CARAVELLI – LET ME TRY AGEIN 愛をもう一度
カラベリ・グランド・オーケストラ/ジェット・ストリーム(ロワールの星)/Caravelli/JET STREAM
イージーリスニングも新時代へ
バリー・ホワイト&ラヴ・アンリミテッド 愛のテーマ
1974年1月発売のラブ・アンリミテッド・オーケストラのアルバム『Rhapsody in White』に収録。
1974年2月9日付のビルボード・チャートで1位を記録する(1週のみ)。また同時にアダルト・コンテンポラリー・チャートでも2週連続で1位を記録。1974年のビルボード年間チャート3位を記録した。
本作品が大ヒットし続けている同じ年に、ラブ・アンリミテッドは歌詞をつけアルバム『In Heat』でボーカル・バージョンを発表した(歌詞はアーロン・シュレーダー)。
キャセイパシフィック航空のTVコマーシャルに使用されたこともある。
Paul Mauriat _ エーゲ海の真珠(ディスコ・ヴァージョン)_Penelope (DISCO VERSION)_ ポール・モ-リア・グランド・オーケストラ
”グランド・オーケストラ”から”ソロ楽器”を中心とするスタイルへ
リチャード・クレイダーマンの他にも、トランペットやパン・フルートなどを使った数多くのアーティストが登場しましたが、 彼らの特徴はオリジナル曲を数多く発表したことが挙げられます。 従来のグランド・オーケストラが、カヴァー演奏を中心とするアルバム製作に重点を置いていたことと比べれば、まさに対照的な結果です。
Richard Clayderman - Ballade pour Adeline
この話を聞き、当時のビクター音楽産業がデルファン社とクレイダーマンに関する日本での独占販売契約を締結した(これは現在でも続いている)。1978年、日本で初めて彼のレコードが発売されると、すぐに評判になった。1980年には日本で初のコンサートを開き、「ニュー・イージーリスニング・ミュージック」として注目されるようになった。初来日以来、毎年日本でコンサートを行うほか、全世界通して年300日はコンサートをしているという。
Jean Claude Borelly - DOLANNES MELODY ( FLAUTA DE PAN ) ( sin video ) - YouTube
日本では1977年、『渚のトランペット』でキングレコードからデビュー。1980年からは、共にフランスのデルフィン・レコード所属のリチャード・クレイダーマンと同じく、ビクター音楽産業(現・ビクターエンタテインメント)からアルバムが発売された。1981年に来日した際はクレイダーマンのコンサートにゲスト出演、翌1982年から1984年まで毎年、日本でコンサートを行った。
James Last & Gheorghe Zamfir _ Einsamer Hirte _ ロマーナの祈り _ ジェームス・ラスト&ザンフィル
Nicolas De Angelis - Quelques Notes Pour Anna
16歳で、彼はフランスミュージシャンの中で非常に才能のある小さなグループに所属して、18歳にはJulien Clerc、Sylvie Vartan、Fabienne Thibaultなど多くのポップスターに彼の才能を見出され、重要なセッションミュージシャンの一人になった。
1981年に彼は最初のソロLP「Quelques Notes Pour Anna(鏡の中のアンナ)」を録音した。このアルバムは数週間でゴールドレコードの売上を達成し、さらなる成功の道を切り開いた。
イージーリスニングからニューエイジ・ミュージックやヒーリング・ミュージックへ
では、「イージーリスニング」と「ニューエイジ・ミュージック」ではどこに違いがあるのでしょうか? 一番の違いは、聴き手側にあるのではないでしょうか? 「ニューエイジ・ミュージック」や「ヒーリング・ミュージック」は、聴き手が音楽性よりも癒しそのものを求める度合いが強いように思われます。しかし、従来の「イージーリスニング」は、聴き手がより積極的に音楽性を楽しむ存在と言えるのではと思います。
George Winston - Longing Love
1994年にリリースされた FOREST は、1996年度のグラミー賞ベスト・ニューエイジ・アルバムに選ばれた。
1996年にリリースされた LINUS & LUCY - THE MUSIC OF VINCE GUARALDI では、ジャズ・ピアニストとのコラボレーションにより新たな一面を覗かせるも、1999年にリリースされた PLAINS ではモンタナ州を連想させるジョージ独自のニューエイジを聞かせた。2002年には、大好きなドアーズへのオマージュを込めたカヴァー・アルバム NIGHT DIVIDES THE DAY - THE MUSIC OF THE DOORS をリリースした。
2004年には、原点回帰作とも言える MONTANA - A LOVE STORY をリリースした。
以後、数々のヒット作を世に送り出しました。特に1アーティストの楽曲のみで構成するアルバムが好評で、 「サイモンとガーファンクル」や「アバ」など数多くのアーティストをとりあげています。 作曲家としても力を発揮し、特に1973年に発表されたフランク・シナトラのカムバックの名曲「愛をもう一度」は世界的大ヒット。