短距離界に咲いた大輪の花!フラワーパーク
2016年11月25日 更新

短距離界に咲いた大輪の花!フラワーパーク

1996年はG1レースが三つ増設された日本の競馬界において革新的な年だった。その内の一つが高松宮記念で、春のスプリント王決定戦という位置付けだった。それを初めて制覇したのがフラワーパーク。そんなスプリント女王の駆け抜けた道を振り返っていきたい。

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デビューから初重賞制覇まで

フラワーパークのデビューは3歳10月という非常に遅いデビューだった。
初戦は惨敗したものの、その後順調に勝ち上がり、重賞初出走と
なったシルクロードステークスでG1実績のある馬を破り、重賞制覇
次のレースに弾みをつけるのであった。
フラワーパーク : シルクロードステークス(シルクロードS)の歴代勝ち馬 - NAVER まとめ (1600691)

短距離女王の誕生

フラワーパークはG1に昇格して初めてのレースをむかえる
高松宮杯(現在は高松宮記念)に出走をする。
このレースはなんといっても注目されたのは、三冠馬ナリタブライアンだった。
その他にもヒシアケボノやビコーペガサスなどの実績馬が揃う中
フラワーパークはあっさりと抜け出し、先頭でゴールを駆け抜ける。
新たな短距離女王誕生の瞬間であった。
 (1600693)

三冠馬ナリタブライアンが注目を浴びる中、直線であっさりと抜け出したフラワーパークだった。

1996年5月19日(日) 2回中京2日 第26回 高松宮杯(GI) サラ系4歳以上 1200m 芝・左 (混合)(指定) オープン 定量 天候:晴 芝:良 1番人気 7番ヒシアケボノ(角田晃一) 2番人気 5番ナリタブライアン(武豊) 3番人気 10番フラワーパーク(田原成貴) レース結果 着差 人気 1着⑩フ...

1センチメートルの死闘

休み明けのCBC賞を2着としたフラワーパークはスプリントG1連覇をかけ
スプリンターズステークスに出走する。
逃げるエイシンワシントンに詰め寄るも、エイシンワシントンも譲らない
二頭が鼻面を並べたところがゴール。
長い長い写真判定の末、フラワーパークが勝利した。
その差は僅か1センチメートルであった。

1996年12月15日(日) 6回中山6日 天候: 晴 馬場状態: 良 11R 第30回 スプリンターズステークス フラワーパーク 3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 11頭立 1 フラワーパーク 2 エイシンワシントン 3 シンコウキング 4 ヒシアケボノ 5 スギノハヤカゼ 6...
【競馬】G1に1cm届かず・・・エイシンワシントン死亡 : 競馬ろまん亭 (1600694)

ハナのハナ差勝利

ハナのハナ差勝利

JRA賞受賞

春秋スプリントG1制覇の実績が評価され
フラワーパークは最優秀短距離馬、最優秀父内国産馬に選出される
最優秀4歳以上牝馬は惜しくもダンスパートナーに譲ったが
1996年に活躍した馬の一頭と言えるだろう。
日刊競馬で振り返るGI - 1996年高松宮杯(フラワーパーク) (1600684)

その後のフラワーパーク

翌年も現役を続けたフラワーパークだったが
前年ほどの勢いは無く、この年は1勝もできずに終わった。
この年で引退をし、繁殖生活へと入ることとなる。
産駒には今のところ安田記念2着のヴァンセンヌがいるが
母のスピードを受け継ぐ産駒はまだまだ出てくるはずだと
期待をせざるをえない。
フラワーパーク|競走馬データ- netkeiba.com (1600687)

ヴァンセンヌは東京新聞杯制覇、安田記念2着と活躍

ヴァンセンヌは東京新聞杯制覇、安田記念2着と活躍

ライバル、エイシンワシントン

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