はじめに
今回は開発の順序と違う並びになってしまいます。ただMSが可変機能を持つにあたり、その世代に至る経過を考えるとこのほうが分かりやすいかな?と思う順番で並べてみました。MK-Ⅱ以降、可変機の登場までの時間が非常に速かった理由も考えてあります。勿論、全てのMSが可変機能を持ったわけではありませんし、時代の切迫度を考えると非可変機であろうと、量産できる機体が待たれていたわけで、ガンダムタイプの機体ばかりを生産しているわけでもありません。ただ、今回の記事の内容はガンダムの系譜を追いかけているために特殊な試作機ばかりであることも忘れてはいけないと自分に言い聞かせながら書いています。
Z-MSV
MSA-099-2
グリプス戦役後期におけるMSの著しい性能向上に対応するために開発された機体。別名は「リック・ディアス改」。出力強化によりΖΖガンダムが装備するメガ・ビームライフルの試作品を携行可能となっている。ガンダムタイプの頭部も用意されていたといわれている。試作機1機が完成しただけで、実戦投入はされていない。
「Z計画」の元祖ともいえるリックディアスの派生形ですね。引用にある通りガンダムタイプの頭部が用意されていたという事からしてもこの機体も大きな意味でガンダムのくくりに入ると思いご紹介させていいただきました。
MSR-00100S (MSR-100S)
百式改
全高 19.2m
頭頂高 18.5m
本体重量 39.2t
全備重量 63.6t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,015kW
推力 78,500kg
センサー
有効半径 11,500m
武装 ビーム・サーベル×2
ビーム・ライフル
ビーム・ガトリングガン
パルスレーザー砲
グレネード・ランチャー
メガ・バズーカ・ランチャー
頭頂高 18.5m
本体重量 39.2t
全備重量 63.6t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,015kW
推力 78,500kg
センサー
有効半径 11,500m
武装 ビーム・サーベル×2
ビーム・ライフル
ビーム・ガトリングガン
パルスレーザー砲
グレネード・ランチャー
メガ・バズーカ・ランチャー
via p-bandai.jp
百式において不明だったカメラアイは、『B-CLUB』3号において、目はペイントのダミーであるとされていたが、漫画『機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ』では、バイザーの下をツインアイとして描かれている。また、背面のウイング・バインダー2基は、大型の高機動デバイス1基に変更された。両肩には「百改」と書かれている。その他の外見的な特徴としては、後頭部にあたる部分が大型化・延伸されている点である。
ご存知の通り百式の改良版です。固定、オプション共に火力が充実しているのが分かりますね。型式番号の表記はΖ-MSV設定当初の物ですがあくまで試作機で、量産型と区別するためかMSR-100とすることが最近多くなっているようです。「SIDE STORY OF GUNDAM Z」ではクワトロ・バジーナがティターンズ部隊の指揮官としてこの機体に搭乗し、ジオン軍残党狩りを指揮していました。ゲームなどでは創設間もない「ロンド・ベル」旗艦ネェルアーガマと連邦地上軍に1機ずつ配備されていたと思いますが、ソフトによって違う設定があるかもしれません。
MSA-005S
Methuss Custom
頭頂高 18.3m
本体重量 34.9t
全備重量 50.9t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,000kW
推力 83,000kg
センサー
有効半径 12,000m
武装 ハイメガキャノン
ビームサーベル×2
アームバルカン×2
本体重量 34.9t
全備重量 50.9t
装甲材質 ガンダリウムγ
出力 2,000kW
推力 83,000kg
センサー
有効半径 12,000m
武装 ハイメガキャノン
ビームサーベル×2
アームバルカン×2
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
via gundam.wikia.com
メタスの基本フレームをカラバに供与して開発された。背部ユニットの先端に大口径のハイメガキャノンを装備し、弱点だった火力の不足を補うことに成功している。背部ユニットを前方に倒せばMS形態時にもハイメガキャノンの水平射撃を行うこともできる。一部のゲーム等ではデフォルメ再現されてはいるものの、MA形態の設定画が存在しない。メタス改のハイメガキャノンはテレビ版でゲルググのレプリカ機が行っていた百式のメガバズーカランチャーのエネルギー供給をもし1つのMS内で可能にするならという案から生まれた計画で付けられたとも言われている。
メカニックデザイン企画『Ζ-MSV』において設定されたもので本編中に登場シーンはありません。設定上で試作機とされていますので実機が存在していたということなのでしょう。カラバが運用していたことから大気圏内の使用を考えての機体でしょうが、それにしては重量が重すぎるような気がしますが…
試作機
MSΖ-006-X1
Prototype Z Gundam 百式ヘッド
頭頂高 19.6ⅿ
本体重量 29.9t
全備重量 52.1t
ジェネレーター出力 1790㎾
スラスター推力 99000㎏
センサー有効半径 14000ⅿ
装甲材質 ガンダリウム合金
武装 ビーム・サーベル×2
ビーム・ライフル
本体重量 29.9t
全備重量 52.1t
ジェネレーター出力 1790㎾
スラスター推力 99000㎏
センサー有効半径 14000ⅿ
装甲材質 ガンダリウム合金
武装 ビーム・サーベル×2
ビーム・ライフル
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
本体重量 30.7t
全備重量 58.2t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 1,850kW
推力 102,200kg
センサー
有効半径 11,500m
武装 ビーム・サーベル
2連装メガ・ビーム・ガン