歯に衣着せぬ解説は先人ゆずり?!
実況アナウンサーと解説者(元横綱 北の富士)
1998年より北の富士勝昭がNHK専属相撲解説者に!!
北の富士vs輪島 (昭和48年三月場所)
あっら〜!
— リエッス (@riessu) January 20, 2018
ラフな姿で北の富士さん!😆
#sumo#大相撲 pic.twitter.com/8tWy5JWuSJ
まずは、何とも言えない絶妙なジョークから!!。
元大関である把瑠都と横綱日馬富士が対戦した取組で、立合のタイミングが合わずに黒星を喫してしまった日馬富士に対し、「日馬富士は、『待った!』じゃなくて、『しまった!』だねえ~」
そして、何とも言えない本音を交えながら、2012年当時36歳で引退を表明した若の里に対する賞賛の言葉を口にしたときの解説だが、「肩から脚までの筋肉!すごいねえ~。よくあんな厳しい師匠の元で十年も二十年もやってきたよね。俺なら持たないよ!」。
北の富士自身が、不摂生で32歳の若さで引退していることを振り返っての実感がこもった解説であったと私は思う。
ミレニアム(2000年)より舞の海秀平がNHK専属相撲解説者に!!
Mainoumi vs. Sakahoko : Haru 1992 (舞の海 対 逆鉾)
私の予想では「相撲がアクロバットに変質した!!」とでも言うと思うのだが・・・??。
NHK大相撲解説を務める舞の海秀平
舞の海は現役時代、小兵ながら多彩な技を駆使し、東小結まで上り詰めた。「技のデパート」「平成の牛若丸」という愛称で呼ばれた人気力士だった。
現役引退時に年寄名跡に空きがなく、タレントに転身し、NHKの専属解説のほか、スポーツコメンテーター、旅番組のレポーターなど様々な活動をしている。
NHKと民放で同一時間に同様の相撲番組を放送していた!!
デーモン閣下 大相撲解説 初出演 1/3 20060115
この頃はサッカー日本代表の国際マッチなどで同様の現象が起こっている。地上波民放放送とNHKBS放送で同じ番組を放送するのだが、やはり、私はNHKBSを見てしまっている!!。
あなたは伝説の二人の相撲解説者をご存知だろうか??
伝説の相撲解説者の一人、神風正一
神風正一
本名赤沢正一。大正10年10月19日、大内町三本松(現在の東かがわ市三本松)に生まれる。旧制大川中学(現在の三本松高校)3年の終わりに、大相撲、横綱玉錦の内弟子として二所ノ関部屋に入門、昭和12年5月に初土俵を踏み、17年に入幕、19年に関脇になった。25年1月場所、前頭2枚目で2横綱、1大関を倒して9勝6敗の成績をあげながら、翌場所前頭筆頭に止められた(この時は東筆頭で不戦勝を含む8勝7敗だった出羽錦が小結になった)不公平さに失望し、番付面の不満を理由に翌場所突如引退。その後、一時、年寄片男波を襲名、百人余の力士を持つ部屋を継いだが、翌年秋に廃業した。NHKが主催した相撲討論に神風が出席し、そのさわやかな弁舌を目の当たりにしたNHKが勧誘、本格的な解説者としてスタート。以来32年間、花形解説者として活躍した。平成2年5月に逝去。享年68歳。
なお、神風の四股名の由来は、朝日新聞社が所有した長距離飛行機(「神風号」)の名前からとったものである。そのため戦争中に〈神風特別攻撃隊〉が生まれると軍部から「不敬である」と非難されて謹慎処分を受けたが、双葉山の取りなしによって直後の1945年6月場所には復活を果す。
ありし日の神風正一
下記動画では神風さんの解説と杉山アナウンサーの声が聞けますが、まさにこれが伝説の”セット”の語り口だろう。
昭和59年初場所7日目 逆鉾 対 隆の里
欠点を言えば言葉が早口で子供の頃なんかは半分も意味を理解できたかどうか疑問が残るけどね・・・?!。