空海の旅
海外での活動も大きく展開されていく中、喜多郎さんに転機が訪れます。
それは2001年の同時多発テロでした。
それは2001年の同時多発テロでした。
via tse1.mm.bing.net
2001年9月11日、喜多郎はアメリカへ戻るために乗っていた飛行機がハワイへ緊急着陸。同時多発テロが発生し自分もそこに居合わせたひとりであることを知る。 同時多発テロを巡るさまざまな情報が錯綜する中で、『音楽家としてこの混沌とした社会の平和のために貢献できることとは』、こう問いかけるプロセスの中で子供の頃、毎日のように耳にしていた鐘の音を思い出す。また、数年前にNHKで四国遍路八十八ヶ所を巡るお遍路さんの取材をしたとき、鐘の響きが長い遍路旅をするお遍路さんの表情を和らげたことを思い出した。 これをきっかけに四国八十八ヶ所の鐘の音を録音、音楽モティーフとし、平和へ向けた祈りを大きなテーマとした全88曲の音楽を制作するプロジェクトを始めることを決意した。
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via pds.exblog.jp
「誰かのために自分のできることをする」
喜多郎さんは『日本の音』で、動き出しました。
喜多郎さんは『日本の音』で、動き出しました。
2003年に「空海の旅(Sacred Journey of Ku-Kai)」をリリース。
2005年2月には「空海の旅2(Sacred Journey of Ku-Kai 2)」をリリースし、第48回グラミー賞にノミネートされる。2007年には、「空海の旅3(Sacred Journey of Ku-Kai3)」が第50回グラミー賞にノミネートされ、喜多郎は日本人として快挙となるグラミー賞12度目のノミネーションを果たす。 喜多郎は現在も鐘の音の録音を続け、このプロジェクトをライフワークと称し88番寺までの曲の完成を目指す。
via www.youtube.com
誰もが日々忙しくしていますが、時折、喜多郎さんの曲を聴きながら
ちょっと立ち止まる時間があってもいいかなと思います。
あなたは、いかがですか?
ちょっと立ち止まる時間があってもいいかなと思います。
あなたは、いかがですか?