32bitのハイパーメディアパソコン「FM TOWNS」
当時、富士通の大規模な宣伝効果もあって憧れのパソコンに映っていました。
FM TOWNSは時代を先取りした世界初のCD-ROMドライブ標準搭載パソコンでした! - Middle Edge(ミドルエッジ)
「ハイパーメディアパソコン」と呼ばれた富士通の32bitパソコン「FM TOWNS」を憶えていますか?当時のパソコンユーザーにはX68000やPC-9800シリーズと並び羨望の的でしたね。1677万色中256色発色機能やPCM音源に夢が拡がりました!
1993年、FM TOWNSマーティーが登場
キャッチコピーは「Martyにチャンネルを合わせろ」
via www.suruga-ya.jp
FM TOWNS系のコンシューマ向けマルチメディア機(CD-ROMプレイヤー)。
要はFM TOWNS向けのハイスペックゲームを堪能出来るマシンだったわけですね。
家庭用テレビへの接続に特化された同機は、性能的には初代FM TOWNS程度でした。
要はFM TOWNS向けのハイスペックゲームを堪能出来るマシンだったわけですね。
家庭用テレビへの接続に特化された同機は、性能的には初代FM TOWNS程度でした。
マウスでなく専用のジョイパッドを使って操作します。
パッドにはZOOMボタンがあって、対応ソフトではスーパーファミコンのように画面の拡大表示が可能でした。キーボードは別売。
パッドにはZOOMボタンがあって、対応ソフトではスーパーファミコンのように画面の拡大表示が可能でした。キーボードは別売。
Fujitsu FM Towns Marty Two Boot Screen
via www.youtube.com
販売台数目標の100万台には遠く及ばず・・・
対応ソフトについて
FM TOWNS向けのCD-ROMソフトウェアの多くがそのまま利用できる、という触れ込みだったものの、マーティー発売後のFM TOWNSタイトルは、ソフトのパッケージに「マーティー対応」という注意書きがないと使用出来ませんでした。
20 Games That Defined the Fujitsu FM Towns (Marty)
via www.youtube.com
マーティー発売以前に発売されていたTOWNSタイトル約660本のうち約200本がマーティー対応、新作ソフトを含めると発売時点で約250本のソフトがマーティー対応とされていました。
ゲームマシンとしては高額すぎた
当時、普通のパソコンの中にもMSXなど10万円を切る価格で販売されていた機種が存在していたなかで、主にゲームユースで本体価格が9万8000円(税込10万円)と高い設定価格でした。
そして、FM TOWNSにゲーム機市場に対抗できるようなキラーソフトがそう多くは出ていなかったんです。
あの名作「イース」シリーズはなぜかPCのなかでFM TOWNSに移植されていませんでしたし。。。
そして、FM TOWNSにゲーム機市場に対抗できるようなキラーソフトがそう多くは出ていなかったんです。
あの名作「イース」シリーズはなぜかPCのなかでFM TOWNSに移植されていませんでしたし。。。
ゲーム機に対抗できる簡易なゲーム用パソコンというスタンスであり、当初、発売から3年で販売台数100万台という目標を立てていた。しかし、売り上げは低迷し、1993年12月末時点で、マーティーの累計出荷台数は4.5万台だった。