マーティーの突然の発表と失敗は、一時は堅調になってきたかと思われたFM TOWNSの市場に、逆に水をさしてしまった。また、当時流行していた「マーフィーの法則」にひっかけて、「売れる可能性のない物は売れない」=「マーティーの法則」とも揶揄された。ただし価格さえ見合えばアダルトゲームには最高の環境、という話も聞かれた。
切り口を変えてカ-ナビ機能を搭載したカーマーティーも
富士通として初めてカーナビゲーション市場に参入し、当時としては初めて一方通行を考慮したルート検索が可能。ほかにも別売の3.5インチFDDでルート情報や地点登録、走行軌跡などを保存、交換が可能など現在のカーナビの原点というべき機能がいくつか見受けられた。もちろん、通常のマーティー向けのソフトウェアも動作する。カーナビのソフトウエアは専用PCカードに記録され、GPSアンテナは接続できないものの、ルート検索やコース編集等はFM TOWNSシリーズでも使用可能だった。
メニューキーを素早く2回押すと、画面上の自車のキャラクターが、レーシングカーから犬に変わる。
こんなゲーム機、ハードウェアあったあった。高額すぎてあまり売れなかった機種。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
80年代から90年代にかけて発売されたゲーム機は、数えてみればたくさんあります、しかし高額すぎたりマニアックすぎるという理由で失敗した機種もいっぱいあります。今回はそのいくつかをご紹介します。