【ヱヴァンゲリヲン新幹線にも乗車可能】1990年開業 博多南駅【「町」を「市」に変える300円新幹線】
2017年10月1日 更新

【ヱヴァンゲリヲン新幹線にも乗車可能】1990年開業 博多南駅【「町」を「市」に変える300円新幹線】

1990年に、福岡県春日市にできたJR西日本「博多南駅」。300円で乗れる新幹線としてご存知の方も多いと思いますが、この新駅の誕生によって、劇的に発展し、ついに来年(2018年)「町」が「市」へと昇格するほどにまでなった町があります。博多南線とその町のご紹介をさせていただきます。

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300円で乗車できる新幹線がある。

博多南駅

博多南駅

既にいろいろなメディアで伝えられているので、鉄道に特に関心のない方でもご存知のことだと思いますが、簡単にご説明させていただきます。

山陽新幹線の運転区間は新大阪駅ー博多駅です。この定義は現在も変わりません。
そこに1990年、「博多南線」という新しい営業運転区間がJR西日本に生まれました。
「営業運転区間」と書いたとおり、「新しい鉄道」ではありません。ただし新しい「駅」が作られました。
博多で終点になった山陽新幹線は、ねぐらとなる車両基地へと回送されます。
その回送線を経て車両基地の横に、旅客扱いをする、「博多南駅」という駅を設置しました。

博多南駅はなぜ作られたか。

車両基地建設以後、基地のある那珂川町は次第に市街化してゆき、発展した。しかし、当時この地域は福岡市中心部への交通アクセスが悪く、西鉄バスでは1時間近く要するため、地元住民から「回送線に乗せて欲しい」との要望が山陽新幹線を運営していた日本国有鉄道(国鉄)に寄せられるようになった。
このように、福岡県筑紫郡那珂川町の住民は、九州の政治経済文化の中心地・福岡まで、鉄道がないのでバスで長時間かけて行っていたのですが、その横を誰も乗っていない新幹線の回送電車が何本もスルーしていくというシュールな思いを味わっていました。
その要望が通じ、1990年4月1日、博多南線 博多ー博多南間が開業します。
その人気たるやすさまじく、その年の12月3日に利用客数が100万人を突破したそうです。
(wikipediaより。)
博多南駅に入線する旅客列車。

博多南駅に入線する旅客列車。

回送列車の有効利用。
エコノミカル。

新幹線車両だが新幹線ではなく「特急」扱い。

特急には乗れませんと明記されている青春18きっぷ。

特急には乗れませんと明記されている青春18きっぷ。

新幹線車両を使っていますが、この定義により、新幹線ではありません。
全国新幹線鉄道整備法では、新幹線鉄道を「その主たる区間を列車が200キロメートル毎時(以降km/hと記す)以上の高速度で走行できる幹線鉄道」(第2条)と定義している。「その主たる区間」であるから、局所的に200 km/h未満の速度でしか走行できない区間が存在しても新幹線鉄道である。
この博多南線の最高速度は120km/hなので、局所的ではなく全区間が200km/h以下なので、新幹線には当たらないとされ、「在来線の特急扱い」とされています。
「特急」ではありますが、「普通列車」でもないため(途中に駅はありませんが)、青春18きっぷでは乗車できません。

500系にも乗れます。

東京など東海道新幹線エリアからは引退した「500系新幹線」ですが、山陽新幹線では現在でも現役バリバリで使用されています。
博多南線の一部の列車にも、500系が充当されており、300円で500系の旅ができます。
ヱヴァンゲリヲン新幹線に300円で乗れるとのこと。

ヱヴァンゲリヲン新幹線に300円で乗れるとのこと。

ヱヴァンゲリヲン新幹線なるものがあるようで、それにも300円で乗車できるようです。
その旅行記を動画にあげてくださった方がいらっしゃいます。
貴重な動画、ありがとうございます。
500 TYPE EVA 

500 TYPE EVA 

なかなか凝ったデザインの新幹線。
ヱヴァンゲリヲンのファンにはワクワクするものではないでしょうか。
ハニカム構造の丸い車体 やはりカッコイイ!!

ハニカム構造の丸い車体 やはりカッコイイ!!

500系は1997年に登場した車両ですが、本当に斬新なテクノロジー、デザインだと今でも思います。
ヱヴァンゲリヲン新幹線に使われるのも納得。

博多南線でいつ乗れるかは情報なし(すみません。)。

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