【マラソン女子日本代表】増田明美から高橋尚子まで20世紀までを振り返る
2017年3月10日 更新

【マラソン女子日本代表】増田明美から高橋尚子まで20世紀までを振り返る

“東京マラソン”など市民参加型のシティマラソンが賑わいをみせる昨今、日本女子マラソン黄金期に活躍した高橋尚子さんをはじめ浅利純子さん、市橋有里さん、数々のランナーを振り返ってみました。

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ファツマ・ロバ (エチオピア)

ファツマ・ロバ (エチオピア)

自己ベスト記録
2時間23分21秒(1998年4月、ボストンマラソン)

アトランタオリンピック優勝 金

ロバのお母さんはオバという名である
リディア・シモン ( ルーマニア)

リディア・シモン ( ルーマニア)

自己ベスト記録
1500m 4分22秒57(1991年)
3000m 9分25秒84(1991年)
10000m 31分32秒64(1998年)
ハーフマラソン 1時間08分34秒(2000年)
マラソン 2時間22分54秒(2000年)

シドニーオリンピック 銀
2000年1月に行われた、シドニー五輪女子マラソン代表選考レースであった大阪国際女子マラソンでは、弘山晴美とデッドヒートを繰り広げながらも僅差で当時大会新記録の2時間22分54秒の自己ベストタイムで優勝し、大阪で大会史上初の3連覇を達成した(大会最多優勝回数はカトリン・ドーレの4回)。

記憶に残った選手

谷川真理 

谷川真理 

自己ベスト記録
ハーフマラソン 1時間09分37秒 (1995年)
マラソン 2時間27分55秒 (1994年)


1991年東京国際女子マラソン。39キロ地点で猛スパートをかけ、エゴロワ(右)後のバルセロナ五輪金メダリストを一気に抜き2時間31分27秒でマラソン初優勝を飾る。(1991年11月)
弘山晴美

弘山晴美

自己ベスト記録
800m 2分06秒19 (1994年)
1500m 4分11秒10 (1994年)
3000m 8分50秒40 (1994年)
5000m 15分03秒67 (1998年)
10000m 31分22秒72 (1997年)
ハーフマラソン 1時間09分41秒 (2001年)
マラソン 2時間22分56秒 (2000年)

アトランタ、シドニー、アテネと長距離トラックのオリンピック代表選手として、3大会連続出場という偉業を成し遂げている。マラソン日本歴代8位の好記録(2時間22分56秒の)を持っている。


日本女子陸上選手界の「四天王」と謳われた時期もある。弘山晴美・松野明美・真木和・鈴木博美
松野明美

松野明美

自己ベスト記録
5000m 15分45秒
10000m 31分54秒0 (1989年)
マラソン 2時間27分02秒 (1992年)

ソウルオリンピック女子10000m日本代表

1992年大阪国際女子マラソンで、当時の日本最高記録を上回る2時間27分02秒の好記録で2位。

女子マラソン 日本歴代記録

『スシ・ターボ』海外メディアからつけたられたあだ名。

『スシ・ターボ』海外メディアからつけたられたあだ名。

女子マラソンの日本歴代記録は高橋尚子さんが活躍したころから野口みずき選手の時代までに集中している。
女子マラソン 日本歴代
①野口みずき(グローバリー)2時間19分12秒 (2005/09/25)
②渋井陽子(三井住友海上)2時間19分41秒 (2004/09/26)
③高橋尚子(積水化学)2時間19分46秒 (2001/09/30)
④千葉真子(豊田自動織機)2時間21分45秒 (2003/01/26)
⑤坂本直子(天満屋)2時間21分51秒 (2003/01/26)
⑥山口衛里(天満屋)2時間22分12秒 (1999/11/21)
⑦土佐礼子(三井住友海上)2時間22分46秒 (2002/04/14)
⑧前田彩里(ダイハツ工業)2時間22分48秒 (2015/03/08)
⑨弘山晴美(資生堂)2時間22分48秒 (2000/01/30)
⑩重友梨佐(天満屋)2時間23分23秒 (2012/01/29)
安部友恵
2015年現在、100kmウルトラマラソンの女子世界記録保持者。旭化成所属。

高橋尚子から学ぶプロの姿勢 - YouTube

高橋尚子選手の引退会見からプロの姿勢を学ぶ.
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