第11回日本アカデミー賞
第11回日本アカデミー賞は1988年2月18日に東京プリンスホテルで開催された日本アカデミー賞発表・授賞式である。司会は武田鉄矢と斉藤由貴。
最優秀作品賞『マルサの女』
『マルサの女』は、国税局査察部、通称“マルサ”に勤務する女性査察官と、巨額脱税者の切迫した戦いの様子を描いた映画。 翌年には続編の『マルサの女2』が製作された。
伊丹十三監督は、本作制作の動機を聞かれると、『お葬式』などのヒットによる収益を「税金でごっそり持って行かれ、税金や脱税について興味が湧いたため」と話している。
伊丹十三監督は、本作制作の動機を聞かれると、『お葬式』などのヒットによる収益を「税金でごっそり持って行かれ、税金や脱税について興味が湧いたため」と話している。
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優秀作品賞は以下の通り。
竹取物語
ハチ公物語
夜汽車
吉原炎上
竹取物語
ハチ公物語
夜汽車
吉原炎上
最優秀監督賞:伊丹十三『マルサの女』
伊丹十三監督は京都府京都市出身。『お葬式』での監督デビューは51歳の時だったが、それまでの俳優やクリエイターの職で培った経験を活かして大ヒット作品に仕上げた。その後も『タンポポ』『あげまん』『大病人』『静かな生活』『マルタイの女』などヒット作を連発する。
俳優としての活躍には、1983年公開の『家族ゲーム』『細雪』でのキネマ旬報助演男優賞の受賞などがある。
俳優としての活躍には、1983年公開の『家族ゲーム』『細雪』でのキネマ旬報助演男優賞の受賞などがある。
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優秀監督賞と作品は以下の通り。
市川崑(映画女優/竹取物語)
大森一樹(恋する女たち/トットチャンネル)
五社英雄(吉原炎上)
山下耕作(夜汽車/竜馬を斬った男)
市川崑(映画女優/竹取物語)
大森一樹(恋する女たち/トットチャンネル)
五社英雄(吉原炎上)
山下耕作(夜汽車/竜馬を斬った男)
最優秀主演男優賞:山崎努『マルサの女』
山崎努は千葉県松戸市出身。妻は元宝塚歌劇団星組出身の黛ひかる。
1963年、黒澤明監督作品の『天国と地獄』で誘拐犯・竹内銀次郎役を演じて注目された。
1984年の『お葬式』以降、伊丹十三監督作品に連続起用されている。
『マルサの女』では、裏社会や政界と付き合いのあるラブホテルの経営者、権藤英樹を演じた。
1963年、黒澤明監督作品の『天国と地獄』で誘拐犯・竹内銀次郎役を演じて注目された。
1984年の『お葬式』以降、伊丹十三監督作品に連続起用されている。
『マルサの女』では、裏社会や政界と付き合いのあるラブホテルの経営者、権藤英樹を演じた。
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優秀主演男優賞は以下の通り。
緒形拳(女衒)
陣内孝則(ちょうちん)
津川雅彦(別れぬ理由)
時任三郎(永遠の1/2/紳士同盟/ハワイアン・ドリーム)
緒形拳(女衒)
陣内孝則(ちょうちん)
津川雅彦(別れぬ理由)
時任三郎(永遠の1/2/紳士同盟/ハワイアン・ドリーム)
最優秀主演女優賞:宮本信子『マルサの女』
宮本信子は北海道小樽市生まれ、愛知県名古屋市育ち。夫は伊丹十三。長男は池内万作。伊丹作品には全て出演している。伊丹十三の監督デビュー作である『お葬式』に主演してブレイクし、この『マルサの女』ではさらに人気を博した。
『マルサの女』では港町税務署員からマルサに異動した仕事一筋の女、板倉亮子を演じての受賞。
『マルサの女』では港町税務署員からマルサに異動した仕事一筋の女、板倉亮子を演じての受賞。
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優秀主演女優賞は以下の通り。
斉藤由貴(恋する女たち/トットチャンネル)
十朱幸代(極道の妻たちII/螢川、夜汽車)
三田佳子(別れぬ理由)
吉永小百合(映画女優)
斉藤由貴(恋する女たち/トットチャンネル)
十朱幸代(極道の妻たちII/螢川、夜汽車)
三田佳子(別れぬ理由)
吉永小百合(映画女優)
最優秀助演男優賞:津川雅彦『マルサの女』
津川雅彦は京都府京都市出身。1956年の映画『狂った果実』で本格デビューした。1960年には大島渚監督の『太陽の墓場』など多くの話題作に出演。2000年にはNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』で主役の徳川家康を演じる。
『マルサの女』では主役の板倉亮子の上司である花村役を演じている。
『マルサの女』では主役の板倉亮子の上司である花村役を演じている。