『コレクター・ユイ』(1999年) モチーフとなったのは『南総里見八犬伝』。
『コレクター・ユイ』(1999年)
NHKオリジナルアニメの第5作目である。タイトルの「コレクター」とは英語で訂正者を意味する「Corrector」のことであり、収集家を意味する「Collector」のことではない。モチーフとなったのは『南総里見八犬伝』(厳密には過去にNHK総合テレビで放送された人形劇 「新八犬伝」)である。
時は(1999年現在)近未来の西暦20XX年。コムネットと呼ばれる仮想空間を舞台に、様々なトラブルを春日結が「コレクター・ユイ」に変身して解決していく。第1期は世界支配をもくろむグロッサーを封じるためにコレクターズを集結させ戦う。第2期はグロッサーを元の状態に戻した数か月後の話で、新型の強力コンピュータウイルス、バグルスの発生原因を探る。
春日 結(かすが ゆい) / コレクター・ユイ
声 - 大本眞基子
この作品の主人公。私立スクロール学園中等部に通う中学2年生。ウェーブがかった茶髪が特徴。夢は漫画家と声優。コンピューター、料理作りが苦手だが、篠崎愛の個人レッスンを受け、タイピングはある程度上達した。
明るくどんな時も諦めない強さと、たとえ敵でも相手を思いやる優しさを持っている。コンピューターの授業中にIRと出会い、それが縁でコレクター・ユイとなる。エレメントスーツが着られるという理由でコレクターになった。
決めゼリフは「さぁ、今日もコレクター・ユイで決めるわよ!(変身後)」と「ごみばこポイポイのポイよ!(イニシャライズ時)」であったが、第1期のラストで「もうポイポイしない」と宣言したため、第2期には後者の決めゼリフは使われなくなった(なお第2期1話にて一度だけ、決めゼリフとしてではないが「ごみばこ - 」が使用されている)。
『東京ミュウミュウ』(2002年〜2003年)
『東京ミュウミュウ』(2002年〜2003年)
『美少女戦士セーラームーン』を初めとする、5人で戦う美少女戦隊ものの作品である。また、環境問題もテーマに入っており、人間社会における自然破壊やゴミに対する環境破壊や汚染などが要素に含まれていて人類がいかに「環境」について考えるべきかを一つのテーマとしている。
テレビ愛知製作、テレビ東京系列で2002年4月6日から2003年3月29日まで放送された。全52話。
また、男児向け作品が主体であったテレビ愛知土曜8:00枠で初の女児向け作品として放送された。
物語前半でのオープニングの冒頭ナレーションではシリアスな雰囲気で触れ込まれているが、物語中盤以降は主人公・いちごによる語り手で触れ込まれている。
アニメ版では、「ミュウミュウ○○○、メタモルフォーゼ!」の掛け声の後、手のひらにすっぽり収まるサイズの、金色のアイテム(ミュウイチゴのアザと同じ模様が刻まれている)にキスを落とすことで、それぞれ単独で変身することが出来る。このアイテムは変身完了時にチョーカーに下がっている。
桃宮いちごが変身する。イリオモテヤマネコのDNAが入っている。アザの位置は右太ももの内側の、股の付け根。変身すると語尾にやたらと「〜にゃん」が付く。イメージカラーはピンク。特徴は黒いネコ耳・尻尾と尻尾に巻かれた鈴つきの赤いリボン。
ミュウミント
藍沢みんとが変身する。ノドジロルリインコのDNAが入っている。アザの位置は背中(肩胛骨の間)。イメージカラーはアクアブルー。特徴は背中に生えた紺色の翼とお尻の尾羽。
ミュウレタス
碧川れたすが変身する。イルカの仲間であるスナメリのDNAが入っている。アザの位置は胸元の上(鎖骨の下辺り)。イメージカラーは緑。特徴は頭から伸び、身体を取り巻くようについている白い布のようなもの(アニメでは変身完了時以外、短く省略されている)。
ミュウプリン
黄歩鈴が変身する。サルの仲間であるゴールデンライオンタマリンのDNAが入っている(本人は“ゴールデンライオンタマリンのDHA”と勘違いしていた)。アザの位置は額。イメージカラーは黄色。特徴は茶色の耳と先端がくるりと巻いた尻尾。
ミュウザクロ
藤原ざくろが変身する。ハイイロオオカミのDNAが入っている。アザの位置はおへその周り。イメージカラーは紫。特徴は薄茶色のイヌ耳と尻尾。
ミュウミュウは知名度で完全にプリキュアシリーズに負けているため、Yes!プリキュア5から入って東京ミュウミュウを見てしまうとどうしても「これプリキュアのパクり?」になってしまう。
間違いのないように申し上げるが、ミュウミュウは原作2000年開始、アニメ2002年開始で、プリキュア5は2007年開始であり、確実に「ミュウミュウを参考に作ったのがプリキュア5」である。
『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』(2003年〜2004年) 歌と人魚をテーマとして取り入れ、歌を使った戦闘をメインとした。
『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』(2003年〜2004年) 歌と人魚をテーマとして取り入れ、歌を使った戦闘をメインとした。
テレビアニメ版はテレビ愛知・テレビ東京系列局で『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』、『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア』というタイトルで2期まで放送された。
2003年4月5日、テレビ愛知で放送開始。全52話。
監督・ふじもとよしたかの作である、少女達の無邪気でギャグタッチな奇行の青春ストーリー。メインヒロインである3人の視点から描いた日常ストーリーがメインで、彼女らと海斗、その友人らが様々な事をしたり様々なイベントに参加する話が多い。
マーメイドプリンセス:七海 るちあ(ななみ るちあ)・宝生 波音(ほうしょう はのん)・洞院 リナ(とういん リナ)
主人公。北太平洋のマーメイドプリンセス。真珠の色はピンク。ある事情からかつて手放した自分の真珠を探すため陸に上がり、中学校に通う。
宝生 波音(ほうしょう はのん)
るちあのクラスメート。実は南大西洋のマーメイドプリンセス。真珠の色は水色。
洞院 リナ(とういん リナ)
るちあのクラスの転入生。実は北大西洋のマーメイドプリンセス。真珠の色は緑。校内では何故か男子制服を着ている。
七海 るちあ(ななみ るちあ)・宝生 波音(ほうしょう はのん)・洞院 リナ(とういん リナ)
変身のかけ声は「ピンクパールボイス」。決め台詞は「ラブ♥シャワーピッチ」。アニメでは共通でこの決め台詞が使われる。
人間姿では茶色の目で、やや癖のある茶色のセミロングをツーサイドアップのように結い、赤いリボンをつけている。外ではいつも赤いブーツを履いている。マーメイドプリンセスで唯一、真珠の色と髪・目の色が違い、髪型も大きく変わる。
宝生 波音(ほうしょう はのん)
変身のかけ声は「水色パールボイス」。決め台詞は「プリティー♡シュガーピッチ」。
人間の姿では、ウェーブがかかった髪は短く、色が濃くなるほか、右目付近の前髪を2本のアメピンで留めている。目の色は茶色。マーメイドの時は髪が長くなり、ヘアピンも大小二つのヒトデ型(オレンジ色)になる。なお、目は青に変化する。服装や衣装はベアトップ系のものが多い。
洞院 リナ(とういん リナ)
変身のかけ声は「グリーンパールボイス」。決め台詞は「クール・シャインピッチ」。
人間の姿では黒に近い緑の髪に銀色の瞳を持つ。人間姿とマーメイド姿の外見は、るちあや波音と比べあまり変わらないが、髪色と目の色が若干異なっている(髪色は若干明るく、目は緑色に変化)。アクセサリーのイメージは巻貝。
『プリキュアシリーズ』(2004年〜) 肉弾戦の描写に力を入れた「魔法少女格闘物」を標榜し、ロングランヒットとなっている。
『ふたりはプリキュア』 元気で運動が得意な「なぎさ」と勉強が得意な「ほのか」。正反対のヒロイン。
2004年(平成16年)2月1日 - 2005年(平成17年)1月30日 全49話
『ふたりはプリキュア Max Heart』
2005年(平成17年)2月6日 - 2006年(平成18年)1月29日 全47話
従来の魔法中心よりは、肉弾戦的な格闘シーンなど少女アニメでは見られなかった派手な戦闘シーンが特徴。その斬新な試みから、女児にとどまらず幅広い層に人気を集め、大ヒット作となった。玩具においても100億円以上の収入を記録し、玩具業界の常識を覆した。
美墨 なぎさ(みすみ なぎさ) / キュアブラック
雪城 ほのか(ゆきしろ ほのか) / キュアホワイト
九条 ひかり(くじょう ひかり) / シャイニールミナス
美墨なぎさは、ラクロス部のエース。雪城ほのかは、学年トップの成績優秀少女。
お互いまともに話したことも無かった様な正反対の二人が、光の園からやってきたメップルとミップルに出会い、プリキュアに変身するうちに段々と距離を縮めていき、ドツクゾーンからプリズムストーンを守る為に力を合わせて戦う。
『プリキュアシリーズ』(2004年〜)の変身シーン All Precure Transformations! (Cure Black to Cure Magical)
2005年:ふたりはプリキュアMaxHeart
2006年:ふたりはプリキュアSplash☆Star
2007年:Yes!プリキュア5
2008年:Yes!プリキュア5GoGo!
2009年:フレッシュプリキュア!
2010年:ハートキャッチプリキュア!
2011年:スイートプリキュア♪
2012年:スマイルプリキュア!
2013年:ドキドキ!プリキュア
2014年:ハピネスチャージプリキュア!
2015年:Go!プリンセスプリキュア
2016年:魔法つかいプリキュア!
『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』の「夢原 のぞみ(ゆめはら のぞみ) / キュアドリーム」は元気で明るいオバカキャラ。勉強も運動もできないドジっ子。
『Yes!プリキュア5』以降は、ピンクヒロインがリーダー役になる。プリキュアのピンクは、オバカキャラが非常に多い。
『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』
夢原 のぞみ(ゆめはら のぞみ) / キュアドリーム
夏木 りん(なつき りん) / キュアルージュ
春日野 うらら(かすがの うらら) / キュアレモネード
秋元 こまち(あきもと こまち) / キュアミント
水無月 かれん(みなづき かれん) / キュアアクア
美々野くるみ(ミルク) / ミルキィローズ