プロ野球「現役最終試合」特集!90年代に活躍した選手に限ってみても、有終の美を決めたり、盟友に送り出されるなど色々いました!
2019年2月7日 更新

プロ野球「現役最終試合」特集!90年代に活躍した選手に限ってみても、有終の美を決めたり、盟友に送り出されるなど色々いました!

プロ野球において引退を覚悟した選手が時に大仕事をやってのける日があります。それが「現役最終試合」です。一時代を築き、ファンに愛された名選手たちの現役最後のプレーを振り返ります!

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この打席が現役最後になることを自覚していた広澤は、既に泣いていた。
そのため、「それまではボールが見えていたから打てなかったが、涙でボールがよく見えなかったのでホームランになった」などとネタにされた。この年限りで現役引退。

横浜・佐々木主浩 (ささき かづひろ)

2005年8月9日 引退

「お袋の前で投げたい」との希望により、2日後の9日、故郷・仙台のフルキャストスタジアム宮城で行われた対巨人戦で、高校時代からのライバルで親友でもある清原和博相手に、事実上の引退登板をした

2005年 大魔神・佐々木主浩 故郷でラスト登板 - YouTube

盟友・清原との対戦

地元ファンからスタンディングオベーションで迎えられての、ラスト対決。

最後だから、数々の名勝負を演じてきたライバル清原とやりたかった。
「サインが見えなくなるので、投げるボールは決めていた。キヨの顔を見たら、涙が出そうになった」。唇をかみ、必死に涙をこらえ投げ込んだ。

直球だけでカウント2-1と追い込み、128キロ外角フォークで空振り三振を奪った。

日ハム・新庄剛志 (しんじょう つよし)

2006年10月26日 引退

最終第5戦(札幌ドーム)8回裏、涙を流して入った現役最後の打席では、中里篤史からの全3球ストレート勝負にて空振り三振に倒れる。
※日本シリーズ 第5戦

新庄最後の打席 - YouTube

最後の打席、泣きながら打席に入ると相手のキャッチャー谷繁が、「全部ストレートで行くから、泣くな」と言ったらしいです。新庄はフルスイングで三振します。
なお、新庄は最後の打席はホームランか三振のどちらかと、決めていたらしいです。

広島・佐々岡真司 (ささおか しんじ)

2007年10月6日 引退試合

対横浜最終戦が、佐々岡の引退試合として行われた。10-0と広島が大量リードして迎えた9回表、二死無走者から登板したが、村田修一に高めの球を本塁打にされた。

佐々岡 対 村田 - YouTube

お約束を破った村田は涙・・・

シーズン中に行われる引退試合で投手が「主役」となり、打者1人と対峙する場合、日本球界には「空振り三振で送り出す」という“お約束”があると言われている。
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