まずは有名な「最初はグー!」
TBS「八時だよ全員集合」の1コーナーで志村けんと仲本工事がやったのが一般化したもの。
コーナーとしては西部劇の酒場のようなセットに志村、仲本の両名がやってくる。
そして2人の決闘がはじまるのだが決闘の方法はじゃんけん。
その時の掛け声が
「最初はグー。またまたグー。いかりや長介あたまはパー。正義は勝つ(ここでガッツポーズ)。じゃんけんぽん。」
であった。
ドリフとスタッフとの飲み会の時に誰が、お金を支払うかと言う時に
じゃんけんで決めようとなり、その音頭を志村けんさんがとり
じゃんけん大会をしたそうです。
しかし、あまりにもバラバラでじゃんけんをだすので、
志村さんがじゃぁ「最初は、ぐー」とやりだしたそうです。
その後、そのねたが全員集合でネタとしてやったら客席が盛り上がり
色々な子どもが真似し始めたと「志村けんさんが」
言っていました。
これも定番「あっち向いてほい!」
桂三枝さんが発明して、萩本欽一さんが世に広めたということらしいです。
三枝さん、本当なら大天才!
「ピース!」
歴史上の様々な解釈もあるようですが、子どものころの使っていたピースは井上順のCMの影響ともされているようですね。
日本人が撮影される時にピースサインをするのは、
井上順がカメラのCMでアドリブでピースサインをした影響だとも言われている。
子供の場合、ただピースサインをするだけではなく、
大きい声で撮影者に向かって「ピース」といっていた。
1969年にヒットしたドラマ、「サインはV」の中で、ピースサインに似ている仕草を見たことがあります。
「はい、チーズ!」
「ハイ、チーズ!」の起源は英語の cheers からだと聞いた事があります。
プログレッシブ英和中辞典によると、cheer には ((形式または文))「気分, きげん, 陽気」という意味がなされているので
「はい、陽気に振舞って~!」的なニュアンスなのでしょうか。
1963年(昭和38年)の雪印チーズのCMがきっかけといわれています。このCMは外国人の女性モデルにチーズを持たせて「ハイ、チーズ」とポーズをとらせたCMでしたが、それまでポーズをとるときの決まり文句が無かった日本にとって強いインパクトを与えました。そして折からのカメラブーム(ライカが有名でした)が追い風になり、日本中に広まりました。
いっかりや チョーすっけ
あったまは パー!
と続きますね。