UFO仮面ヤキソバンとは
UFO仮面ヤキソバンは、1993年~1995年にかけて日清食品の商品「日清焼そばU.F.O」のコマーシャルで登場したオリジナルキャラクターです。
マイケル富岡扮するヤキソバンが、デーブ・スペクター演じる悪役ケトラーと様々な戦いを演じて話題となりました。
シュールなジョークCMながら世界観が意外にしっかりしていて、CMなのに「続きが気になる」と感じたのは筆者だけではないはずです。
マイケル富岡扮するヤキソバンが、デーブ・スペクター演じる悪役ケトラーと様々な戦いを演じて話題となりました。
シュールなジョークCMながら世界観が意外にしっかりしていて、CMなのに「続きが気になる」と感じたのは筆者だけではないはずです。
UFO仮面ヤキソバン
via www.youtube.com
日清UFOのコマーシャルは人気を博し、様々なパターンのCMが放映されました。
胸にUFOではなくUSO(ウソ)の文字が刻まれた偽ヤキソバンは、なぜかオスマン・サンコンというキャスティングも面白いですよね。
胸にUFOではなくUSO(ウソ)の文字が刻まれた偽ヤキソバンは、なぜかオスマン・サンコンというキャスティングも面白いですよね。
UFO仮面ヤキソバンに関連する様々な懸賞プレゼント
via pixabay.com
日清のオリジナルキャラクター「ヤキソバン」は、そのインパクトから当時かなりの人気を誇っていました。
人気も後押ししたのか、日清はヤキソバングッズが当たる様々なキャンペーンを打ち出しています。
懸賞に応募すると当たる物として
・ヤキソバン一輪車
・ヤキソバン寝袋(ヤキソバンの着ぐるみ風)
・スーパーファミコン用オリジナルゲームソフト(非売品)
・テント
などがありました。
上記から判るように、元々はUFOの懸賞キャンペーン用に日清がオリジナルゲームとして製作したソフトが「ヤキソバンのゲームソフト」の元祖となります。
人気も後押ししたのか、日清はヤキソバングッズが当たる様々なキャンペーンを打ち出しています。
懸賞に応募すると当たる物として
・ヤキソバン一輪車
・ヤキソバン寝袋(ヤキソバンの着ぐるみ風)
・スーパーファミコン用オリジナルゲームソフト(非売品)
・テント
などがありました。
上記から判るように、元々はUFOの懸賞キャンペーン用に日清がオリジナルゲームとして製作したソフトが「ヤキソバンのゲームソフト」の元祖となります。
まさかの商品化!UFO仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀
via www.amazon.co.jp
元々は日清が懸賞用の景品として製作した非売品のソフトでしたが、1994年にDEN'Z(デンズ)という会社がスーパーファミコン用のソフトとして商品化して販売しました。
驚くべき事に、景品用として配布された非売品版とゲーム内容はほぼ一緒だったそうです。
ちなみに、↓が景品として配布された非売品版のプレイ動画
驚くべき事に、景品用として配布された非売品版とゲーム内容はほぼ一緒だったそうです。
ちなみに、↓が景品として配布された非売品版のプレイ動画
UFO仮面ヤキソバン 【TAS】
via www.youtube.com
そして、DEN'Zがスーパーファミコンソフトとして販売したソフトのプレイ動画が↓
【SFC】UFO仮面ヤキソバンをノーコンティニュークリアするの巻
via www.youtube.com
確かにゲーム開始時に表記されるロゴが日清→DEN'Zに変更されていたり、冒頭でヤキソバンが当選おめでとう!君はツイてる人だ!などのメッセージが消えてるなどの違いはありますが・・・。
ほとんど懸賞用として開発されたソフトを、そのまま販売したような内容がまかり通ったのも時代なのでしょうか。
版権をそのまま買い取って販売した?としか思えないですが、真相については公表されていません。
ほとんど懸賞用として開発されたソフトを、そのまま販売したような内容がまかり通ったのも時代なのでしょうか。
版権をそのまま買い取って販売した?としか思えないですが、真相については公表されていません。
景品用としてはかなり作り込まれたゲーム性だが・・・
非売品で懸賞の景品用として配布された事を考えると、非常によく出来たゲームだったと言えます。
ゲーム内容自体は、ファミコン時代からお馴染みの横スクロール型アクションゲームでした。
熱血硬派くにおくんや、ファイナルファイトシリーズに似たゲームと言えば判りやすいでしょうか。
日清のCMとして放映されていたヤキソバンの世界観を大事にしている事が伝わる内容で、お湯を注いでから完成するまでの「3分間」がステージの制限時間になっているなど、細部にまでこだわりが感じられるゲーム性でした。
ゲーム内容自体は、ファミコン時代からお馴染みの横スクロール型アクションゲームでした。
熱血硬派くにおくんや、ファイナルファイトシリーズに似たゲームと言えば判りやすいでしょうか。
日清のCMとして放映されていたヤキソバンの世界観を大事にしている事が伝わる内容で、お湯を注いでから完成するまでの「3分間」がステージの制限時間になっているなど、細部にまでこだわりが感じられるゲーム性でした。
via pixabay.com
しかしスーパーファミコンソフトとして市販された場合で考えると、物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか。
発売当時、「UFO仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀」の定価は5,980円。
景品だったものを、そのまま商品化しただけにしてはお高い値段設定です。
操作ボタンの設定が、他の有名アクションゲームと真逆(しかも変更不可)だったり、必殺技より通常攻撃の方が強いなど景品版で残念な部分を改善していれば・・・。
結局、景品版と全く同じ内容だった事もありスーファミソフトとしてのヤキソバンは話題性こそあれど、今一つな評価だったことは言うまでもありません。
繰り返しになりますが、景品だった事を考えれば非常によくできたゲーム内容ですよ!
発売当時、「UFO仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀」の定価は5,980円。
景品だったものを、そのまま商品化しただけにしてはお高い値段設定です。
操作ボタンの設定が、他の有名アクションゲームと真逆(しかも変更不可)だったり、必殺技より通常攻撃の方が強いなど景品版で残念な部分を改善していれば・・・。
結局、景品版と全く同じ内容だった事もありスーファミソフトとしてのヤキソバンは話題性こそあれど、今一つな評価だったことは言うまでもありません。
繰り返しになりますが、景品だった事を考えれば非常によくできたゲーム内容ですよ!
おまけ ヤキソバンCMのその後
日清がUFOのCMとして作りだしたヤキソバンシリーズは、その後も様々なストーリーを展開しています。
ヤキソバン不在の中、突如現れたヤキソバニーを松雪泰子が演じています。
また、2016年には新シリーズとしてスター・ウォーズの世界観をオマージュした新たな展開のCMも放映されています。
ヤキソバンの人気が地に落ちた事にショックを受けて、闇落ちしてダース・ベイダー風の悪の帝王になったり、息子として登場するヒーロー・ソース(吉川晃司)に倒されたりと、時代が変わっても面白いCMでお茶の間を楽しませてくれました。
余談ですが、なぜヤキソバンにマイケル富岡が起用されたのか不思議に思いますよね。
当時の関係者によれば、UFOの濃い味付けのソースをイメージさせる「ソース顔」が決め手だったとか。
日清のCMを作成したスタッフたちのハイセンスには脱帽です。
ヤキソバン不在の中、突如現れたヤキソバニーを松雪泰子が演じています。
また、2016年には新シリーズとしてスター・ウォーズの世界観をオマージュした新たな展開のCMも放映されています。
ヤキソバンの人気が地に落ちた事にショックを受けて、闇落ちしてダース・ベイダー風の悪の帝王になったり、息子として登場するヒーロー・ソース(吉川晃司)に倒されたりと、時代が変わっても面白いCMでお茶の間を楽しませてくれました。
余談ですが、なぜヤキソバンにマイケル富岡が起用されたのか不思議に思いますよね。
当時の関係者によれば、UFOの濃い味付けのソースをイメージさせる「ソース顔」が決め手だったとか。
日清のCMを作成したスタッフたちのハイセンスには脱帽です。