しかし、堀井といえば、前述したように小池一夫塾の卒業生。「エロシーンは読者サービスであり、ドラマの小休止」との理念を持つ師匠の教えがある以上、それを作品で体現するのは弟子のつとめ。同塾出身者の高橋留美子も板垣恵介も、自作漫画で常に適度なエロシーンを挿入しているではありませんか。で、あるならば、この一見異質にもみえる『軽井沢誘拐案内』は、劇画村塾卒業生として堀井が描いた「正統派作品」といえるはずです。なお、2002年以降には携帯アプリ版も配信されています。
【PC-8801】軽井沢誘拐案内のエンディング
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(こじへい)