東映アニメ映画『1000年女王』の音楽を担当
1978年にソロとして活動を始めます。
その2年後に手がけた『シルクロード』のテーマ曲が喜多郎さんの代表曲となり、その名が日本中に知られるようになります。
その年には、アルバム『シルクロード・絲綢之路』『シルクロード・絲綢之路 II』を、
翌年1981年には、アルバム『敦煌』さらに『氣』を発表。
そして『1000年女王』の音楽を担当する話が持ち上がり、実際に1982年映画公開となりました。
その2年後に手がけた『シルクロード』のテーマ曲が喜多郎さんの代表曲となり、その名が日本中に知られるようになります。
その年には、アルバム『シルクロード・絲綢之路』『シルクロード・絲綢之路 II』を、
翌年1981年には、アルバム『敦煌』さらに『氣』を発表。
そして『1000年女王』の音楽を担当する話が持ち上がり、実際に1982年映画公開となりました。
via www.youtube.com
「メーテル」の歴史:『新竹取物語 1000年女王』『銀河鉄道999』『メーテルレジェンド 交響詩 宿命』『宇宙交響詩メーテル 銀河鉄道999外伝』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
映画の内容については、ガンモさんがとても詳しくまとめられていますので、こちらをどうぞ。
via www.fanfan1.com
そのちょっとした喜多郎ブームの中でのアニメーション映画「1000年女王」のBGM担当は、ファン層をより若年層、というか幼年層にまで広げたのではないでしょうか。昭和59(1984)年に出版された「天界から飛雲までの集大成と喜多郎語録」の「1000年女王」の章の中で喜多郎さんは、
「僕の音楽を子供達が知ってくれたという意味でこの仕事は大きかった。子供からのファンレターは結構シビアではっきり書いて来る、しかしそれは検討材料になる」(要約)
とコメントされています。
映画「1000年女王」のパンフレットには、昭和56(1981)年7月に音楽担当が喜多郎さんに決定したこと、翌月に零時社(原作者松本零士さんのスタジオ)に喜多郎さんが訪れて松本さんと打ち合わせをしている場面や、東映動画とおぼしき場所で絵コンテを見ている喜多郎さんの様子、翌年1月には音楽が完成していたこと等が載っていました。「〜喜多郎語録」によると、締め切りまでの時間が短かったにもかかわらず完成が速かったので、東映動画側が驚いたとのことです。
挿入歌『星空のエンジェル・クィーン』デラ・セダカさんが歌っています。
喜多郎さんの曲に歌声がつくのも素敵ですね。
喜多郎さんの曲に歌声がつくのも素敵ですね。
via www.youtube.com
活躍の場を世界へ
その後、喜多郎さんは活躍の場を海外に広げ始めます。
1985年、米国ゲフィンレコードから6枚のアルバムがリリース。
1986年、ゲフィンレコードと全世界の独占契約を結び、アルバム「天空」を発表します。
1985年、米国ゲフィンレコードから6枚のアルバムがリリース。
1986年、ゲフィンレコードと全世界の独占契約を結び、アルバム「天空」を発表します。
1990年、日本古来の物語と世界に伝わる伝説との融合を試みた雄大なコンセプトアルバム『古事記』を発表。
米国ビルボード誌のニューエイジ部門アルバム・チャートで日本人初の8週連続第1位を獲得し、アメリカでの人気が不動のものとなりました。
米国ビルボード誌のニューエイジ部門アルバム・チャートで日本人初の8週連続第1位を獲得し、アメリカでの人気が不動のものとなりました。
via tse1.mm.bing.net
この曲は『古事記』に収録されているものです。
via www.youtube.com
1993年4月、ロサンゼルス (U.S.A.) に本拠地のある「ドーモレコード DOMO Records Inc., (DOMO Music Group)」に移籍。翌年『MANDALA』を発表し、世界中でのコンサートも続ける。また、オリバー・ストーン監督作品映画『天と地 (Heaven & Earth)』の音楽監督を務め、同名のサウンドトラック・アルバムを発表し、翌年1994年の第51回ゴールデングローブ賞、作曲賞を受賞する。
映画『天と地』
『天と地』(原題:Heaven & Earth)は、1993年制作のアメリカ映画。オリバー・ストーン脚本・監督。出演はトミー・リー・ジョーンズ、ハイン・S・ニョール、ジョアン・チェン、ヘップ・ティ・リーなど。『プラトーン』(1986年)、『7月4日に生まれて』(1989年)と併せて、ストーン監督のベトナム戦争三部作をなす。
Photo slide music by Kitaro.
via www.youtube.com
深く力強い音楽です。
スライドもきれいですが、目を閉じて聴いていただいてもいいかもしれませんね。
スライドもきれいですが、目を閉じて聴いていただいてもいいかもしれませんね。