ジョアンの死後、芸者の邑崎倫子と再び恋に落ち、二人はフランスへ。
その際に叶屋商会は万里子に譲られ、万里子が指揮をとることに。
トビー・シモンズ
万里子と卯野はこの英語塾へ通っていました。
トビーは卯野のことが好きだったのですが、アメリカへ帰国することに。
そしてその後アメリカへ渡った卯野は弁護士になったトビーと再会!
大人になってて頼りがいがあってかっこよくなってましたね。
当時の卯野は森太郎と一緒に貧しい日本人の治療にあたっていました。
日本人への風当たりが強い中、トビーは愛する卯野のために尽力します。
いつの間にか二人は公認の中のようになってしまい、森太郎も卯野への気持ちをしまいこむことに(じれったい!)
でも結局トビーが卯野の気持ちに気づき、身を引くんですよね。
トビー、いい男だ!
トビーのことを想う幼馴染の女の子もいましたね。
諫早 希蝶
男子が育ちにくい諫早家のため、成人までは女として育てられており、家では女装で過ごしています。
女嫌いのため、叶屋を継いだ万里子に最初は冷たく当たるも万里子の力を認めると協力的になりました。
イサドラ・ダンドリッジ
そして万里子をライバル視。
色々引っ掻き回そうとするけれども結局二人の絆に負けて身を引きました。
感想
*着物への憧れその1*
— みずき@着物👘 (@miona_girl) May 10, 2020
小学生の頃に出会った大和和紀の漫画「ヨコハマ物語」。「はいからさんが通る」で有名な漫画家さんの作品だけど、私はヨコハマの主人公2人の着物姿にとっても憧れていました。特に袴姿が可愛いの…💭
私の着物が着たいの原点です! pic.twitter.com/UalmBn2nJH
子供の時から愛読しているヨコハマ物語(∩´∀`∩)💕
— 蒼井れいか (@Sakura_Narimiya) July 14, 2019
芯の強い各キャラクターと愛情、正義と助け合い…etc.
数え切れないほど読んでも飽きないストーリー展開🌟
社会生活を送る上でも参考になることが多く正義のBibleとしてもオススメです♥ pic.twitter.com/f05T5tYUlQ
母の漫画だったのですけどね。
小学校の頃から高校生まで何回も読みました。
ヨコハマ物語の最後はどうなった?
万里子は竜助の赤ちゃんを身ごもります。
そんな中、竜助は全財産をかけた商品を持って出航するものの嵐に遭い行方不明に。
万里子は一人で出産し、生死不明の竜助を待つことに。
そしてある時、ぼろぼろになって万里子のもとへ帰ってきた竜助。
すべてを失った竜助はまた一から再出発することに。
そして万里子は竜助の港となり横浜で竜助を待つのでした。
赤ちゃんの名前は暁子でしたね。
まとめ
それぞれが葛藤しながら自分の道を見つけていくので全員応援したくなっちゃう。
だから万里子と森太郎が結ばれなかったのを残念に思う反面、卯野と森太郎が結ばれて良かったななんて思ってしまうんですよね。
心情描写も細かいから、「森太郎、万里子から卯野に乗り換えるなんて!」なんて思いません。
本当に何度でも読みたい名作です!
根っからのお嬢様の万里子と苦労してきた卯野。
一見相反するように見える二人だけど芯が強く、女性としてかっこいいんですよね!
明治時代には相当先進的な女性だったのでは。
さらに美しい。
着物姿もドレス姿も美しい。
そりゃ惚れるわ~と言う感じです!