【任天堂バーチャルボーイ】VR(バーチャルリアリティー:仮想現実)に注目が集まるなか任天堂もついに!「バーチャルボーイ」を振り返る。
2017年1月24日 更新

【任天堂バーチャルボーイ】VR(バーチャルリアリティー:仮想現実)に注目が集まるなか任天堂もついに!「バーチャルボーイ」を振り返る。

VR(バーチャルリアリティー)という言葉を知っていますか。「仮想現実」と訳されるこの言葉、次世代のゲームとして非常に注目されている分野のようなんです。相次いで発表される各社のVR動向、ついに任天堂までもが参入しそうな様相を呈してきました。ところで任天堂、すでに20年前にこの取組みにチャレンジしたことが。そう、「バーチャルボーイ」がまさにそうでしたね。

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任天堂、VR(バーチャルリアリティー)対応ゲーム機の開発を検討

来るか、バーチャルリアリティーとゲームの融合

2016年2月2日、任天堂の君島達己社長は2015年4〜12月期(第3四半期)の決算発表後に行われた記者会見の席上、米Oculus Rift社などが年内の発売開始を予 定しているVR対応ゲーム機について触れて「興味深い技術」と述べ、今後は任天堂としてもVR技術の研究を進めていく方針を示しました。

任天堂は、業界に先駆けて1995年7月に3Dゲーム機「VIRTUAL BOY(バーチャルボー イ)」の販売を開始したものの、当時の技術では洗練された3Dビューを提供することが出来ず、VIRTUAL BOYは普及しませんでした。
時代を先取りし過ぎた?バーチャルボーイ

時代を先取りし過ぎた?バーチャルボーイ

バーチャルボーイ(VIRTUAL BOY)は、任天堂が発売した3Dゲーム機。

1995年7月21日発売、希望小売価格15,000円。全世界累計出荷台数は77万台。
同社長によれば、現在のVR技術では、20年前のVIRTUAL BOYとは比較にならな い程、高度な3Dグラフィックスを用いた製品を安価に販売することは可能なことも あり、任天堂が最新の技術に基づいたVIRTUAL BOYを再び発表する可能性は十分ありそうです。

TVゲーム業界では既にソニーがPS4対応のVRゴーグル「PlayStation VR」の発売を予定。また、MicrosoftもOculus RiftのXbox One対応を表明して います。

こちらが先行するソニーやマイクロソフトのVR対応

PS4対応のVRゴーグル「PlayStation VR」

PlayStation®VR コンセプト映像 - YouTube

PlayStation®4の世界をさらに拡げるバーチャルリアリティシステムの名称が 「PlayStation®VR(プレイステーション ヴィーアール)」に決定! PS VR特設Webサイトはこちら:http://pscom.jp/vr

Oculus RiftのXbox One対応を表明したマイクロソフト

OCULUS RIFT - AFFECTED #1: THE MANOR (Teens React: Gaming) - YouTube

SUBSCRIBE TO THE REACT CHANNEL: http://goo.gl/c5TeQI Watch all episodes of GAMING: http://goo.gl/TVhuol Watch all REACT channel videos from this week - http:...
これらヘッドマウントディスプレイをみると、20年前のヴァーチャルボーイが斬新だったことを改めて感じます。
20年前、すでにこの形状で発売されていたバーチャルボーイ

20年前、すでにこの形状で発売されていたバーチャルボーイ

スタンドに据え付けられたゴーグル型のディスプレイを覗き込むようにしてプレイ。

視差の概念を採り入れて、左右の画面に異なる映像を表示させることで立体画面を実現。

バーチャルボーイの仕組について

CM 任天堂 バーチャルボーイ [ VIRTUAL BOY ] - YouTube

1995年7月21日発売 / レッドアラーム とびだせ!ぱにボン
バーチャルボーイの立体映像は、アメリカのベンチャー企業リフレクションテクノロジー社の技術を使って開発された。元々は、航空機の整備士などが大きく扱いにくい整備マニュアルをヘッドアップディスプレイのように専用ゴーグルに投影して作業を効率化するために利用されていた。

バーチャルボーイ内部には、画像の縦解像度と同じ224個の赤色LEDを並べた1本のバーが配置され、対になった鏡が1枚装備されている。LEDバーは、50分の1秒の間に384回の点滅(画像の横解像度と同じ)を繰り返し、鏡は25分の1秒[要出典]の間に一往復の周期で高速に振動する。振動する鏡が、LEDバーの光と同期して光を反射することによって、鏡の上に画像を映し出す。

この投影システムが、右目用と左目用に個別に用意され、左右の目の視差を利用した位置に配置されることによって、立体的な映像を作り出していた。赤色単色ながら、その映像の立体感は画期的だった。また、一部では、赤青緑の3色のLEDを利用すれば、フルカラー画像の再現も可能ではないかと考えられていた。

バーチャルボーイ、どんな仮想現実が体感できた?

バーチャルボーイで遊ぶ

バーチャルボーイで遊ぶ

ちなみに当時の私の周りでは、持っている人は一人もいませんでした。
カセットは当時のスーパーファミコンとゲームボーイの中間...

カセットは当時のスーパーファミコンとゲームボーイの中間といった感じでしょうか

バーチャルボーイソフトメドレー - YouTube

出す時期が早すぎた3Dゲーム 懐かしかったので撮ってみました。携帯なので画質粗し、ソフトに一部抜けがあります。
当時の技術ではまだ、フルカラー表示は難易度が高かったのかもしれません。
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