2019年12月5日 更新
1982年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
1982年にはどのような曲が流行っていたのか?売上枚数で見るリアルな年間ベスト10です。改めて振り返ると、聞き覚えのある曲ばかり演歌からフォークまでバランスよく売れているんですよね!
第3位 聖母たちのララバイ
「聖母たちのララバイ」を聴くと、反射的に日本テレビの2時間ドラマ「火曜サスペンス劇場」が脳裏をよぎる。リアルタイムでこの曲を聴いていた方は皆そうではないでしょうか?!タイアップ大成功でしたね。岩崎宏美です。
おぉ、ジャケットかわいいですね。
ところで、「聖母たちのララバイ」の作曲者は木森敏之。実は先の「心の色」も彼の作です。木森敏之は1980年代前半にヒットメーカー(作曲)として大活躍したんです。にしては余り知られていないのでは?と思われる方もおられるでしょうね。それはですね、病に倒れ1988年4月に40歳という若さで死去してしまったからなんです。残念ですね。
第2位 セーラー服と機関銃
さぁ。第2位です。薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」。薬師丸ひろ子が主演した同名映画の主題歌です。「カイカン」ってヤツですね。
来生たかおによる曲も素晴らしいですが、このヒットはですねぇ、何よりも当時の薬師丸ひろ子人気がもの凄かったんです。
ホントに良い曲。しかし、違和感はありませんが、若い女の子が歌うような曲って感じではないですよね?大人っぽいといいますか、ヘンな言い方ですが、しっかりした曲ですもんね。軽く歌いこなせているのは、若いとはいえ薬師丸ひろ子が女優だからかもしれません。
第1位 待つわ
1982年、唯一100万枚を突破した あみん の「待つわ」が、堂々の売上枚数「年間ベスト10」の第1位です。「待つわ」は、第23回ポプコンのグランプリ受賞曲。作詞、作曲はもちろんメンバーの岡村孝子です。
どこか懐かしい曲に意外な出だしの歌詞。多くの女性が共感したんですねぇ。もちろんファンには隣に住むキレイなお姉さん的な2人に憧れた男性も多かったかと思います。
あみん は、シングル4枚とオリジナルアルバム2枚をリリースして翌年には解散してしまいます。その後、岡村孝子はソロとなり、「OLの教祖」などと言われるほど若い女性の間で人気を集めました。
演歌やら、フォークやら、1982年もなかなか多彩な楽曲が売れましたねぇ。薬師丸ひろ子もカワイイですが、やはり1982年は近藤真彦、マッチの年だったと言ってもいいんじゃないでしょうか?!では、1983年はと言うと?それはまたの機会に。
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発売日:1982年5月
売上枚数:78.5万枚