【懐かしのホラー映画】70年代から80年代の傑作ホラー映画(洋画)20選
2020年3月28日 更新

【懐かしのホラー映画】70年代から80年代の傑作ホラー映画(洋画)20選

ホラー映画史に残る70年代から80年代の伝説の傑作ホラー(洋画)を振り返りましょう。オカルト映画の金字塔の『エクソシスト』『オーメン』『サスペリア』、スプラッターホラー映画の『悪魔のいけにえ』『ハロウィン』『13日の金曜日』ほか。

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「サスペリア 」「オペラ座血の喝采」「四匹のハエ」「フェノミナ」などで有名な「マスターオブホラー」ダリオ・アルジェントの名作。

サスペリア2のテーマ(赤い深淵)〜死の滅亡 7”(1975)東芝EMI・Odeon EOR-20474 GOBLIN Profondo Rosso Death Dies

ハロウィン / スプラッターホラー映画の源流、スラッシャー映画の先駆け

スラッシャー映画(殺人鬼映画)の先駆けとなった『ハロウィン』

スラッシャー映画(殺人鬼映画)の先駆けとなった『ハロウィン』

ジョン・カーペンター監督の出世作で、殺人鬼映画の先駆けとなった『ハロウィン』の公開25周年を記念し発売される、12分の未公開シーンを追加したExtended Edition。15年前に姉を殺害したマイケルは、収容されていた精神病院を脱走し故郷へ向かう。
1978年にはジョン・カーペンター監督の『ハロウィン(1978年)とジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(1978年)という2本の恐怖映画が公開され、世界に衝撃を与える。

以降のスプラッター映画の流行において、『ハロウィン』が打ち出した超人的な殺人鬼を扱った映画と、『ゾンビ』が打ち出した人肉をむさぼり食うゾンビを描く映画という、ふたつの流れが主流となっていく。
マイケル・マイヤーズの姿、白い無表情の仮面は、得体の知れない化け物感を漂わすホラー史に残る伝説のシンボル・アイコンとなった。マイケルが何かやるごとに客席(観客)から悲鳴が起こった。

Halloween (1978) Trailer

SFホラー映画の金字塔「エイリアン」シリーズ

SFホラー映画の金字塔「エイリアン」シリーズ

SFホラー映画の金字塔「エイリアン」シリーズ

全世界を震撼させたSFホラーの金字塔。

2087年。資源を積んで地球に帰還するノストロモ号は、とある惑星で正体不明の地球外生命体に遭遇。乗組員の体内に寄生したエイリアンはその腹を食い破って逃走。船内で次々とエイリアンの餌食になっていく仲間たち。最後に残された女性乗組員のリプリーは正体不明の生命体を相手に一人闘うことに……。

エイリアンがケインの胸部を食い破って飛び出してくる映画史に残るトラウマシーン。

体内で卵から孵化したエイリアンの幼体(チェストバスター)が腹を突き破って飛び出してくる恐怖のトラウマシーン。

エイリアンの酸で物や人が溶けるシーンまとめ

ゾンビ(1978年)

ジョージ・A・ロメロ監督によるホラー『ゾンビ』

ジョージ・A・ロメロ監督によるホラー『ゾンビ』

「サスペリア」シリーズのダリオ・アルジェントが監修を務めたジョージ・A・ロメロ監督によるホラー。突如として生き返った死者たちが人間を喰らい、喰われた者はゾンビとなって甦る。ショッピングモールを舞台に人間とゾンビの死闘が繰り広げられる。

突如、死者が生き返り、生きている人間を襲い始めた。甦った死者=ゾンビは生者の肉を喰らい、喰われた者も彼らの仲間として甦る。世界は地獄と化した。
TV局勤務のフランシーン、パイロットのスティーブン、SWAT隊員のピーターとロジャーは、ゾンビビが増え続ける中、ヘリで都市からの脱出を試みる。
ようやくたどり着いた郊外の巨大なショッピングセンターで束の間の平和を得るが、ロジャーがゾンビに噛まれてしまう。やがてロジャーは死に、ゾンビとなって生き返った。ピーターの銃弾が、彼を永遠の眠りにつかせた。同じ毎日の繰り返しで、倦怠感を感じ、しだいに生きがいを失ってゆく三人。そこに、狂乱の世界を生き延びてきた暴走族が、物資を求めて乱入してきた。バリケードが破られ、大量のゾンビたちもなだれ込む。ピーターたちと暴走族、そしてゾンビの三つ巴の戦争が始まった。
『ゾンビ』(原題: Dawn of the Dead, 国際題: Zombie)は、1978年9月にイタリアで公開されたジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画。日本では1979年3月に公開された。

数多くのホラー作品を手掛けている映画監督のダリオ・アルジェントが音響効果、ヨーロッパ公開版の監修および一部プロデュースを担当して制作費を集め、ヨーロッパでの配給権を得た。当時、無名だったロメロは、本作で一躍知られるようになった。

ゾンビ 7”(1979)King Record Co. Ltd・Seven Seas FMS-90 GOBLIN Zombie L'Alba Dei Morti Viventi

『figma フライボーイゾンビ』は、伝説のホラー映画...

『figma フライボーイゾンビ』は、伝説のホラー映画『ゾンビ』より、主人公スティーブンの変わり果てた姿をfigma化。

劇中で印象的な「マチェーテゾンビ」の頭部が付属。

劇中で印象的な「マチェーテゾンビ」の頭部が付属。

脳天にマチェテ(山刀)を叩き込まれているゾンビは「マチェテ・ゾンビ」と呼ばれ、一瞬しか出てこないにも拘わらず、彼を演じたレナード・ライズがサイン会を行うほどの人気キャラクター。レナード・ライズは、アメリカで開催されているホラー映画コンベンションの常連になっている。

1980年代のホラー映画の傑作選10作品

1980年代のビデオレンタル・バブルを追い風に、ホラー映画(恐怖映画)の需要は増加した。特に『13日の金曜日』を始めとするスプラッター映画・スラッシャー映画(殺人鬼映画)は大量に量産された。

スラッシャー映画からサイコスリラーへ。1990年代には「羊たちの沈黙」「セブン」などサイコホラー(スリラー)ブームが到来し、スプラッター映画ブームは衰退した。

「シャイニング」(1980年)

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