ハマのスター☆〈石井琢朗〉
2016年11月25日 更新

ハマのスター☆〈石井琢朗〉

現在広島東洋カープでコーチを務めている名打者、石井琢朗さんについてご紹介します。

4,452 view
今シーズン(2015)から3塁ベースコーチを務めることになった。
しかし、壊れた信号機と呼ばれるほどミスが目立つ。

本人も猛反省していたが、結局今シーズンをもって1軍打撃コーチに戻されてしまった。

9 20【石井琢朗コーチ、またも暴走!】ランナー新井貴浩を激走!広島・石井コーチ、大事な場面で、またも暴走! - YouTube

珍事件・・・・!

「広島3-2巨人」(4日、マツダ)

広島が珍しい形でサヨナラ勝ちを決めた。

九回、1死満塁と攻め、代打・小窪が投手前にフライを打ち上げた。これを球審ではなく、三塁塁審がインフィールドフライと宣告。しかし打球を追った一塁手・フランシスコ、三塁手・村田ともにダイレクトで捕球できなかった。


相手野手が捕球しなかったのを見た三塁走者の代走・野間は「主審が何も言っていなかったので、落ちたから走った」と、インフィールドフライではなく通常の打球と判断。ハーフウェーからスタートを切った。三塁後方にいた塁審が宣告した声は「聞こえなかった」という。

 グラウンドに落ちた打球はフランシスコが処理。そのままホームベースを踏んで封殺を試みた。その後、野間がホームを駆け抜けた。

 しかし、打者走者については既にインフィールドフライによるアウトが成立していたため、封殺とはならず、野間の生還がサヨナラのホームインとなった。巨人が野間をアウトにするにはタッチプレーが必要だった。

 「一生のうち一度あるかないかのプレー」と村田。原監督は「結果的にそういう状況になった」と振り返った。広島・緒方監督は「これが守備側だったらゾッとするプレー」と話していた。
インフィールドフライ事件でカープ名物の「アレ」も限定販売
 (1521130)

出ました。恒例のTシャツ・・!
緒方監督と、石井コーチには何が起こったのか完全に理解できていた模様・・・。

実は24年前にも同じことが・・・。
1991年6月5日の大洋(現横浜DeNA)対広島戦でも、まったく同じケースでのサヨナラインフィールドフライ事件が起きている。2-2で迎えた9回一死満塁。奇しくもまったく同じケースで、打者の清水義之は、ピッチャー、紀藤真琴のストレートを打ち損じて、真上に高くフライをあげた。
 この試合では、球審がすぐにインフィールドフライを宣告していたが、捕球体勢に入っていたキャッチャーの達川光男(現中日コーチ)が、目測を誤り、ボールがポトリを落ちた。達川は、そのボールをつかむと、三塁走者にタッチをせずに、ホームベースを踏み一塁へ送球してホームゲッツーを取りにいった。
 だが、このときも、今回の同じルールが適用されて、サヨナラホームインが認められた。当時の山本浩二監督と、達川が必死に抗議したが、ルールを説明されて渋々納得。24年も前のこの珍プレーの歴史を巨人の誰かが知っていれば、今回の痛恨のミスは起こっていなかったのかもしれないが、歴史は繰り返すとも言えるのである。
27 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

広島が愛して離さない男、走攻守の三拍子が揃った【野村謙二郎】!

広島が愛して離さない男、走攻守の三拍子が揃った【野村謙二郎】!

2000本安打を達成し、トリプルスリーも達成した広島カープが誇るスター選手の野村謙二郎はどんな人物だったのでしょうか。選手としても、監督としてもどん底だったチームを引っ張り上げた男の人柄に迫ります。
takaboo | 5,523 view
野武士の切り込み隊長!そして日本球界最後の鬼軍曹!!大下剛史が貫くカープ愛

野武士の切り込み隊長!そして日本球界最後の鬼軍曹!!大下剛史が貫くカープ愛

東映フライヤーズ(日拓フライヤーズ・日本ハムファイターズ)と広島カープで主に1番二塁手として活躍。ガッツあふれるプレースタイルと相手のすきを見逃さない観察眼が持ち味だった。引退後はコーチとしてだけでなく解説者としても舌鋒鋭く後輩を叱咤激励した大下剛史。彼の野球人生を振り返る。
t-matsu | 8,769 view
前田智徳は誰もが認めた天才打者、野球人生は侍そのものだった

前田智徳は誰もが認めた天才打者、野球人生は侍そのものだった

広島東洋カープが誇る孤高の天才バッターといえば、もちろん前田智徳しかいないでしょう。怪我が前田に襲いかかりさえしなければ、当前に日本人野手で初めてのメジャーリーガーは、前田だったとされているほど。3度の三冠王を獲得した落合博満をして、プロ野球で唯一認めるバッターは前田智徳だと言わしめた男なんですよ。
五百井飛鳥 | 1,510 view
市民が支えたプロ野球球団、球界のお荷物から優勝まで

市民が支えたプロ野球球団、球界のお荷物から優勝まで

広島の象徴は何かと聞けば、世界遺産の原爆ドームに宮島(嚴島神社)に加え、広島交響楽団・サンフレッチェ広島、そして広島カープの3大プロの存在が。そして、このうちで一番の古い歴史を誇るのが、広島東洋カープなんです。
五百井飛鳥 | 560 view
炎のストッパー、津田恒美の生涯

炎のストッパー、津田恒美の生涯

炎のストッパーで知られた広島カープの守護神、津田恒美投手。あの怪物バースにクレイジーと言わせたストレートで、他球団の打者をバッタバッタと仕留めていきました。常に真向勝負の投球はサムライスピリッツを感じさせ、これぞ男の勝負とプロ野球ファンを魅了します。しかし、摘出ができないほどの悪性脳腫瘍に侵され、闘病空しく32歳の若さで旅立ったのでした。全力を尽くして最後まで燃え尽きた、まさに炎のストッパーの生涯といえるでしょう。
五百井飛鳥 | 3,813 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト