【懐かしのホラー映画】70年代から80年代の傑作ホラー映画(洋画)20選
2020年3月28日 更新

【懐かしのホラー映画】70年代から80年代の傑作ホラー映画(洋画)20選

ホラー映画史に残る70年代から80年代の伝説の傑作ホラー(洋画)を振り返りましょう。オカルト映画の金字塔の『エクソシスト』『オーメン』『サスペリア』、スプラッターホラー映画の『悪魔のいけにえ』『ハロウィン』『13日の金曜日』ほか。

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スティーブン・キングの原作小説を基に、監督スタンリー・キューブリック自らが共同脚色を手がけた、ホラー映画の金字塔。

鮮やかな演技、戦慄の設定、そしてトラッキング・ショットによる幻想的な映像を融合し、かつてない恐怖の世界を描き出す。

ジャック・ニコルソン(「お客様だよ!」の台詞はあまりにも有名)演じるジャック・トランスは、妻(シェリー・デュバル)と息子(ダニー・ロイド)と共に優雅なオーバールック・ホテルを冬季管理人として訪れたことから物語は始まる。トランスはこのホテルを訪れたことはないはずなのだが ― 果たして?その答えは、狂気と殺戮が渦巻くこの場所にある。
ジャック・ニコルソンがみせる狂気に満ちた怪演は見どころ。

不気味な双子の女の子の幽霊は、みんなのトラウマ。
ジャック・ニコルソン演じる主人公ジャックと妻ウェンディ、一人息子のダニー一家が滞在する、雪山深くにあるいわくつきホテルの廊下に出てきた双子の女の子の幽霊。お揃いの水色のワンピースを着て手をつなぎ、ダニーに「一緒に遊ぼう」と語り掛けるシーンはちょっとしたトラウマレベルの怖さだった

The Shining Trailer

「13日の金曜日」(1980年) / スプラッターホラー映画・スラッシャー映画の金字塔

「13日の金曜日」(1980年)

「13日の金曜日」(1980年)

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ショーン・S・カニンガム監督製作による、数多くの続編と無数の模倣作を生んだスプラッター映画のオリジナル。舞台はクリスタル・レイクにある忌まわしい過去を持ったキャンプ場。愛欲に溺れるキャンプ指導員たちが次々と血祭りに上げられていく。
スプラッター映画(スプラッターえいが、splatter movie)とは、殺害シーンにおける生々しい描写に特徴のある、映画の様式のひとつである。

大部分は広義のホラー映画に含まれるが(スプラッター的要素のまったく無いホラー映画は少なくない。また、ホラー映画をオカルトや超自然現象を描いたものとして狭義に限定すると、生身の殺人鬼や犯罪者を描いた、あるいはSFとしての設定を持つスプラッターものこれには含まれなくなる)、身体の一部が切断されてはね飛んだり、血しぶき(splash)が吹き上がったりするといった、誇張を含むあからさまな表現は、スプラッター映画独自のものといってよい。
殺人鬼『ジェイソン・ボーヒーズ(Jason Voorhees)』を中心としたストーリーの「13日の金曜日」シリーズ。1作目の「13日の金曜日」(1980年)の真犯人は、ジェイソンではなく、母親のボーヒーズ夫人/パメラ・ボーヒーズです。

第1作目『13日の金曜日』の殺人鬼の正体は、ジェイソンの母親である「パメラ・ボーヒーズ」。 息子がクリスタルレイク湖で溺死して行方知れずになってからパメラは精神に異常をきたして二重人格になってしまう。

「13日の金曜日」(1980年)の「衝撃のラスト」

「13日の金曜日」(1980年)の「衝撃のラスト」は、トラウマシーンとして有名。映画館では、沢山の視聴者が立ち上がって悲鳴を上げた。

キャリーの衝撃のラストの手法を真似したもの。惨劇は終わったと油断させて、不意打ちの恐ろしいドッキリを入れるオチ。
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ARTFX ジェイソン・ボーヒーズ 13日の金曜日 PART3版

シリーズ第三作目『13日の金曜日 PART3』にて、ジェイソンの容姿が前作から変更され、ホッケーマスクをかぶった大男として設定されており、のちにこのホッケーマスクは彼のトレードマークとして知られるようになる。

ルチオ・フルチ監督の「サンゲリア」(日本公開は1980年)

ルチオ・フルチ監督の「サンゲリア」/ イタリア産のグロ...

ルチオ・フルチ監督の「サンゲリア」/ イタリア産のグロ・ゾンビ映画

ゾンビ映画史に燦然と輝く鮮血の金字塔。心臓一撃! 人間を貪り喰う腐乱ゾンビの群れに世界が震撼した!

不審な帆船を捜索していた警官が、腐乱した大男に襲われる事件が発生。新聞記者のウエストは帆船の持ち主が南海に浮かぶマツール島で消息を絶ったことを知り、現地へ向かうが…。
サンゲリア(1979年)の木片による眼球串刺しシーンは、ホラー史上屈指のトラウマシーン。
水中でサメと格闘するゾンビ、ウジやミミズがたかる全身が腐乱した汚らしいゾンビ、眼球串刺し、血管引きずり出しといった数々のグロテスクなシーンが多い。

サンゲリアのテーマ 7”(1979)Fabio Frizzi & Giorgio Tucci Theme From SANGUELIA/ZOMBI 2

ホラー映画史に残る傑作ホラー音楽のひとつ。

「死霊のはらわた」(1981年)

「死霊のはらわた」(1981年)

「死霊のはらわた」(1981年)

森の別荘で楽しい休暇を過ごそうとやって来たアッシュら5人の若者たち。地下室で偶然見つけた「死者の書」という古文書とテープレコーダーを見つけた。

そこに録音されていた音声は、森に封じ込められていた悪霊を蘇らせてしまう呪文でだった!!
復活した邪悪な死霊が次々と復活し、不死の怪物と化した悪霊が若者たちに次々と取り憑き、その姿をおぞましいゾンビに変えてしまうのだ。アッシュは果敢にも立ち向かうのだが…
『死霊のはらわた』(原題: The Evil Dead)は、1981年公開のアメリカのスプラッター映画。カラー、91分。リバイバル上映時R-15指定。1980年代のスプラッター・ブームを発生させた作品の一つとして知られる。
日本公開時に「スプラッター(スプラッタ)・ムービー」という呼び方がはじめて劇場宣伝コピーに使われた作品として知られている。

『死霊のはらわた』およびそのシリーズは映画史上最高のカルト映画三部作と呼ばれるようになった。
「死霊のはらわた」(1981年)

「死霊のはらわた」(1981年)

シェリルが悪霊に憑依されて死霊と化し、リンダの足首を鉛筆で刺して負傷させる。スコットは斧で反撃してシェリルを地下室へ閉じ込めるが・・・

「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督が手掛けた伝説的スプラッターホラー。休暇を郊外で過ごそうと山荘を訪れた男女5人が、悪戯で復活させてしまった邪悪な死霊に次々と血祭りに上げられていく。

遊星からの物体X(1982年) / SFホラー映画の記念碑的な作品

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