彼らの残した影響は強く、2000年代前半に起こった青春パンクブームでブレイクしたバンドの多くが、ブルーハーツの影響を強く受けていることを公言している。音楽界以外にも、彼らから影響を受けたと語る有名人は多数いる。
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劇団 第三舞台の主宰・鴻上尚史は、自身がパーソナリティを務めた「オールナイトニッポン」内で、幾度となくブルーハーツ好きを公言しており、ライブにも度々足を運び、感想を語っていた。「1985」(鴻上曰くソノシート音源)をフルで流したり、88年2月12日の武道館ライブを見に行った日の深夜の放送では、その日披露されたばかりの新曲「青空」のライブ音源を流したりと、この番組でしか聴けない音源も多かった。後に自身の映画に「青空」を挿入歌として使用している。
1989年、作家の吉本ばなならが『僕の話を聞いてくれ』という、ブルーハーツを絶賛する本を出した。吉本ばななは、「I Love ザ・ブルーハーツ」というタイトルで寄稿し、本の帯に「ブルーハーツは全員、丸ごとの自分をきちんと大事にしている。これは大変贅沢で、かなり素晴らしいことに違いない」と書いた。
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漫画家の森田まさのりは、メンバーをモデルとしたキャラを『ろくでなしBLUES』(週刊少年ジャンプ連載)に登場させた。また、「英雄にあこがれて」と題された回では、同タイトルのブルーハーツの楽曲(『YOUNG AND PRETTY』収録)の歌詞を作中で引用している。また、ヒロインの初恋の思い出の曲として、「リンダリンダ」を作中で引用し、1話作っている。
解散
解散当時に発売された音楽誌『バンドやろうぜ』の編集局コラムによると、「河口が新興宗教(幸福の科学)に没頭し、スタッフやファンを勧誘したことに甲本と真島が怒ったために解散に至った」とされている。しかし、甲本がのちに音楽誌に語った内容では「バンドを続けるにはある程度の演奏技術が必要。それがあのメンバーでは出せないから解散した」となっている。
ファンとしてもヒロト&マーシーと河ちゃん&梶君の間にあるギャップを少しは感じていた気がする。なので、THE_BLUE_HEARTSの解散はもちろん残念なんだけど、でも少し仕方ないような、何とも言えない気持ちになったのを覚えている。
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1995年に解散したロックバンド、THE BLUE HEARTSの主要メンバーであった甲本ヒロトと真島昌利を中心に結成された。ブルーハーツ解散後、ちょうどバンドを組もうとしていた真島がブルーハーツ関係者であった大島賢治と白井幹夫を誘い、ボーカリストが見つからず、「バンドを辞めて暇そうにしていたので(真島談)」甲本を誘ったのがバンド結成の経緯である。
『ダウンタウンのごっつええ感じ』のエンディングテーマに使われていた「日曜日よりの使者」があまりにも有名な↑THE HIGH-LOWS↓。ダウンタウンの松本人志の結婚祝いに駆けつけた甲本ヒロトがこの曲を歌ったというエピソードも有名。
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2005年11月に活動休止を発表したTHE HIGH-LOWSの真島が甲本にバンド結成を持ちかけ、2人と仕事・プライベートでTHE BLUE HEARTS時代から親交のあるレコーディングエンジニアの川口聡の紹介により、小林・桐田が加わってザ・クロマニヨンズが結成される。
結成から約10年たった今も精力的に活動しているザ・クロマニヨンズ。THE BLUE HEARTSは解散してしまったし、ザ・クロマニヨンズはTHE BLUE HEARTSではないんだけど、ヒロト&マーシーの二人がいることで、THE BLUE HEARTSがまだ続いているような気になれる。これは、THE BLUE HEARTSファンにとってもとても大事なことなのです。
『ジュリエット・ゲーム』
『ボクが病気になった理由』
『恋愛戯曲 〜私と恋におちてください。〜』
脚本
『家族、貸します 〜ファミリー・コンプレックス〜』
『戦力外捜査官』
『セーラー服と宇宙人(エイリアン)〜地球に残った最後の11人〜』
など