日ペンの美子ちゃん
かつて、りぼんやマーガレットなど、色々な雑誌の巻末広告に掲載されていたペン習字の広告漫画「日ペンの美子ちゃん」。
これが「日ペンの美子ちゃん」です。
そうです、あの【字が上手くなればモテる漫画】です(笑)
実はこの“美子ちゃん”が、5代に渡って活躍していたなんてご存知でしたか?
現在の“美子ちゃん”は5代目
つまり、市川海老蔵や中村勘九郎と同じ位置づけ。驚きですよね!?
では早速、歴代の“美子ちゃん”をご紹介しましょう♪
【初代】美子ちゃん
この“初代美子ちゃん”はモテモテ!
昭和47年~59年春頃まで、オシャレでハツラツとした“初代美子ちゃん”が活躍しました。
正直この“初代美子ちゃん”が一番可愛いと思います。
当時の流行の服を可愛く着こなしてましたよね♪
【3代目】美子ちゃん
昭和59年7月~62年12月まで活躍した3代目は、初代・2代目とはガラッとキャラの雰囲気が変わり、アニメーション風に。
今でいう“萌え系”でしょうか。
一部マニアには大好評でした(笑)
【4代目】美子ちゃん
昭和63年~平成11年の間活躍した4代目は、表情豊かでとぼけたところもあり愛嬌たっぷり♪
ちょっとドジをしながらも美しい文字であらゆる問題を解決する、コミカルな主人公が人気を呼びました。
【5代目】美子ちゃん
元気な“5代目美子ちゃん”は平成18年の登場。
とっても明るくて、おっちょこちょいなところが憎めない新しい美子ちゃんは、パソコン時代の現代だからこそ価値ある美しい文字を武器に、幸せゲットを目指して活躍中です。
なぜなら、5代目は雑誌広告はなく主にWEBのみで活躍中だからです。
広告漫画としては1999年以降、各誌から撤退し、日ペンのイメージキャラクターとしてはひろかずみの描く“4代目美子ちゃん”が現役をつとめていました。
そして2006年、梅村ひろみ先生の“5代目美子ちゃん”が登場しました。
毎回ほぼ固定のフォーマット
(まれに複数コマが連結になる場合もあります)
上段3コマで、何かしら事が起こって解決手段として美子ちゃんが日ペンを提示、中段では美子ちゃんとペットが日ペンの売りを披露し、下段でオチ、というのがおおよその流れです。
(美子ちゃん自身は報われない結末が多い)
漫画は、美子ちゃんやその友人たちの周辺で起こる問題(恋の悩みが多いがその他多岐にわたる)を、美子ちゃんが字が綺麗である特技を生かして解決したり、解決できなかったりする内容。日ペンの特徴を語る決まり文句が必ず盛り込まれて、何かしらの落ちがつく。