via www.mahq.net
型式番号は当初MSR-100S (MSR-00100S) とされていたが、一部にMSR-100やMSN-100Sとする表記も見受けられた。元々量産型百式改と変わらない番号だったため、近年ではMSR-100とする表記が増えている。「百一式」という名称で『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する予定だったとする話もある。なお、MSRナンバーはナガノ博士が外れた後のチームによるものであるという説もある。
上記の通りAE社製の百式改は型式番号が元々違うため、スペックが資料通りのものかはわかりません。いづれにしてもティターンズはRX系のガンダムタイプの開発を続けていたという事ですね。この辺は完全にアナザーストーリーなので矛盾は無視してよいのではないかと思います。それよりもこういう外伝を許してしまうMSVの世界の懐の深さに感じ入ってしまうばかりです。
RX-178R
MK-Ⅱの後継機。ムーバブル・フレームを単純化し、機体構造の強化が計られている
僕の知る限りではこの前後数コマしか登場していないようです。アムロ・レイ救出作戦の実行部隊(カミーユ・ビダンがアッシマーで参加)を追撃するクワトロ・バジーナの率いるティターンズ部隊が使用しています。一般的に知られているガンダムMK-ⅢはAE社製でエゥーゴが運用していて型式番号もMSF-007が公式設定されていますがこちらはストーリーそのものがオリジナルとかなり違うこともあってか公式設定されていません。ライフルなどは全く違う装備ですが背部スラスターの形状などはほぼ同じように見えます。両者とも複雑だったムーバブルフレームの簡素化と強度アップにより生産性、整備性の向上を図っているところは同じ発想と言えるでしょう。かといってMK-Ⅱのデチューン版かと言えばそうでもなく装甲はガンダリウム合金を使うなど贅沢な資材も使用されていて決してお手軽な機体とは言えません。何故型式番号をRX-178Rとしたのか(あくまでMK-Ⅱの改良、改修版の様なイメージを持たせるような)近藤氏自身に聴いてみないと分かりませんね。
TMS-007X
この物語の中で登場するのがZガンダムではなくてこのZグスタフでした。巻末のMS紹介の部分で近藤氏いわく個人的趣向だそうです(笑)。設定ではガンダムのノウハウプラス、ジオンのニュータイプに関する研究をミックスしてしてあるそうです。そのために額の部分にモノアイがついていたりもしています。これがまたこの機体の迫力を増しているデザインになっていると思いませんか?勿論変形機構もちゃんとあってウエーブ・ライダーにも変形できるし、単独での大気圏再突入も可能な設定にしてあるそうです。ただし、この物語はごく一部の部分だけをピックアップして描き、終了してしまうので本編上では何者か全然わかりません。ただ、巻頭に付属しているイラストや表紙などから妙に引き付けられる機体です。余談となりますが先程のイラストにかかれている型式番号が違うのはなんだったのでしょうか?
M-MSVより・・・次の項の為に
MRX-007
Prototype Psyco Gundam
頭頂高 19.3m
本体重量 77.4t
全備重量 130.9t
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
出力 3,700kW
推力 81,100kg
センサー
有効半径 11,300m
武装 拡散メガ粒子砲×1
ビーム砲×2
本体重量 77.4t
全備重量 130.9t
装甲材質 チタン合金セラミック複合材
出力 3,700kW
推力 81,100kg
センサー
有効半径 11,300m
武装 拡散メガ粒子砲×1
ビーム砲×2
via gundam.wikia.com
「連邦・ジオン公国系双方の技術を結集した最強のガンダム」というコンセプトの基に開発された機体。ガンダムMk-IIをベースにしており、ビーム砲を搭載した前腕部はジオング同様有線でのオールレンジ攻撃が可能(ただし地上では直線的な動作しかできない)。胸部中央には拡散メガ粒子砲が搭載されており、ジェネレーターが増設されているものの出力不足のためメガ粒子砲発射後は10秒間行動不能となる。またバックパックにサイコミュ・システムが収納され大型化、機体重量は倍増し運動性は劣悪なものとなっている。機体制御と火器管制は全てサイコミュによって行うことが可能となっているが、一般兵もマニュアルで操作可能。
M-MSVで設定がされた機体でした。『SD CLUB』で初登場を果たしましたが、その時の機体名はプロトサイコガンダムでしたね。小説版(『モビルスーツコレクション・ノベルス Act.1「破滅の機体」』望月正雄著)では予定されていたテストパイロットが精神不調で急遽代理のパイロットが搭乗するも模擬戦中に暴走、エライ暴れようで大被害を出したためパイロットごと破壊されています。しかしこの機体は後のUC0096が舞台の漫画『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』でザナドゥ(XANADU)として型番末尾にXをつけ生まれ変わります。基本性能が高かったのでしょうね。
小説『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』
MRX-008
小説版ですので画像はありません。物語の中での説明ではそれまでの試作機とは違い、既にサイコガンダムとほぼ同じ姿をしていたようです。この機体の存在がフォウの傷ついていた心をさらに引き裂いていくストーリーが救いようのない悲しいものとなっていくのですが、科学の進歩の犠牲としては余りにも無慈悲であるように思うのは僕だけでは無いでしょう。Zガンダムの中では表現しきれなかった部分を補う小説ですが、この機体がそれの象徴となっていました。
頭頂高 18.5m
本体重量 39.2t
全備重量 63.6t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,015kW
推力 78,500kg
センサー
有効半径 11,500m
武装 ビーム・サーベル×2
ビーム・ライフル
ビーム・ガトリングガン
パルスレーザー砲
グレネード・ランチャー
メガ・バズーカ・ランチャー