――今はコメント欄で直接書き込んだりできますしね
中村
「いやいや、あのね、お客さんからこうね、色々言われたりとか。当初はしましたんで、段々とプレッシャーというかね。責任は重いなーっていうのはありました。」
――やり始めてから逆に重圧を感じるようになったと
中村
「初っ端の頃は本当にもう、ただただ嬉しいっていう」
――やはりお客さんも昔のレイニーウッドを体験しているから、それだけ中村さんへの期待は大きかったということでしょうか?
中村
「まあ、どこで自分で吹っ切ったのかは、ちょっと記憶に無いんですけど、ある時パッともう割り切っちゃったんですよね。どうあがいたって、僕は柳ジョージにはなれないし、柳ジョージでは無いし。僕に柳ジョージを求めてもらっても、それは所詮無理な話ですから。僕の中で昔憧れてた気持ちと同じ気持ちで、柳ジョージっていうボーカリストをリスペクトして、自分なりに歌えばいい。そのリスペクトの気持ちさえあれば、いいだろうっていう風に、上手くどこかで吹っ切ったっていうところがあったんですね。」
――無理に似せようとか、そういう所で勝負するのを止めて楽になったということですね。
中村
「北海道の頃はね、無理に似せてました(笑)とにかく、柳ジョージになりたかった。」
中村
「いやいや、あのね、お客さんからこうね、色々言われたりとか。当初はしましたんで、段々とプレッシャーというかね。責任は重いなーっていうのはありました。」
――やり始めてから逆に重圧を感じるようになったと
中村
「初っ端の頃は本当にもう、ただただ嬉しいっていう」
――やはりお客さんも昔のレイニーウッドを体験しているから、それだけ中村さんへの期待は大きかったということでしょうか?
中村
「まあ、どこで自分で吹っ切ったのかは、ちょっと記憶に無いんですけど、ある時パッともう割り切っちゃったんですよね。どうあがいたって、僕は柳ジョージにはなれないし、柳ジョージでは無いし。僕に柳ジョージを求めてもらっても、それは所詮無理な話ですから。僕の中で昔憧れてた気持ちと同じ気持ちで、柳ジョージっていうボーカリストをリスペクトして、自分なりに歌えばいい。そのリスペクトの気持ちさえあれば、いいだろうっていう風に、上手くどこかで吹っ切ったっていうところがあったんですね。」
――無理に似せようとか、そういう所で勝負するのを止めて楽になったということですね。
中村
「北海道の頃はね、無理に似せてました(笑)とにかく、柳ジョージになりたかった。」
――YouTubeなどで、中村さんが歌っている「雨に泣いている」の映像が見れるんですが、外見は確かに違うんですが、やっぱり乗り移ってる感じがするんですよ。これだったら、やっぱりライブを生で見たい!と思うだろうなって感じました。
中村
「いや、何度も言ってるんですけど、僕、こうやってレイニーウッドの皆さんと一緒にやらせてもらって、昔ファンでいた時よりも、今の方が曲を聞いてるんですよ(笑)。それで、聞けば聞くほど、やっぱりこう柳ジョージっていう人が、もの凄い遠い存在になってしまって。もう少し昔は、柳ジョージになれるかも?っていう、バカな夢があったんですけど(笑)。もう、ああいうボーカリストはいないでしょうし、段々聞けば聞くほど離れていくっていというか、遠い存在になっていくことに気づいてますよね」
――上綱さんにお尋ねしたいんですけど、中村さんに参加して貰おうと思ったきっかけとか、理由はどんなものだったのでしょうか?
上綱
「頭の中では、まあ、出来たらいいなというのは、漠然と思ってはいたんですけど、我々の作詞をよくやってくれた増田俊郎と一緒にライブをやったりして、彼の方から"いや、来年は是非、中村耕一とレイニーウッドで、一緒の姿が見たい、ねえ、皆さん!"みたいに観客に言ってくれて。段々とそれでそういう声が上がってきて、それでミッキーが横浜のパラダイスカフェに忘れ物を取りに行った時に遭遇して、そこでちょっとそういう話になって、これは何か一緒にやろうという」
ミッキー
「アキオちゃんが、よくぞ忘れ物してくれたっていう(笑)」
鈴木
「そう、フルートスタンドをね(笑)ミッキーに、悪いけど取りに行ってくれないか?って言ったら、そこに耕一ちゃんがいたっていう」
中村
「いや、何度も言ってるんですけど、僕、こうやってレイニーウッドの皆さんと一緒にやらせてもらって、昔ファンでいた時よりも、今の方が曲を聞いてるんですよ(笑)。それで、聞けば聞くほど、やっぱりこう柳ジョージっていう人が、もの凄い遠い存在になってしまって。もう少し昔は、柳ジョージになれるかも?っていう、バカな夢があったんですけど(笑)。もう、ああいうボーカリストはいないでしょうし、段々聞けば聞くほど離れていくっていというか、遠い存在になっていくことに気づいてますよね」
――上綱さんにお尋ねしたいんですけど、中村さんに参加して貰おうと思ったきっかけとか、理由はどんなものだったのでしょうか?
上綱
「頭の中では、まあ、出来たらいいなというのは、漠然と思ってはいたんですけど、我々の作詞をよくやってくれた増田俊郎と一緒にライブをやったりして、彼の方から"いや、来年は是非、中村耕一とレイニーウッドで、一緒の姿が見たい、ねえ、皆さん!"みたいに観客に言ってくれて。段々とそれでそういう声が上がってきて、それでミッキーが横浜のパラダイスカフェに忘れ物を取りに行った時に遭遇して、そこでちょっとそういう話になって、これは何か一緒にやろうという」
ミッキー
「アキオちゃんが、よくぞ忘れ物してくれたっていう(笑)」
鈴木
「そう、フルートスタンドをね(笑)ミッキーに、悪いけど取りに行ってくれないか?って言ったら、そこに耕一ちゃんがいたっていう」
――いや、運命ですね!
上綱
「今の話で、歌の部分ですよね。柳ジョージとの比較というか、それは別に全く望んでなかったですよ。柳ジョージの代役では無くて、放っておいてもオーディエンスの受けるイメージというか、詳しく聞いている人もいれば、何となく聞いている人もいるけど、たぶん50%以上の人は、そういうスタイルのボーカリストとして、同じカテゴリーで見てると思います。」
――確かに、僕ももうピッタリ、と思いましたから。
上綱
「やっぱり、ソックリだねっていう人もいれば、いやいや、やっぱり歌い方が違うよ、みたいな人もいる。それはもう、まあ、計算通りというか(笑)、やりたい様にやれば、程よくなるっていうのは分かってましたから。」
――そこまで計算されてたんですね。
上綱
「計算というか、まあ、当然そうなるだろうなという。」
――中村さんの中で一度消化して、そこから新しいレイニーウッドの歌声が生まれることになれば、という感じですか?
中村
「どこかでやっぱり、追い求めてますけどね。まだ(笑)」
――でも、追い求めてる限りは、ずっと成長し続けるわけですからね。
中村
「聞いてて、例えば細かい所ですけど、歌い方とかね、こういう風に歌える様になりたいとか、そういうの一杯ありますよね。でもまあ、稀有な人ですよ、あの人は」
――実際、YouTubeのコメント欄にも、「やっぱり、この歌声だ」みたいな絶賛評が並んでますね。
中村
「いや、そういうの怖くて見れないんですよ(笑)」
――それ、分かります!気になっちゃいますものね。
中村
「いや、もう本当に気がちっちゃいんで(笑)」
上綱
「今の話で、歌の部分ですよね。柳ジョージとの比較というか、それは別に全く望んでなかったですよ。柳ジョージの代役では無くて、放っておいてもオーディエンスの受けるイメージというか、詳しく聞いている人もいれば、何となく聞いている人もいるけど、たぶん50%以上の人は、そういうスタイルのボーカリストとして、同じカテゴリーで見てると思います。」
――確かに、僕ももうピッタリ、と思いましたから。
上綱
「やっぱり、ソックリだねっていう人もいれば、いやいや、やっぱり歌い方が違うよ、みたいな人もいる。それはもう、まあ、計算通りというか(笑)、やりたい様にやれば、程よくなるっていうのは分かってましたから。」
――そこまで計算されてたんですね。
上綱
「計算というか、まあ、当然そうなるだろうなという。」
――中村さんの中で一度消化して、そこから新しいレイニーウッドの歌声が生まれることになれば、という感じですか?
中村
「どこかでやっぱり、追い求めてますけどね。まだ(笑)」
――でも、追い求めてる限りは、ずっと成長し続けるわけですからね。
中村
「聞いてて、例えば細かい所ですけど、歌い方とかね、こういう風に歌える様になりたいとか、そういうの一杯ありますよね。でもまあ、稀有な人ですよ、あの人は」
――実際、YouTubeのコメント欄にも、「やっぱり、この歌声だ」みたいな絶賛評が並んでますね。
中村
「いや、そういうの怖くて見れないんですよ(笑)」
――それ、分かります!気になっちゃいますものね。
中村
「いや、もう本当に気がちっちゃいんで(笑)」
<ライブに対する想いとは?>
――メンバーの皆さんにお聞きしたいんですけど、解散から再び現在の様にライブ活動される上で、中村さんの様にプレッシャーみたいなものはありましたか?
上綱
「それは、無いですね。リハーサルで細かい調整をしなければいけないという作業はあっても、精神的なプレッシャーは無いです。」
ミッキー
「この人は曲順決めるから、それが一番プレッシャーですよ(笑)」
――石井さんはいかがですか、プレッシャーとかは?
石井
「プレッシャーとかは、特には無いですね。やっぱり継続してることだし、自然な姿に近いものがあるので」
――鈴木さんは、どうでしょうか、不安みたいなものは?
鈴木
「不安は、あるでしょうね。だいたいが、昔のまんまやってるんで、これでいいんだと。もうこれだけ時代がどんどん変わっていって、リスナーも音楽スタイルがどんどん変わってるわけじゃないですか。今の二十歳の子なんか、聞いてる音楽がぜんぜん違うわけじゃないですか。その子らに70年代の音楽を、そのまま押し通そうとしている。それに対して、ついて来れないお客さんは、もう仕方がないというか、その辺の音楽の流れ、それをどうとらえて演奏していくか?というところで悩む、不安、プレッシャーっていうのは、あると思いますね」
――そうですね、逆に皆さん継続して活動されてきているから、時代によってそれを変える必要って、無いような気がします。
鈴木
「それは、色々なとらえ方があると思いますけど、変えちゃうと今度は昔からのファンが、あ、変わっちゃった・・・、とか。何か、昔っからの同じイントロが欲しいとか、そういうのがあって、やっと昔と同じ気持ちで涙が流せると。だけど、他のバンドだとアレンジを変えて、何か違うバージョンの過去の曲を新たにリメイクして、また新しい世代に合わせていくっていうスタイルでやってる古いバンドもあるし、まあ、色んなバンドのスタイルがあるんでね。レイニーウッドは、古いスタイルにこだわってそのままでやっているという、そういうところでお客さんが、聴いてくれているのかな?というところの不安みたいなものはあるでしょうね」
上綱
「それは、無いですね。リハーサルで細かい調整をしなければいけないという作業はあっても、精神的なプレッシャーは無いです。」
ミッキー
「この人は曲順決めるから、それが一番プレッシャーですよ(笑)」
――石井さんはいかがですか、プレッシャーとかは?
石井
「プレッシャーとかは、特には無いですね。やっぱり継続してることだし、自然な姿に近いものがあるので」
――鈴木さんは、どうでしょうか、不安みたいなものは?
鈴木
「不安は、あるでしょうね。だいたいが、昔のまんまやってるんで、これでいいんだと。もうこれだけ時代がどんどん変わっていって、リスナーも音楽スタイルがどんどん変わってるわけじゃないですか。今の二十歳の子なんか、聞いてる音楽がぜんぜん違うわけじゃないですか。その子らに70年代の音楽を、そのまま押し通そうとしている。それに対して、ついて来れないお客さんは、もう仕方がないというか、その辺の音楽の流れ、それをどうとらえて演奏していくか?というところで悩む、不安、プレッシャーっていうのは、あると思いますね」
――そうですね、逆に皆さん継続して活動されてきているから、時代によってそれを変える必要って、無いような気がします。
鈴木
「それは、色々なとらえ方があると思いますけど、変えちゃうと今度は昔からのファンが、あ、変わっちゃった・・・、とか。何か、昔っからの同じイントロが欲しいとか、そういうのがあって、やっと昔と同じ気持ちで涙が流せると。だけど、他のバンドだとアレンジを変えて、何か違うバージョンの過去の曲を新たにリメイクして、また新しい世代に合わせていくっていうスタイルでやってる古いバンドもあるし、まあ、色んなバンドのスタイルがあるんでね。レイニーウッドは、古いスタイルにこだわってそのままでやっているという、そういうところでお客さんが、聴いてくれているのかな?というところの不安みたいなものはあるでしょうね」
――ミッキーさんは、その辺の不安とかプレッシャーはありますか?
ミッキー
「いや、別にプレッシャーってのは無いですけど、あるとすれば、やっぱり、"いつも同じ曲だよね"って言われるのが、やっぱりイヤだし、だからなるべくお客さんと話をして、リクエストもらったり。新しいファンの人を掘り起こすっていう作業も大事だと思うんですけど、寝てるファンを起こす方が早いんで」
――うわ、それは名言ですね!
ミッキー
「結局、今レイニーウッドで動き始めた当初は、ライブも本当に30人入るのが精一杯だったの。それを、周りのスタッフのメール作戦から始まって、どんどん増やしていって。耕一さんが歌ってくれるようになって、一気にダーッと増えてきて、まあ、相乗効果だと思うんですよね。で、その時に、今まで寝てたお客さんが何十年振りかでライブに来て、いや良かった!って言って満足して帰ってくれるのは、本当にありがたいよね。ま、寝てるお客さんを起こす方が、僕は早いよね、と思ってるんですけどね(笑)」
――本当にその通りですね。久々に見に行って昔と変わらず凄い!と思ったら、絶対に他の人を誘って見に行くと思うんですよ。それが数珠つなぎになって、観客が増えていったんでしょうね。
ミッキー
「そこをお客さんも分かってて、新しく来た人にはやっぱり、ウェルカムな雰囲気にして、一緒にやろう!とか言って、ペンライトを買って新しいお客さんに渡してくれたりするんですよ。で、楽しかった、て言って皆帰りますからね」
ミッキー
「いや、別にプレッシャーってのは無いですけど、あるとすれば、やっぱり、"いつも同じ曲だよね"って言われるのが、やっぱりイヤだし、だからなるべくお客さんと話をして、リクエストもらったり。新しいファンの人を掘り起こすっていう作業も大事だと思うんですけど、寝てるファンを起こす方が早いんで」
――うわ、それは名言ですね!
ミッキー
「結局、今レイニーウッドで動き始めた当初は、ライブも本当に30人入るのが精一杯だったの。それを、周りのスタッフのメール作戦から始まって、どんどん増やしていって。耕一さんが歌ってくれるようになって、一気にダーッと増えてきて、まあ、相乗効果だと思うんですよね。で、その時に、今まで寝てたお客さんが何十年振りかでライブに来て、いや良かった!って言って満足して帰ってくれるのは、本当にありがたいよね。ま、寝てるお客さんを起こす方が、僕は早いよね、と思ってるんですけどね(笑)」
――本当にその通りですね。久々に見に行って昔と変わらず凄い!と思ったら、絶対に他の人を誘って見に行くと思うんですよ。それが数珠つなぎになって、観客が増えていったんでしょうね。
ミッキー
「そこをお客さんも分かってて、新しく来た人にはやっぱり、ウェルカムな雰囲気にして、一緒にやろう!とか言って、ペンライトを買って新しいお客さんに渡してくれたりするんですよ。で、楽しかった、て言って皆帰りますからね」
――当時ライブに行けなかった人にも、是非体験して頂きたいですね。
次に、ミドルエッジ世代にとっては、やはり1978年に放送されたドラマ『死人狩り』の主題歌の「雨に泣いている」が一番印象に残っているんですが、当時はまだLPレコードとか自分で買えなかったんで、テレビの歌番組でシングル曲を聞いて、あ、カッコイイ!と思ってたんですよ。
上綱
「僕らはやっぱりプライオリティに思ってたのは、あくまでもアルバムアーティストってことで、アルバムの中からシングルカットの曲をどれにしようかっていう。だから気持ちとしてはアルバム収録曲の中で、どういう色を付けられるかなっていう考え方ではありましたね」
――『死人狩り』の話題が出たので、一つどうしてもお聞きしたいことがありまして。
「雨に泣いている」を、ドラマ主題歌として使う時に、英語の歌詞を日本語の歌詞に変えているんですが、これが主演の萩原健一さんの意向によるものだった、というのは本当なんでしょうか?
上綱
「それはもう、その通りです。英語じゃやっぱり主題歌に出来ないから、日本語でもう一回入れ直してやったら、主題歌でいけるからと」
――その変更に対して、やはりレイニーウッドとしては抵抗とかありましたか?
上綱
「そりゃね、やっぱりレイニーウッドというより、ジョーちゃんが一番ね。"日本語で歌うと、もうフォークなんだよ。ロックは英語じゃなきゃ"と。そこがプロデューサーも一番困ってたところで(笑)。なだめすかしては、日本語も1~2曲入れようと。それから、日本語のアルバムを作ることが比較的楽になりましたね」
次に、ミドルエッジ世代にとっては、やはり1978年に放送されたドラマ『死人狩り』の主題歌の「雨に泣いている」が一番印象に残っているんですが、当時はまだLPレコードとか自分で買えなかったんで、テレビの歌番組でシングル曲を聞いて、あ、カッコイイ!と思ってたんですよ。
上綱
「僕らはやっぱりプライオリティに思ってたのは、あくまでもアルバムアーティストってことで、アルバムの中からシングルカットの曲をどれにしようかっていう。だから気持ちとしてはアルバム収録曲の中で、どういう色を付けられるかなっていう考え方ではありましたね」
――『死人狩り』の話題が出たので、一つどうしてもお聞きしたいことがありまして。
「雨に泣いている」を、ドラマ主題歌として使う時に、英語の歌詞を日本語の歌詞に変えているんですが、これが主演の萩原健一さんの意向によるものだった、というのは本当なんでしょうか?
上綱
「それはもう、その通りです。英語じゃやっぱり主題歌に出来ないから、日本語でもう一回入れ直してやったら、主題歌でいけるからと」
――その変更に対して、やはりレイニーウッドとしては抵抗とかありましたか?
上綱
「そりゃね、やっぱりレイニーウッドというより、ジョーちゃんが一番ね。"日本語で歌うと、もうフォークなんだよ。ロックは英語じゃなきゃ"と。そこがプロデューサーも一番困ってたところで(笑)。なだめすかしては、日本語も1~2曲入れようと。それから、日本語のアルバムを作ることが比較的楽になりましたね」
――やはり、英語の歌詞への想いというのは、特別なものがあったのでしょうか?
上綱
「「雨に泣いている」も、最初にリリースしたタイトルの"Weeping in the rain"がもうアルバムタイトルでしたから。でも、やっぱり英語では入れられなかったんですね。まあ、テレビの主題歌は、大きなチャンスでしたから、やはり柳ジョージ個人のこだわりが大きかったんですね。当然、ボーカリストがそうであれば、我々はその意向に付いていくわけですから。昔は、例えば日比谷の野音とか、横浜の野音って言ったら、いかにもロック然としたミュージシャンが出演しているわけで、その中でやっぱり日本語でやるのはちょっとカッコ悪いみたいのが風潮的にはあったんですよ、70年代には。」
――その辺は、やはり自身の音楽のルーツが洋楽にあるからでしょうか?
上綱
「我々のそれぞれが、バンドなどの色々な経験をしていく中で、やはりその入り口では、中学校の頃とかのグループサウンズの曲をやったりとかしてますから。そこから始まって、色々と分かってくると、グループサウンズよりはやっぱりローリング・ストーンズの方がカッコいいじゃないかと。そうなると当然洋楽化してきますよね」
――過去の名曲だけでなく、今後のライブで新曲発表の予定などはありますか?
上綱
「まあ、今その流れがありますけどね」
上綱
「「雨に泣いている」も、最初にリリースしたタイトルの"Weeping in the rain"がもうアルバムタイトルでしたから。でも、やっぱり英語では入れられなかったんですね。まあ、テレビの主題歌は、大きなチャンスでしたから、やはり柳ジョージ個人のこだわりが大きかったんですね。当然、ボーカリストがそうであれば、我々はその意向に付いていくわけですから。昔は、例えば日比谷の野音とか、横浜の野音って言ったら、いかにもロック然としたミュージシャンが出演しているわけで、その中でやっぱり日本語でやるのはちょっとカッコ悪いみたいのが風潮的にはあったんですよ、70年代には。」
――その辺は、やはり自身の音楽のルーツが洋楽にあるからでしょうか?
上綱
「我々のそれぞれが、バンドなどの色々な経験をしていく中で、やはりその入り口では、中学校の頃とかのグループサウンズの曲をやったりとかしてますから。そこから始まって、色々と分かってくると、グループサウンズよりはやっぱりローリング・ストーンズの方がカッコいいじゃないかと。そうなると当然洋楽化してきますよね」
――過去の名曲だけでなく、今後のライブで新曲発表の予定などはありますか?
上綱
「まあ、今その流れがありますけどね」
――当時、色々歌番組とか出られていて、一番強烈な思い出というのはありますか?
上綱
「強烈な思い出というか、一番良く出たのが"夜のヒットスタジオ"か、"ミュージックフェア"で、フジテレビのドラマきっかけでブレイクしたので、大体フジテレビ系が多かったですね。これも事務所の意向で、なるだけテレビには出たくないんだけど、フジテレビの要望には応えなければいけないという。もっとマイナーな頃には、NHKの"レッゴーヤング"で、ジャニーズ系とか若手の中で、全く異質の存在で出てましたね(笑)。なんかこう、決められた振り付けで軽く踊らされたり(笑)。NHKのスタッフが見かねて、ああ、ここはいいです、とか(笑)」
――えっ、知らなかったです。逆にそれは貴重な!
上綱
「あと、あれが恥ずかしかったですね。夜のヒットスタジオのオープニングで、リレー形式で歌っていくやつ」
――あれ、楽しみだったんですよ。そう言えば、夜のヒットスタジオで実際に雨を降らせた時がありましたね。
ミッキー
「あれが、滑るんですよ。あと、スモークとかドライアイスとか。」
――あと、変わった演出では、漁師さんが出てくるとか。
上綱
「あれは、"酔って候"の時で、一回だけ別枠のお試しで出演した時に、まあ、演出を考えてくれたんでしょうね。土佐のクジラなんだけど、千葉の漁師だったという(笑)」
上綱
「強烈な思い出というか、一番良く出たのが"夜のヒットスタジオ"か、"ミュージックフェア"で、フジテレビのドラマきっかけでブレイクしたので、大体フジテレビ系が多かったですね。これも事務所の意向で、なるだけテレビには出たくないんだけど、フジテレビの要望には応えなければいけないという。もっとマイナーな頃には、NHKの"レッゴーヤング"で、ジャニーズ系とか若手の中で、全く異質の存在で出てましたね(笑)。なんかこう、決められた振り付けで軽く踊らされたり(笑)。NHKのスタッフが見かねて、ああ、ここはいいです、とか(笑)」
――えっ、知らなかったです。逆にそれは貴重な!
上綱
「あと、あれが恥ずかしかったですね。夜のヒットスタジオのオープニングで、リレー形式で歌っていくやつ」
――あれ、楽しみだったんですよ。そう言えば、夜のヒットスタジオで実際に雨を降らせた時がありましたね。
ミッキー
「あれが、滑るんですよ。あと、スモークとかドライアイスとか。」
――あと、変わった演出では、漁師さんが出てくるとか。
上綱
「あれは、"酔って候"の時で、一回だけ別枠のお試しで出演した時に、まあ、演出を考えてくれたんでしょうね。土佐のクジラなんだけど、千葉の漁師だったという(笑)」
――リハーサル中のお忙しい中、ありがとうございました。それでは最後にメンバーお一人ずつ、今後のライブに対しての意気込みなど、お聞かせ頂ければと思います。
上綱
「まあ、やり続けるだけですね。この年で何か、スマッシュヒットをどうのこうのなんて、狙うのも何かね。そりゃ、売れた方がいいんですけど、そんな青臭いことは言えない(笑)」
ミッキー
「もう、一日でも長く、ボケたりしないで(笑)、健康で演奏が出来ればいいなと思いますけど」
中村
「ミッキーさんと同じです(笑)。もうね、皆似たようなもんじゃないの?」
ミッキー
「アキオちゃんなんか、健康に気を付けてるもんな」
鈴木
「気を付けてるよ本当に。皆、トシなんでね。まあ長くね、出来ればいいかな、と思います」
上綱
「石井なんか、一番気を付けてないよな」
石井
「まあ、そうだね。これから長くってのもあるけど、色んな所へ行きたいですね。やっぱり、都市部に限られちゃうんで、もっと色々な土地で出来るといいな、と思います。大変ですけどね」
上綱
「基本、旅人間なんでね。もし、地方の方で呼びたい方がいらっしゃったら、喜んで行きますので」
上綱
「まあ、やり続けるだけですね。この年で何か、スマッシュヒットをどうのこうのなんて、狙うのも何かね。そりゃ、売れた方がいいんですけど、そんな青臭いことは言えない(笑)」
ミッキー
「もう、一日でも長く、ボケたりしないで(笑)、健康で演奏が出来ればいいなと思いますけど」
中村
「ミッキーさんと同じです(笑)。もうね、皆似たようなもんじゃないの?」
ミッキー
「アキオちゃんなんか、健康に気を付けてるもんな」
鈴木
「気を付けてるよ本当に。皆、トシなんでね。まあ長くね、出来ればいいかな、と思います」
上綱
「石井なんか、一番気を付けてないよな」
石井
「まあ、そうだね。これから長くってのもあるけど、色んな所へ行きたいですね。やっぱり、都市部に限られちゃうんで、もっと色々な土地で出来るといいな、と思います。大変ですけどね」
上綱
「基本、旅人間なんでね。もし、地方の方で呼びたい方がいらっしゃったら、喜んで行きますので」
インタビュー取材を終えて
インタビューの後で少しリハーサルを見学させて頂いたのですが、繰り返し演奏を重ねながら、細部にこだわって仕上げていくその作業工程には、メンバー各人が今まで重ねてきた歴史の中で、こうして再び巡り合えた喜びに溢れている様に思えました。
今回の町田「まほろ座」でのライブも、両日ともチケット完売の大盛況で終えられたとのこと。
お近くの会場でライブがあれば、是非一度は足を運んで下さい!当時の思い出とともに新しいレイニーウッドを楽しんでください。
今回の町田「まほろ座」でのライブも、両日ともチケット完売の大盛況で終えられたとのこと。
お近くの会場でライブがあれば、是非一度は足を運んで下さい!当時の思い出とともに新しいレイニーウッドを楽しんでください。
レイニーウッドの今後のライブ予定
2018/11/10(土) 六本木バードランド(ディナー、ドリンク付)
2018/11/16(金) 関内ホール(滝ともはるデビュー40周年記念コンサート出演)
2018/12/8 (土) 馬車道パラダイスカフェ(詳細未定)
2018/12/9 (日) 石巻グランドホテル (ディナーショー)
2018/12/28(金) 神戸モズライトカフェ
2018/12/29(土) 三豊市文化会館 マリンウェーブ マーガレットホール
2018/12/30(日) 広島 Live Cafe Jive
ライブ情報に関しては、下記の公式サイトやSNSで詳細がアップされますので、ご確認頂ければ幸いです。
2018/11/16(金) 関内ホール(滝ともはるデビュー40周年記念コンサート出演)
2018/12/8 (土) 馬車道パラダイスカフェ(詳細未定)
2018/12/9 (日) 石巻グランドホテル (ディナーショー)
2018/12/28(金) 神戸モズライトカフェ
2018/12/29(土) 三豊市文化会館 マリンウェーブ マーガレットホール
2018/12/30(日) 広島 Live Cafe Jive
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