マジック点灯は「キタ――(゚∀゚)――!!」の瞬間!プロ野球史に残る、速攻でマジック点灯させた球団5選!!
2018年3月28日 更新

マジック点灯は「キタ――(゚∀゚)――!!」の瞬間!プロ野球史に残る、速攻でマジック点灯させた球団5選!!

プロ野球における山場のひとつ「マジック点灯」。贔屓の集団に点灯すれば歓喜、ライバル集団に転倒すれば背水の陣。そんなファンの気持ちを一喜一憂させるマジックナンバーのなかでも球史に残る「速攻」点灯年次5選を紹介してみます。

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1 中日ドラゴンズ 87勝 54敗 5分 .617
2 阪神タイガース 84勝 58敗 4分 .592
3 東京ヤクルトスワローズ 70勝 73敗 3分 .490
4 読売ジャイアンツ 65勝 79敗 2分 .451
5 広島東洋カープ 62勝 79敗 5分 .440
6 横浜ベイスターズ 58勝 84敗 4分 .408

2006年 中日ドラゴンズ セ・リーグ優勝決定戦 延長12回表

2008年7月22日 阪神タイガース 「M46」

5選目は、オチというわけではないのですが結果的に記録となった「非優勝チームのマジック最速点灯記録」として、2008年の阪神を挙げておきます。

結果としては前半にブッチギリだった阪神と後半にブッチギリだった巨人という、非常に極端な構図だった年。北京五輪も絡んで、ファンの人たちは悲喜交交な一年だったに違いありません。

下記、阪神独走のピークだった7月9日時点と、この年の最終戦績を見比べるとその傾向が顕著ですね。

2008年7月9日

1 阪神タイガース 51勝 23敗 1分 .689
2 中日ドラゴンズ 38勝 36敗 3分 .514
3 読売ジャイアンツ 39勝 37敗 2分 .513
4 広島東洋カープ 35勝 35敗 4分 .500
5 ヤクルトスワローズ 34勝 39敗 1分 .466
6 横浜ベイスターズ 22勝 51敗 1分 .301
本稿とは関係ありませんが、横浜ベイスターズの負けっぷりも目を見張るものがありますね。

2008年最終戦績

1 読売ジャイアンツ 84勝 57敗 3分 .596
2 阪神タイガース 82勝 59敗 3分 .582
3 中日ドラゴンズ 71勝 68敗 5分 .511
4 広島東洋カープ 69勝 70敗 5分 .496
5 ヤクルトスワローズ 66勝 74敗 4分 .471
6 横浜ベイスターズ 48勝 94敗 2分 .338
本稿とは関係ありませんが、横浜ベイスターズの負けっぷりも目を見張るものがありますね(2回目)。
この年の読売ジャイアンツは、2回目の原辰徳監督体制の3年目(通算5年目)のシーズンである。
シーズン序盤から阪神が独走し、7月8日時点で阪神と巨人の差は13.0ゲーム差あり、7月22日には阪神に優勝マジックが点灯した。しかし、北京五輪が始まり、各チームの主力選手がレギュラーシーズンを欠場すると、阪神の勢いが止まり、その一方で巨人が夏場以降に猛追し、9月11日から12連勝するなどして、大逆転で優勝を飾った。1996年の最大11.5ゲーム差を逆転しての優勝が「メークドラマ」と呼ばれたのに対し、この優勝は最大13ゲーム差の逆転であったため、「メークレジェンド」と呼ばれた。クライマックスシリーズで中日を破り、日本シリーズに出場したが、日本シリーズで西武に3勝4敗で敗れ、日本一は逃した。
96年、長島監督の有名な「メークドラマ」を上回る逆転劇は「メークレジェンド」と呼ばれました。

今年も球春の季節到来ですが、最後まで目を離さずに熱く応援したいものですね!
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