故障引退、種牡馬入り
種牡馬入りしたメジロライアンでしたが、その前途は多難でした。いい交配相手がなかなか集まらなかったのです。それでも初年度産駒から当時牝馬では最多のGI5勝を挙げたメジロドーベルや自身が勝てなかった天皇賞(春)を制したメジロブライトなどを輩出し、種牡馬としての評価は一気に高まります。
今はマックイーンらと共に
レイクヴィラファームに到着しました😃
— 山海堂 (@3kaidoh) July 20, 2019
ライアンの墓石の裏にだけなんか彫ってあるな?🤔と思い近づいたらノリさんの名前が刻まれててウルっと来ちゃいました😭😭😭#メジロライアン#横山典弘 pic.twitter.com/cPkf08dJ7B
6月20日にはレイクヴィラファームでライアンの葬儀及び納骨式が執り行われました。雨の降りしきる中、管理していた奥平元調教師や主戦を務めていた横山典弘騎手など約50人が参列し、メジロライアンを見送ったそうです。参列者の中には多くのファンも含まれており、ライアンが今なお高い人気を誇り多くの人に愛されていることがうかがえます。
弔辞を述べた横山典弘騎手は「今の自分があるのはメジロライアンのおかげです。これだけの偉大な馬に乗せていただいたことは一生の誇りです。」と語ったそうです。また当日の雨について「重馬場が大好きだったライアン自身が望んだのかな」とコメントしていたそうです。そんなメジロライアンは、メジロマックイーンや息子のメジロブライトらと共に今はレイクヴィラファームで眠っています。ファンの方はレイクヴィラファームを訪れてみてはいかがでしょうか。