プロスポーツ選手にとって、引退は避けられない節目です。
プロ野球の世界においても、私たちは最後の打席や最後の登板など数々の節目を目の当たりにしてきましたね。
ユニフォームを脱ぐことを決意した選手。そんな彼らの現役最終試合のプレーをまとめてみました!
プロ野球の世界においても、私たちは最後の打席や最後の登板など数々の節目を目の当たりにしてきましたね。
ユニフォームを脱ぐことを決意した選手。そんな彼らの現役最終試合のプレーをまとめてみました!
巨人・原辰徳 (はら たつのり)
1995年10月8日 引退
原は三塁手として出場し、引退試合でホームランを放った。
試合後の引退セレモニーでは「巨人軍の4番打者には何人も侵すことが出来ない聖域がある」と語り、「今日、私の夢は終わります。しかし私の夢には続きがあります」との言葉を残した。
原辰徳 382号(引退試合) - YouTube
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憧れの長嶋茂雄をも超えたホームラン
21年前、同じ「4番・三塁」で引退試合に出場した、長嶋茂雄監督も引退当日のダブルヘッダー第1試合で通算444号弾を放ったが、第2試合はシングルヒット1本のみ。
原は憧れであり、目標であり、なかなか超えられなかった背番号3ができなかった、引退試合での惜別弾で自ら花道を彩った。
近鉄・山本和範 (やまもと かずのり)
1999年9月30日 引退
山本は最終打席で篠原貴行からカウント0ストライク3ボールで決勝ホームランを放つ。
山本 和範 - YouTube
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地元・福岡のファンも歓喜
球界最年長となった41歳を迎えた年には、結果的にシーズン中に1試合も出場する機会がなく、球団は最終戦の福岡ドームのダイエー戦に引退試合として最高の舞台を用意しました。
福岡のファンも、カズ山本の最後の勇姿を見ようと思い、多くのファンで超満員になり「山本コール」が起こりました。
そんな中、現役最終打席でホームランを放つと言う偉業を達成しました。
この時点ではまだ現役続行を望んでいたカズ山本選手ですが、この時のホームランの大歓声を聞いた時に「これ以上の感動は今後もう作り出せないだろうな」と思い引退を決意したそうです。
阪神・広澤克実 (ひろさわ かつみ)
2003年10月27日 引退
日本シリーズに入り、大不振。六打席連続三振の
シリーズタイ記録の作ってしまい、しばらくメンバーから外れた。
そして、最終戦、敗色濃厚の、九回ツーアウトとなったところで、
矢野の代打に、広澤が送られた。
大抵の人は察しがつく、「現役最終打席」だった。
そこで彼はホームランを放った。とことんまで「千両役者」だった。
2003日本シリーズ 阪神広澤 現役最終打席代打ホームラン - YouTube
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最終打席のシーン