ゼビウス
プレイするたびに謎が深まる! 〜ゼビウスの全容が明らかになるのはいつか〜
ゼビウス/XEVIOUS 1周 - YouTube
via www.youtube.com
鮮やかだった自然を舞台としたステージ展開と銀色のグラデーション、そして世界観
森や砂漠、海などの自然を舞台としたステージ展開とキャラクターの銀色のグラデーションによる表現など、当時の主流だった原色中心とは一線を画す色使いが特徴。
また、自機が敵を撃って殲滅するという根本的なゲーム性の存在だけで、ストーリーやキャラクターなどの背景設定が皆無であった当時のシューティングゲームとは一線を画し、世界観やストーリーを作り込み、戦う理由を明確にしたのが最大の特徴である。
また、隠れキャラクターや隠しコマンドなどの要素も多数。
また、自機が敵を撃って殲滅するという根本的なゲーム性の存在だけで、ストーリーやキャラクターなどの背景設定が皆無であった当時のシューティングゲームとは一線を画し、世界観やストーリーを作り込み、戦う理由を明確にしたのが最大の特徴である。
また、隠れキャラクターや隠しコマンドなどの要素も多数。
ファミコン初のキラーソフトとして爆発的人気に
ファミリーコンピュータに移植された際には、ファミコン初のキラーソフトとも呼ばれた。発売から9か月後にはゲームの難易度調整方法や隠しコマンドが発見されて大きな反響を呼び、これらを掲載した雑誌『コンプティーク』はわずか数日で完売となり、ゲーム雑誌各社にはこれら隠しコマンドに関する問合せで1日中、電話が鳴り続けたという。
これを機にユーザーがファミコンゲームに隠れ技や隠しコマンドを求める傾向が強まり、それに応じて隠しコマンドのページに力を注ぐ傾向がみられるようになり、隠れキャラクターや隠しコマンドはファミコンソフトのデファクトスタンダードともなった。
これを機にユーザーがファミコンゲームに隠れ技や隠しコマンドを求める傾向が強まり、それに応じて隠しコマンドのページに力を注ぐ傾向がみられるようになり、隠れキャラクターや隠しコマンドはファミコンソフトのデファクトスタンダードともなった。
ゲーム音楽
ゲームBGMが音楽ソフトとして販売される先駆けとなった
YMOの細野晴臣がゼビウスを好んでおり、ナムコの協力を得て『ビデオ・ゲーム・ミュージック』と『スーパー・ゼビウス』をアルファレコードからリリース。
これ以降ゲームミュージックが音楽ソフトとして発売されるようになった。
これ以降ゲームミュージックが音楽ソフトとして発売されるようになった。
via pds.exblog.jp
ゼビウスに用意された世界観
戦いの舞台は南アメリカのゼビウス軍拠点
西暦2000年、地球は超知性体ガンプに率いられたゼビウス軍の攻撃を受けた。地球よりはるかに進んだテクノロジーを有し、核兵器も含めて破壊不可能な物質イル・ドークトで武装したゼビウス軍の前に、南アメリカは制圧された。
打つ手を持たない人類に、惑星ゼビウスよりシオナイトに乗り数千年ぶりに地球に帰還したムー・クラトーとアンドロイドのイヴが救いの手を差し伸べた。彼らの語るところによれば、現在地球に侵攻しつつあるガンプは、かつて紀元前12000年の地球上に存在した文明により、人類に奉仕するために創造されたバイオコンピューターであるガンプの六つのレプリカの一つに過ぎない。
ガンプは自身のドークト(ESP能力)により逆に人類を支配しようとし、彼自身の六つのレプリカと、彼に従う人類を宇宙の六つの惑星に送り出していた。残された人類は抜け殻同然のオリジナルガンプを破壊するが、レプリカのESPにより殲滅寸前になる。
ガンプを構成する脳細胞の提供者である、ラスコ・クラトーのESPにより滅亡は免れたものの、14000年後に六つの惑星が地球を中心に交錯(ファードラウト)する時、地球上には真のガンプが再生され、全人類はガンプの奴隷となる。
ムー達の助力により、イル・ドークトを破壊するスパリオを放つ戦闘機ソル・バルウを建造した人類は、ファードラウトを阻止すべく、南アメリカのゼビウス軍拠点へと出撃する。
打つ手を持たない人類に、惑星ゼビウスよりシオナイトに乗り数千年ぶりに地球に帰還したムー・クラトーとアンドロイドのイヴが救いの手を差し伸べた。彼らの語るところによれば、現在地球に侵攻しつつあるガンプは、かつて紀元前12000年の地球上に存在した文明により、人類に奉仕するために創造されたバイオコンピューターであるガンプの六つのレプリカの一つに過ぎない。
ガンプは自身のドークト(ESP能力)により逆に人類を支配しようとし、彼自身の六つのレプリカと、彼に従う人類を宇宙の六つの惑星に送り出していた。残された人類は抜け殻同然のオリジナルガンプを破壊するが、レプリカのESPにより殲滅寸前になる。
ガンプを構成する脳細胞の提供者である、ラスコ・クラトーのESPにより滅亡は免れたものの、14000年後に六つの惑星が地球を中心に交錯(ファードラウト)する時、地球上には真のガンプが再生され、全人類はガンプの奴隷となる。
ムー達の助力により、イル・ドークトを破壊するスパリオを放つ戦闘機ソル・バルウを建造した人類は、ファードラウトを阻止すべく、南アメリカのゼビウス軍拠点へと出撃する。
ガンプ
本作のボス的存在の敵キャラ。バックグラウンドストーリー「ファードラウト・サーガ」にてゼビウスを統括している存在として描かれているものの、ゼビウス本編には登場しない。『ゼビウス ファードラウト伝説』や『ゼビウス3D/G』では実際にボスキャラクターとして登場し、倒すことが出来る。
超知性体で、元はBC12000に人間に奉仕するために作られたバイオコンピュータ。ゼビウスの言葉で「寄せ集めしもの」という意味で、ゼビウスのガンプはその6つのレプリカの1つ。初めは人類の生活の一部として使用されていたが、人々が端末によるガンプへのアクセスに感情移入しやすいよう疑似人格を植え付けるようになると、ガンプは自身の人格を形成するようになる。
やがて人類の将来を「計算」したガンプは、自身が考える人類の未来のため、自分の支配下での繁栄を試みるようになる。その過程でドークト(ESP能力)が備わっていることに気付き、ドークトにより人間を支配しようと自身のレプリカを6つの惑星へ送り、14000年後(AD2000)におこる、地球を中心とした6つの惑星の交錯「ファードラウト」を利用して地球に真のガンプを再生し、全人類を支配しようとする。
アンドアジェネシスを破壊した際にコアから飛び出す「ブラグザ」はガンプの一部。
超知性体で、元はBC12000に人間に奉仕するために作られたバイオコンピュータ。ゼビウスの言葉で「寄せ集めしもの」という意味で、ゼビウスのガンプはその6つのレプリカの1つ。初めは人類の生活の一部として使用されていたが、人々が端末によるガンプへのアクセスに感情移入しやすいよう疑似人格を植え付けるようになると、ガンプは自身の人格を形成するようになる。
やがて人類の将来を「計算」したガンプは、自身が考える人類の未来のため、自分の支配下での繁栄を試みるようになる。その過程でドークト(ESP能力)が備わっていることに気付き、ドークトにより人間を支配しようと自身のレプリカを6つの惑星へ送り、14000年後(AD2000)におこる、地球を中心とした6つの惑星の交錯「ファードラウト」を利用して地球に真のガンプを再生し、全人類を支配しようとする。
アンドアジェネシスを破壊した際にコアから飛び出す「ブラグザ」はガンプの一部。
via www.suruga-ya.jp
ゼビ語
本作の背景設定にリアリティを持たせるため、遠藤雅伸はゼビ語という独自の設定を創作した。ただし、内容的には主に名詞の造語にとどまり、人工言語という水準には全く達していない。
おかげで、New Space Orderでゼビ語を採用しようとしたスタッフらは、古い記録を漁っても文法が存在しないことに焦り、結局足りない部分は独自に作るという結論に至った。
本作に登場する自機や敵機の名前は、ゼビ語に基づいている。「ソル・バルウ」はゼビ語で「太陽の鳥」、「ガル」は「大きい」、「ボザ」は「連結」、「ギド」は「速い」、「ブラグ」は「真の、純な」を意味する。他に「イル・ドークト」は「冷たい(固定された)ESP」、「ガスト・ノッチ」は「絶好調」、「エケモゴーザ」は「ゴハンの時間です」、「オルド・ザカート・グルゼーガ」は「黄色い魔法の楽団」すなわちYMO。
ゼビ語の語感は、富野由悠季のアニメ作品に登場する固有名詞の独特な語感(遠藤は“違和感”と表現)を意識している。ゲームにSFアニメ的なエッセンスを加えるために行った設定といえる。
ゼビ語では、16進数のゼビ数字が用いられている。ゼビ数字は正方形に1本の対角線を加えた図形で表現され、それぞれの線分に0,1,2,4,8,の数価がある。それらを加算して0から15を表す。
二桁以上の数は16進数表記に直したゼビ数字を続けて発音する。例えば十進数の111は、16進数の6F(16×6+15)に直し、二桁目の6に対応する「ファー」と一桁目のF(15)の「クルト」を合わせ、「ファークルト」となる。
「ゼビウス」は「4番目」の「星」の意味である。 続編『スーパーゼビウス』のタイトルについて、後日ファンから「なぜスーパーに相当するゼビ語を使って『○○ゼビウス』と名付けなかったのか」と聞かれた遠藤は「その発想がまったくなかった」と回答している。
おかげで、New Space Orderでゼビ語を採用しようとしたスタッフらは、古い記録を漁っても文法が存在しないことに焦り、結局足りない部分は独自に作るという結論に至った。
本作に登場する自機や敵機の名前は、ゼビ語に基づいている。「ソル・バルウ」はゼビ語で「太陽の鳥」、「ガル」は「大きい」、「ボザ」は「連結」、「ギド」は「速い」、「ブラグ」は「真の、純な」を意味する。他に「イル・ドークト」は「冷たい(固定された)ESP」、「ガスト・ノッチ」は「絶好調」、「エケモゴーザ」は「ゴハンの時間です」、「オルド・ザカート・グルゼーガ」は「黄色い魔法の楽団」すなわちYMO。
ゼビ語の語感は、富野由悠季のアニメ作品に登場する固有名詞の独特な語感(遠藤は“違和感”と表現)を意識している。ゲームにSFアニメ的なエッセンスを加えるために行った設定といえる。
ゼビ語では、16進数のゼビ数字が用いられている。ゼビ数字は正方形に1本の対角線を加えた図形で表現され、それぞれの線分に0,1,2,4,8,の数価がある。それらを加算して0から15を表す。
二桁以上の数は16進数表記に直したゼビ数字を続けて発音する。例えば十進数の111は、16進数の6F(16×6+15)に直し、二桁目の6に対応する「ファー」と一桁目のF(15)の「クルト」を合わせ、「ファークルト」となる。
「ゼビウス」は「4番目」の「星」の意味である。 続編『スーパーゼビウス』のタイトルについて、後日ファンから「なぜスーパーに相当するゼビ語を使って『○○ゼビウス』と名付けなかったのか」と聞かれた遠藤は「その発想がまったくなかった」と回答している。
【シューティングゲーム(STG)の歴史】アーケードからファミコンまで、あの頃アツかったシューティングゲームについて振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
少年時代「シューティングゲーム(STG)」に燃えた人はいますか?インベーダーに始まるシューティング隆盛の歴史は、80年代がピークだとされています。ファミコンなどの家庭用ゲーム機にあってはロールプレイングゲーム(RPG)の台頭、アーケードにおいては格闘技ゲームの登場など、90年代以降は次第に存在感が薄くなってしまったシューティングゲーム、でも私たちを熱狂的にアツくさせてくれたのもまた「シューティングゲーム」でしたよね。
ゼビウスを取り巻いた噂
裏技や隠れキャラについて
噂として広まったのが「ゼビウス星」で、特定の条件を満たせば隠しキャラ「タランチュラ」が出現し、その後「ゼビウス星」が現れてエンディングになるというもの。
本作で最も有名な噂として、「バキュラは256発のザッパーを当てれば壊れる」という噂がある。しかし、通常の基板では84発以上は物理的に当てることができない。「システム上当てられないだけで、プログラム上では256発当てれば破壊できる」という噂も流れた。
ゼビウスは、破壊可能なオブジェクトは全て耐久力が1発分で、オブジェクトの状態には破壊可能/破壊不可能/弾が素通りする、の三種類しか区別はない。バキュラは破壊不能なフラグを立てて処理しているので、そもそも何発当たるかは関係がない。後の作品である『ゼビウス3D/G』では7面の最初に画面を数周してから右下に消えるバキュラがあり、こちらも連射装置付き筐体で二人プレイと3連射ディオスという条件で2,000発以上当てても壊れなかった。
「エリア7で地上絵のくちばしの先端にブラスターを連続で落とせば7万点の特別ボーナスが入る」という噂もあった。
エリア16は大変難易度が高くクリアしにくいことから、「その手前のエリア15の後半部分にはエリア16に遭遇しないためのワープゾーンが存在しており、そこで自機が破壊されるようにしたらエリア16はパスされてエリア17からスタートさせることができる」という噂もあった。
これは「各エリアの70%を進行するとミスした時は次のエリアから始まる」というプログラム上の処理が、次のエリアデータをロードしたタイミング(エリアの82.5%程度の場所)でミスした場合、すでに次のエリアをロードしているにもかかわらず実行されてしまうために都合2エリア進めるというもので、実際には15エリア以外でも実行可能である。
上記のエリアワープと同様の理由で、いずれかの地上物が出現する直前にミスになった場合、次に始まるときにエリア最初の森の上にそのキャラクターが出現することがある。
本作で最も有名な噂として、「バキュラは256発のザッパーを当てれば壊れる」という噂がある。しかし、通常の基板では84発以上は物理的に当てることができない。「システム上当てられないだけで、プログラム上では256発当てれば破壊できる」という噂も流れた。
ゼビウスは、破壊可能なオブジェクトは全て耐久力が1発分で、オブジェクトの状態には破壊可能/破壊不可能/弾が素通りする、の三種類しか区別はない。バキュラは破壊不能なフラグを立てて処理しているので、そもそも何発当たるかは関係がない。後の作品である『ゼビウス3D/G』では7面の最初に画面を数周してから右下に消えるバキュラがあり、こちらも連射装置付き筐体で二人プレイと3連射ディオスという条件で2,000発以上当てても壊れなかった。
「エリア7で地上絵のくちばしの先端にブラスターを連続で落とせば7万点の特別ボーナスが入る」という噂もあった。
エリア16は大変難易度が高くクリアしにくいことから、「その手前のエリア15の後半部分にはエリア16に遭遇しないためのワープゾーンが存在しており、そこで自機が破壊されるようにしたらエリア16はパスされてエリア17からスタートさせることができる」という噂もあった。
これは「各エリアの70%を進行するとミスした時は次のエリアから始まる」というプログラム上の処理が、次のエリアデータをロードしたタイミング(エリアの82.5%程度の場所)でミスした場合、すでに次のエリアをロードしているにもかかわらず実行されてしまうために都合2エリア進めるというもので、実際には15エリア以外でも実行可能である。
上記のエリアワープと同様の理由で、いずれかの地上物が出現する直前にミスになった場合、次に始まるときにエリア最初の森の上にそのキャラクターが出現することがある。
【ファミコン裏ワザ】無敵、最強、面セレクト、無限増殖など、誰もが知りたかったファミコンの裏技。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
裏ワザが魅力のひとつだったファミコンゲーム。裏ワザだけで雑誌の特集が組まれたり投稿コーナーが設けられたりと、ファミコンを遊び倒すうえでは重要な要素でした。誰もが知りたがったファミコンの裏ワザを大特集します。
無敵技発動の動画
ファミコン ゼビウス 裏技無敵 16エリア探訪 - YouTube
via www.youtube.com
メカデザインは遠山茂樹。発表時のキャッチコピーは「プレイするたびに謎が深まる! 〜ゼビウスの全容が明らかになるのはいつか〜」である。
『ギャラクシアン』(1979年)や『ギャラガ』(1981年)などと並ぶナムコシューティングの名作として大ヒットし、タイトーの『スペースインベーダー』(1978年)に次ぐ売り上げを記録。後にさまざまなパソコン、家庭用ゲーム機に移植された。