ジョディ・ワトリー(1988年)
Jody Watley - Looking For A New Love
77年にシャラマーのメンバーとしてデビューし、80年代初頭にかけてヒットを連発。しかしながら、シャラマー脱退後はなかなかソロ活動を軌道に乗せることが出来ず、この87年のソロ・デビューでようやく成功を手にしました。既にシャラマーとしての実績があったものの、ソロは別ということなのか、グラミーでは最優秀新人賞も獲得!
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Jody Watley Wins Best New Artist | GRAMMY.com
Jody Watley accepts the GRAMMY for Best New Artist at the 30th GRAMMY Awards on March 2, 1988, in New York.
受賞者を発表する前に、プレゼンターのリトル・リチャードがふざけて「最優秀新人賞は、私だって!」と、笑いを誘うのが強く印象に残ってますが(笑)。ジョディは涙ぐみながら、興奮のあまり息も出来ないくらい緊張しながらのスピーチでした!
Little Richard at Grammy (JP sub)-笑えるリトル・リチャードのグラミー賞 日本語
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SRL - Original Official Video
グラミー受賞後も、「Real Love」や「Everything」などヒットを出し続けたジョディ。近年になって、かつて在籍していたグループ、シャラマーの名前を使用する権利をジョディが取得し、「シャラマー・リローデッド(SRL)」としての活動も行ってますが、ハワード・ヒューイットやジェフリー・ダニエルらも別途シャラマー名義で活動しているので、初期シャラマーが分裂した紛らわしい状況が続いています・・・
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トレイシー・チャップマン(1989年)
Tracy Chapman - Fast Car (Live 1989)
シンセサイザーなど技術の進歩に伴いデジタルな音楽が流行ったり、MTV全盛期で派手なファッションや映像が氾濫していた80年代に、社会問題を取り上げた素朴なフォーク・ソングで注目を集めたトレイシー・チャップマン。そんな彼女がこのタイミングで登場し、多くの人から共感を得るようになったのは、楽観的でバブリーだった80年代が終わろうとしているのを示唆していたのかもしれません。
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Tracy Chapman Wins Best New Artist | GRAMMY.com
Tracy Chapman accepts the GRAMMY for Best New Artist at the 31st GRAMMY Awards on Feb. 22, 1989, in Los Angeles.
「サンキュー」だけの、あまりにも短すぎるスピーチ!と思いきや、この前に女性ベスト・ポップ・ヴォーカル賞を受賞しており、その時にしっかりスピーチしたので、最優秀新人賞で受賞した際にはもう言うことが無かったんでしょうね~
Tracy Chapman - Stand by Me (Live on Letterman 2015)
弾き語りをメインとした自らのスタイルを変えることなく、音楽活動を続けているトレイシー。1997年には、グラミーのベスト・ロック・ソング賞を受賞、さらに2010年には同ベスト・コンテンポラリー・フォーク・アルバム賞にノミネートされるなど、常に高い評価を得ています。この2015年のパフォーマンスを観ても、新人賞を受賞した頃と変わらない圧倒的な歌唱力に脱帽してしまいます・・・
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今年2017年のグラミー賞
今回は80年代に最優秀新人賞を受賞したアーティストたちの、その後をまとめてみましたが、いかがでしたか?もうすぐ開催される今年のグラミー賞で、最優秀新人賞を受賞するアーティストにも、長く活躍してもらいたいですね!
グラミー賞、2017年のノミネート・アーティストを発表 | NME Japan
2017年のグラミー賞のノミネート・アーティストが発表され、アデルとビヨンセがノミネートでリードしている。...
2017年グラミー賞、最優秀新人賞ノミネート
Kelsea Ballerini
The Chainsmokers
Chance The Rapper
Maren Morris
Anderson .Paak
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