
活動期間:1966年~1968年
ジミ・ヘンドリックスと共に60年代中旬の音楽シーンに革命と言っていいほどの影響を与えたクリーム。ブルースとハードロック、サイケデリック・ロックを融合させたサウンドが特徴で、全世界のロック・ファンに指示されました。アルバム売上枚数は世界で3,500万枚以上という驚異的なもので、このことからも大きな影響力を持っていたことが窺い知れます。

メンバーは、ジャック・ブルース(ベース、ボーカル、ハーモニカ)、エリック・クラプトン(ギター、ボーカル)、ジンジャー・ベイカー(ドラム)の3人です。

代表的な曲としては、全米5位となった「Sunshine of Your Love」などが有名です。

Cream - Sunshine Of Your Love (Farewell Concert - Extended Edition) (1 of 11)

3人のメンバー

活動期間は1966年に結成して、解散するまで僅かに2年半です。伝説のバンドにしては非常に短く感じますが、当時は結構どのバンドも短命でした。
しかし、その短い期間で3人のメンバーはそれぞれ伝説の人となっているわけですから今更ながらスゴイですね。

それでは、ご紹介しましょう。ボーカルとギターを担当したのは、エリック・クラプトンです。
エリック・クラプトン

エリック・クラプトン

出生名:Eric Patrick Clapton
生誕:1945年3月30日
出身地:イングランド
担当楽器:ボーカル、ギター
活動期間:1963年~現在
「スローハンド」の異名を持つエリック・クラプトンですが、クリームでは弾きまくっています。まさにスローハンド。近年の、特にアンプラグド以降のクラプトンしか知らないような若いリスナーには、ギターを弾きまくるよりも、渋い歌を歌っている印象しかないかもしれませんね。
当時は今とは逆にギターばかり弾いていて、クリームではクラプトンよりもベースのジャック・ブルースの方が多くの曲で歌っているほどです。

それと言うのも、エリック・クラプトンはとてもシャイな人だそうで、人前で歌うのが恥ずかしかったのだそうですよ。クリームを結成する際にもボーカリストとしてスティーヴ・ウィンウッドを加入させることを提案したほどです。

クラプトンは、クリーム結成以前にジャック・ブルースと共演しており、その際に彼ののボーカルと楽器演奏の腕前に感動して、ジャック・ブルースが参加することがクリーム結成の条件にしたほどです。
ジャック・ブルース

ジャック・ブルース

出生名:John Symon Asher Bruce
生誕:1943年5月14日
出身地:スコットランド・イースト・ダンバートンシャイア
死没:2014年10月25日(満71歳没)
担当楽器:ボーカル、ベース
出典 cyta.jp
クリームを結成する前にジャック・ブルースは、全英No.1ヒットとなった「プリティ・フラミンゴ」などで知られるイングランド出身のブリティッシュビート・バンド「マンフレッド・マン」で活躍していた歌えるベーシストです。
それまでベースという楽器はどちらかと言えば控えめな存在でしたが、ジャック・ブルースは大音量で常にベースソロのような状態で弾くという独特なベースプレイを編み出し、多くのベーシスト達に影響を与えロック界を代表するベーシストとなりました。

そのジャック・ブルースとエリック・クラプトンを結びつけたのがドラムスのジンジャー・ベイカーです。
ジンジャー・ベイカー

ジンジャー・ベイカー

出生名:Peter Edward Baker
生誕:1939年8月19日
出身地:イングランド・ロンドン
担当楽器:ドラム、パーカッション
活動期間:1958年~現在
「グレアム・ボンド・オーガニゼーション」というバンドにいたジンジャー・ベイカーは、新しいバンドを結成するためにエリック・クラプトンに声を掛けます。クラプトンは先にもふれたようにジャック・ブルースが参加することを条件に承諾するのですが、ジャック・ブルースもグレアム・ボンド・オーガニゼーションに在籍しておりジンジャー・ベイカーとは旧知の間柄ではあったのですが、なんと、犬猿の仲だったのです。

とは言え、実力は認め合っていたのでしょうね。無事にクリームは結成されます。

ジンジャー・ベイカーの演奏スタイルもまたロック・ドラマーの新しいスタンダードとなるほど個性的なものでした。現在では考えられないような長い即興のドラムソロもそうですが、ツー・バスと呼ばれる2つのバスドラムを使用した演奏方法のパイオニアでもあります。

クリームの素晴らしき世界

クリームは解散までに4枚のオリジナルアルバムを発表しています。
・フレッシュ・クリーム - Fresh Cream(1966年)
フレッシュ・クリーム

フレッシュ・クリーム

1966年リリース
・カラフル・クリーム - Disraeli Gears(1967年)
カラフル・クリーム

カラフル・クリーム

1967年発表
この一枚でクリームサウンドが確立されました。すなわち、ブルースの粘りにサイケデリックな超然とした陶酔感を融合してハードにぶつける。
幕開けは「ストレンジ・ブルー」。クラプトンのルーツが色濃い古朴な曲調を優雅に聴ける。お次ぎが待ってましたの「サンシャイン・ラヴ」。
奇を衒わない自然な情熱、多彩で豊富なニュアンス、混沌にして慎重なバランス、まさにこのバンドの美質そのもののような名曲だ。
・クリームの素晴らしき世界 - Wheels of Fire(1968年)
クリームの素晴らしき世界

クリームの素晴らしき世界

1968年発売

A面
1. ホワイト・ルーム
2. トップ・オブ・ザ・ワールド
3. 時は過ぎて
4. 「おまえの言うように

B面
1. ねずみといのしし
2. 政治家
3. ゾーズ・ワー・ザ・デイズ
4. 悪い星の下に
5. 荒れ果てた街

C面
1. クロスロード
2. スプーンフル

D面
1. 列車時刻
2. いやな奴
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