皇帝の息子は帝王!トウカイテイオー
2016年11月25日 更新

皇帝の息子は帝王!トウカイテイオー

トウカイテイオーはシンボリルドルフの代表産駒である。 皇帝ルドルフの子が帝王というネーミングとは裏腹にシンボリルドルフの絶対的な強さに比べ、トウカイテイオーは強さと脆さ両方持ち合わせていた。しかし、それがまた彼の人気を高める要因でもあった。

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奇跡の復活

トウカイテイオーは約1年休養し
1年ぶりの実戦、有馬記念に出走する。
1年経つと時代も変わっておりビワハヤヒデやウイニングチケットが
人気を集める中、トウカイテイオーは4番人気という評価だった。
最後の直線、抜け出すビワハヤヒデを追うトウカイテイオー
ゴールを先頭で駆け抜けたのはトウカイテイオーだった。
1年ぶりのグランプリ有馬記念を制し、いまだに長期休養明けのG1勝利の
最長記録である。奇跡の復活、その言葉しか当てはまらなかった。
未来に語り継ぎたい名馬 (1630962)

via prc.jp

1993年有馬記念 トウカイテイオー奇跡の復活劇 前回の出走から中363日でのGI勝利は最長記録である。

その年のクラシック 3強対決を制し、最強への階段をまたひとつ上ったビワハヤヒデが遭遇した奇跡。最後の直線、実況の「ダービー馬の意地を見せるか!」で涙が出ました

引退

翌年も現役を続ける予定だったが、故障で思うようにいかず
結果、一度も走ること無く引退、種牡馬入りを果たす。
引退式当日にトウカイテイオーの同期で皐月賞2着馬のシャコーグレイドが
勝利したのは有名な話である。
引退式に華を添えたのはあの時の2着馬の久々の勝利でした。

引退式に華を添えたのはあの時の2着馬の久々の勝利でした。

種牡馬成績

トウカイテイオーはトウカイポイントやストロングブラッド、ヤマニンシュクルと
いったG1ホースを輩出し、まずまずの種牡馬成績をあげた。
トウカイテイオー産駒と聞くと当時はついつい注目や応援したくなった
ものである。
永遠のトウカイテイオー!!! - たんたん竹ちゃんのよもやま日記 - Yahoo!ブログ (1630964)

評価

トウカイテイオーは二冠を制覇するまでと古馬になってからでは
大きくステージが変わっていった。最終的には有馬記念の奇跡の復活がある
ようにドラマティックな競走馬という評価だが、脚部不安に苦しんでいたこと
二冠を制覇するまでの圧倒的な強さなども忘れてはいけない。
クロミちゃんの競馬日記:トウカイテイオー (1630947)

 (1630963)

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  • ネイバー 2021/12/27 21:49

    トウカイテイオーは脚部不安が原因で怪我をしていた訳ではなく、自分自身の能力に身体の方が追い付かず骨折が多かったと関係者から言われているので、そこは関係ない可能性の方が極めて高いですよ?
    実際獣医によると骨が弱い訳ではなかったと言われていますからね。

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