via pixabay.com
無一文から復活した2人は、40時間ぶりの食事。
空腹が満たされると徒歩で国境へ向かった。
まずはベトナムの出国手続きをして、それが終わると
「苦しかった、ベトナムは」
と笑いながらラオスの入国手続きへ。
そして香港、中国、ベトナムに続き、4ヵ国目、ラオスに歩いて入国し、
「ウエーイ!」
とバンザイ。
さっそく地図を広げて、次なるヒッチハイクの目的地を検討。
「コレ、一気に行っちゃうか」
「ウン、一気にタイ行こう」
といきなりラオスとタイの国境を目指すことにした。
空腹が満たされると徒歩で国境へ向かった。
まずはベトナムの出国手続きをして、それが終わると
「苦しかった、ベトナムは」
と笑いながらラオスの入国手続きへ。
そして香港、中国、ベトナムに続き、4ヵ国目、ラオスに歩いて入国し、
「ウエーイ!」
とバンザイ。
さっそく地図を広げて、次なるヒッチハイクの目的地を検討。
「コレ、一気に行っちゃうか」
「ウン、一気にタイ行こう」
といきなりラオスとタイの国境を目指すことにした。
via pixabay.com
ラオスの正式国名は、「ラオス人民民主共和国」
国土面積は、日本の本州と同じくらい(約24万㎞²)で、ほとんどが山岳地帯。
メコン川を挟んでタイとの国境に面した首都、ビエンチャン特別市の他に17の県があり、どの県も独特の風土、文化が残っている。
ラオスでの主な移動手段はバスだが、メコン川を移動する「スローボート」もある。
日本とラオスは江戸時代から交易を行い、象牙、毛皮、香料などが輸入され、煙管(キセル)の吸い口と火皿を接続する竹管を「羅宇(ラオ)」というのはラオスから渡来した竹を用いたからだといわれている。
穏やかでどこか懐かしさを感じるのんびりとした少数民族の村。
ワット・シェンクワン寺院やルアンパバン、ワット・プーなど貴重な仏教遺跡。
母なる大河、メコン川、そのメコン川に浮かぶたくさんの島々「シーパンドン」
標高1000m、不思議な巨石群が静かに佇む「ジャール平原」
石灰石でできた珍しい形の山々に囲まれた「バンビエン」
ラオスは「東南アジア最後の秘境」と呼ばれ、ニューヨーク・タイムズの「世界で1番行きたい国ランキング」で第1位に選ばれたこともある。
国土面積は、日本の本州と同じくらい(約24万㎞²)で、ほとんどが山岳地帯。
メコン川を挟んでタイとの国境に面した首都、ビエンチャン特別市の他に17の県があり、どの県も独特の風土、文化が残っている。
ラオスでの主な移動手段はバスだが、メコン川を移動する「スローボート」もある。
日本とラオスは江戸時代から交易を行い、象牙、毛皮、香料などが輸入され、煙管(キセル)の吸い口と火皿を接続する竹管を「羅宇(ラオ)」というのはラオスから渡来した竹を用いたからだといわれている。
穏やかでどこか懐かしさを感じるのんびりとした少数民族の村。
ワット・シェンクワン寺院やルアンパバン、ワット・プーなど貴重な仏教遺跡。
母なる大河、メコン川、そのメコン川に浮かぶたくさんの島々「シーパンドン」
標高1000m、不思議な巨石群が静かに佇む「ジャール平原」
石灰石でできた珍しい形の山々に囲まれた「バンビエン」
ラオスは「東南アジア最後の秘境」と呼ばれ、ニューヨーク・タイムズの「世界で1番行きたい国ランキング」で第1位に選ばれたこともある。
via pixabay.com
「エクスキュズ・ミー」
猿岩石は、カーハントを開始。
するとすぐにトラックをGET。
ベトナムのマーケット以来、今日はツキまくりの2人は荷台で握手。
トラックで揺られること5時間、サワンナゲートに到着し、入国したその日にラオスの出国手続きを済ませた。
と、ここまでは超スムーズだったが、問題発生。
タイはメコン川の向こう側にみえているのに橋が見当たらない。
「橋とかねえの?」
「でもアレがタイだよ」
渡船所があるので、有料のボートで渡るシステムらしい。
今回は金はあるが、船賃を払うとヒッチハイクにならずルール違反。
「どうすんの?」
「船と交渉するしかないんじゃない?
だって泳げないだろ。
荷物あるし・・・」
猿岩石は、カーハントを開始。
するとすぐにトラックをGET。
ベトナムのマーケット以来、今日はツキまくりの2人は荷台で握手。
トラックで揺られること5時間、サワンナゲートに到着し、入国したその日にラオスの出国手続きを済ませた。
と、ここまでは超スムーズだったが、問題発生。
タイはメコン川の向こう側にみえているのに橋が見当たらない。
「橋とかねえの?」
「でもアレがタイだよ」
渡船所があるので、有料のボートで渡るシステムらしい。
今回は金はあるが、船賃を払うとヒッチハイクにならずルール違反。
「どうすんの?」
「船と交渉するしかないんじゃない?
だって泳げないだろ。
荷物あるし・・・」
via pixabay.com
2人は船着き場に近づいて
「運転手さん、ノー・マネー」
「乗せて」
と身振り手振りで頼んだが
『上で切符を買ってきて』
「えっ?」
そうこうしている間にボートは出てしまった。
誰もいなくなった船着き場で小さくなる船をみながら
「いいなあ」
「速いなあ」
と子供のようにいい合う2人。
その後、川沿いを歩いて、船に乗った人に
「タイ」
「ノー・マネー」
といいながら当たっていったが結局、乗せてくれる船はなかった。
メコン川に夕日が落ち、タイを目の前にして、その日は川土手で野宿した。
「運転手さん、ノー・マネー」
「乗せて」
と身振り手振りで頼んだが
『上で切符を買ってきて』
「えっ?」
そうこうしている間にボートは出てしまった。
誰もいなくなった船着き場で小さくなる船をみながら
「いいなあ」
「速いなあ」
と子供のようにいい合う2人。
その後、川沿いを歩いて、船に乗った人に
「タイ」
「ノー・マネー」
といいながら当たっていったが結局、乗せてくれる船はなかった。
メコン川に夕日が落ち、タイを目の前にして、その日は川土手で野宿した。
via pixabay.com
翌日、29日目、5月11日、なす術もなく、ただ川を見つめる2人。
すると船がやってきて、昨日、交渉した船頭さんがが手招きしている。
「えっ」
「ちょっと待って」
あわてて荷物を持って土手をかけ下りた。
「お金ない、OK?」
船頭は
『乗って来い』
とジェスチャー。
川岸でずっと動けないでいる2人をみかね、無料で乗せてくれるという。
こうして2人は快調に川を渡る船に乗ってラオスを出国し、10分後、タイ側の川岸の到着した。
「長かったなあ、この距離がよお」
すると船がやってきて、昨日、交渉した船頭さんがが手招きしている。
「えっ」
「ちょっと待って」
あわてて荷物を持って土手をかけ下りた。
「お金ない、OK?」
船頭は
『乗って来い』
とジェスチャー。
川岸でずっと動けないでいる2人をみかね、無料で乗せてくれるという。
こうして2人は快調に川を渡る船に乗ってラオスを出国し、10分後、タイ側の川岸の到着した。
「長かったなあ、この距離がよお」