最後に
いかがだっただろうか?
何といっても驚いたのは、ヒロインとバブとの少女マンガ的な交流が描かれている点!映画ではバブを演じたハワード・シャーマンの名演技もあり、まるで人間の様に感情豊かなバブが見られるのだが、このコミカライズ版では敢えてバブを無機質な物として描いており、逆にそこが死後も行き続けなければならないゾンビの悲しみを表現していて、実に見事!
ローガン博士の復讐に際して、ゾンビとして襲い掛かるのでは無く、最後まで生前の記憶に従って銃で攻撃したバブ。その人間としての誇りを忘れない姿勢にこそ、我々観客は興奮させられた訳だ。
今まで散々銃で頭を吹き飛ばされて来たゾンビ側が、本作のラストでは悪人を銃で撃つ!この部分だけ見ても、ロメロ監督作品の素晴らしさがお分かり頂けると思う。
実はこの時期の月刊ハロウィンには、毎月こうしたホラー映画のコミカライズ版が掲載されており、ホラー映画ファンには「えっ、これがコミックに?」と思わず口に出してしまいそうな、マニア好みのラインアップが組まれていたのだった。
次回以降、そちらも随時紹介して行く予定なので、どうぞお楽しみに!
何といっても驚いたのは、ヒロインとバブとの少女マンガ的な交流が描かれている点!映画ではバブを演じたハワード・シャーマンの名演技もあり、まるで人間の様に感情豊かなバブが見られるのだが、このコミカライズ版では敢えてバブを無機質な物として描いており、逆にそこが死後も行き続けなければならないゾンビの悲しみを表現していて、実に見事!
ローガン博士の復讐に際して、ゾンビとして襲い掛かるのでは無く、最後まで生前の記憶に従って銃で攻撃したバブ。その人間としての誇りを忘れない姿勢にこそ、我々観客は興奮させられた訳だ。
今まで散々銃で頭を吹き飛ばされて来たゾンビ側が、本作のラストでは悪人を銃で撃つ!この部分だけ見ても、ロメロ監督作品の素晴らしさがお分かり頂けると思う。
実はこの時期の月刊ハロウィンには、毎月こうしたホラー映画のコミカライズ版が掲載されており、ホラー映画ファンには「えっ、これがコミックに?」と思わず口に出してしまいそうな、マニア好みのラインアップが組まれていたのだった。
次回以降、そちらも随時紹介して行く予定なので、どうぞお楽しみに!