砂の城
「人生なんて砂の城のようなものかもしれない…」。富豪の一人娘として生まれたナタリーと孤児フランシスの哀しい恋物語。発表当時、少女漫画の一歩先をリードした長編の幕開け。
二部からは……孤児フランシスが他女性ともうけた17歳の差の男の子(マルコ後、フランシスへと改名)と恋するストーリー仕立てになります。
砂の城 主要登場人物 ※ネタばれ含みます
ナタリー&フランシス
ちなみに17歳年の差。
ちなみにナタリーは童話作家へ、フランシスは画家の道を歩む。
砂の城で繰り広げられる恋模様
詳細は本編へと言いたいところですが、
今回、注目したいのはフランシスの恋。
そしてフェランの一途な恋(もはや愛といっていい)へクローズアップします。
ちなみに今回の記事のキーとなるフェランとは…。
フェラン
札付きの悪童。
夫を殺してしまった過去を持つ母を持つ。
最初はフランシスにはとりつくしまもなかったが、打ち解けていくとフランシスを愛するようになる。(※!)
フランシスが「これはもう恋なんだ」と決定的に気づく瞬間
最近知り合ったフォロワーさんに自分の好きな作品を紹介します。一条ゆかり先生の「砂の城」。1人の女性と少年フランシスとの禁断の恋と彼らを取り巻く人々の悲しいヒューマンドラマ。とりあえずフランシス君は可愛いから読んでない方は是非!😀 pic.twitter.com/PlLhssovWl
— ジルファ@銀英伝勉強中 (@Gilsailles_68) November 9, 2017
「ばか…あやまることないさ」
そしてフランシスは友人たちの支えによって持ち直しますが、
相変わらずナタリーのことをあきらめきれないのでした……。
(※打ち明けるけど、「うそだよ」ってからかって冗談で済ましちゃうんだよね…)
ただただ黙ってそばにいる、フェラン。
自分を救ってくれた恩人をフェランは彼なりの恋の示し方として、ただ何も言わずそばに寄り添います。
ずっとナタリー守ってあげるよ