本作は大ヒット曲を2曲収録していますが、そのうちのひとつが全米8位となった「ナチュラル・ウーマン」で、この曲は、ジェリー・ゴフィンとキャロル・キングの夫婦と本作のプロデューサーのジェリー・ウェクスラーで共作しています。
Aretha Franklin - (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
ナチュラル・ウーマン
via www.youtube.com
キャロル・キングの曲をこんな風に歌えるんですね。上手い下手の問題ではない、歌に対する根本的なものが常人とはかけ離れているのでしょう。
さてもう一曲は、「チェイン・オブ・フールズ」です。グラミー賞では、最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞を受賞しています。作者はドン・コヴェイで、全米2位となっています。
さてもう一曲は、「チェイン・オブ・フールズ」です。グラミー賞では、最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞を受賞しています。作者はドン・コヴェイで、全米2位となっています。
Aretha Franklin - Chain Of Fools Live (1968)
チェイン・オブ・フールズ
via www.youtube.com
Aretha Now
どことなく編集盤を感じさせるジャケット・デザインにタイトルですが、歴とした1968年発売のオリジナル・アルバム「アレサ・ナウ」です。
全米3位、全英6位とこれもまたヒットしています。まさに破竹の勢いですね。
アレサ・フランクリンのオリジナル曲「シンク」も先行シングルとして全米7位となっています。
全米3位、全英6位とこれもまたヒットしています。まさに破竹の勢いですね。
アレサ・フランクリンのオリジナル曲「シンク」も先行シングルとして全米7位となっています。
アレサ・ナウ
1968年リリース
【収録曲】
1.シンク - "Think"
2.小さな願い - "I Say a Little Prayer"
3.シー・ソー - "See Saw"
4.ナイト・タイム・イズ・ザ・ライト・タイム - "Night Time Is the Right Time"
5.ユー・センド・ミー - "You Send Me"
6.スウィート・スウィート・マン - "You're a Sweet Sweet Man"
7.アイ・テイク・ホワット・アイ・ウォント - "I Take What I Want"
8.ハロ-・サンシャイン - "Hello Sunshine"
9.ア・チェンジ - "A Change"
10.行かないで - "I Can't See Myself Leaving You"
【収録曲】
1.シンク - "Think"
2.小さな願い - "I Say a Little Prayer"
3.シー・ソー - "See Saw"
4.ナイト・タイム・イズ・ザ・ライト・タイム - "Night Time Is the Right Time"
5.ユー・センド・ミー - "You Send Me"
6.スウィート・スウィート・マン - "You're a Sweet Sweet Man"
7.アイ・テイク・ホワット・アイ・ウォント - "I Take What I Want"
8.ハロ-・サンシャイン - "Hello Sunshine"
9.ア・チェンジ - "A Change"
10.行かないで - "I Can't See Myself Leaving You"
クイーン・オブ・ソウル、アリーサの60年代後期の録音に悪いやつがあるはずがない。アトランティック通算4枚目のアルバムはホームリーなアリーサの写真のジャケット。そういえばこの頃日本でもタートルネックのセーターが流行りました。
オリジナルとカバーが半々の構成。全体としては当時の言葉のソウルが殆どだが、ディオンヌ・ワーウィックの(2)が異色曲。これがまた涙もの。アリーサ流のアレンジにバックのコーラスも実にソウルフルな雰囲気があってすばらしい。
Aretha Franklin - Think [1968] (Original Version)
シンク
via www.youtube.com
Soul '69
「アレサ・イン・パリス」というキャリア初のライブ・アルバムから半年後に発売となった「ソウル’69」。
アルバム・ジャケットを見ると、これもまたライブ・アルバムかと見紛うデザインですが、違います。アレサ・フランクリン60年代最後を飾るオリジナルのスタジオアルバムです。
ニューヨークの腕利きジャズミュージシャン達をバックに迎え、「ソウル’69」と言いつつもジャズボーカルアルバムといえそうなアルバムで、ニューヨークの夜を感じさせる都会的なサウンドになっています。
アルバム・ジャケットを見ると、これもまたライブ・アルバムかと見紛うデザインですが、違います。アレサ・フランクリン60年代最後を飾るオリジナルのスタジオアルバムです。
ニューヨークの腕利きジャズミュージシャン達をバックに迎え、「ソウル’69」と言いつつもジャズボーカルアルバムといえそうなアルバムで、ニューヨークの夜を感じさせる都会的なサウンドになっています。
ソウル'69
1969年リリース
【収録曲】
1. RAMBLIN’
2. TODAY I SING THE BL
3. RIVER’S INVITATION
4. PITIFUL
5. クレイジー・ヒー・コールズ・ミー
6. BRING IT ON HOME TO
7. TRACKS OF MY TEARS
8. If You Gotta Make A Fool Of Somebody
9. GENTLE ON MY MIND
10. SO LONG
11. I’LL NEVER BE FREE
12. ELUSIVE BUTTERFLY
【収録曲】
1. RAMBLIN’
2. TODAY I SING THE BL
3. RIVER’S INVITATION
4. PITIFUL
5. クレイジー・ヒー・コールズ・ミー
6. BRING IT ON HOME TO
7. TRACKS OF MY TEARS
8. If You Gotta Make A Fool Of Somebody
9. GENTLE ON MY MIND
10. SO LONG
11. I’LL NEVER BE FREE
12. ELUSIVE BUTTERFLY
アレサの最高傑作はこの作品だと僕は思ってる。 2 today i sing the blues が最高すぎるから。
Without a word of warnin'(警告のことばもなく)
The blues walked in this mornin'(今朝 憂鬱が入ってき)
And circled around my lonely room.(わたしのさみしい部屋を歩きまわった)
I didn't know why I had that sad 'n lonely feelin' (あんなに悲しく・さみしい気持ちがした理由が分かったのは)
Until my baby said we are through, hooo.(わたしのベイビーがこう言ったときだった。「ぼくらはもう終わりだ」と)
・・・なんちゅうドラマティックな。。
Aretha Franklin - Today I Sing The Blues (1969)
via www.youtube.com
アレサ・フランクリンのアルバムはいつの時代のどのアルバムを聴いても素晴らしいものばかりではありますが、アトランティック・レコード時代、しかも60年代後半、これはもう最高も最高、全人類の宝と言ってもよいでしょう。