気になる17才
あいざき進也というと、どうしてもアイドルとして小粒という印象を拭いきれません。城みちる、松田新太郎と共に新新御三家などと呼ばれていましたが、この呼称がいかにも小さい。先代というか、新御三家の郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎が輝き過ぎているというのもありますね。
しかし、あいざき進也は面白いのです。趣味は下駄集め。いえ、この趣味も気になるところですが、そうではありません。アイドル時代、単純に曲が良いんです。
デビュー曲は1974年1月25日発売の「気になる17才 」でした。
しかし、あいざき進也は面白いのです。趣味は下駄集め。いえ、この趣味も気になるところですが、そうではありません。アイドル時代、単純に曲が良いんです。
デビュー曲は1974年1月25日発売の「気になる17才 」でした。
気になったかどうかは分かりませんが、タイトルどおり17歳でのデビューです。私は気になりましたね。何と言っても魅力的な声ですよ、気になったのは。で、よく聴いてみると曲も良いではなないですか。
作詞は飛ぶ鳥を落とす勢いだった安井かずみ、作曲はキャンディーズの一連のシングルで知られる穂口雄右です。因みに穂口雄右は、RCサクセション の「ぼくの好きな先生」の編曲も担当しているんですよ。
作詞は飛ぶ鳥を落とす勢いだった安井かずみ、作曲はキャンディーズの一連のシングルで知られる穂口雄右です。因みに穂口雄右は、RCサクセション の「ぼくの好きな先生」の編曲も担当しているんですよ。
気になる17才
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恋のリクエスト
「気になる17才 」のスマッシュ・ヒットで幸先よく飛び出した1974年は以降、5月10日「シンデレラは6月生まれ 」、7月25日「君におくる愛のメロディー」と3作続けて安井かずみ、穂口雄右 作品が続いたのち、10月25日に作詞:岡田冨美子、作曲:すぎやまこういち による「愛の誕生日」で締めくくっています。
明けて1975年は1月25日に「想い出のバイオリン 」を発売した後、いよいよ名曲「恋のリクエスト 」が発売されるます。
明けて1975年は1月25日に「想い出のバイオリン 」を発売した後、いよいよ名曲「恋のリクエスト 」が発売されるます。
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作詞:藤公之介、作曲:井上忠夫による「恋のリクエスト」。井上忠夫とは「ランナウェイ」をはじめとするシャネルズの一連の作品をはじめ日本のポップス界を代表する井上大輔の本名です。ブルー・コメッツのボーカリストとしてもよく知られていますが、作詞家の藤公之介は、一般的にあまり馴染みがないかもしれませんね。「恋のリクエスト」や榊原郁恵の「いとしのロビン・フッドさま」などが代表曲と言えるのではないでしょうか。
詩も曲も良くできています。
詩も曲も良くできています。
あいざき進也 恋のリクエスト
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プロダクションの戦略と言うよりも、おそらくあいざき進也本人の意向ではないかと思うのですが、バンド志向のようなものがこの映像からも伺えます。つまりあいざき進也はロック好き。ここから更にバンド志向というか、アーティスト志向を強めていくのですが、同時期に発売されたアルバム「進也の季節 Rock'n Roll Holiday」でより明確となります。
「恋のリクエスト」の映像と同じ真っ赤なジャンプスーツがジャケットを飾っています。よっぽど気に入っていたのでしょう。
「恋のリクエスト」の映像と同じ真っ赤なジャンプスーツがジャケットを飾っています。よっぽど気に入っていたのでしょう。
進也の季節 Rock'n Roll Holiday
A1 恋のリクエスト
A2 気まぐれな恋
A3 通学電車
A4 脱出列車
A5 心もよう
A6 ヘイ・ジュテーム
B1 ラブタイム
B2 サーフィンUSA
B3 想い出のバイオリン
B4 ふるえる愛
B5 四つ葉のクローバー
B6 氷の世界
A2 気まぐれな恋
A3 通学電車
A4 脱出列車
A5 心もよう
A6 ヘイ・ジュテーム
B1 ラブタイム
B2 サーフィンUSA
B3 想い出のバイオリン
B4 ふるえる愛
B5 四つ葉のクローバー
B6 氷の世界
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ロック志向の表れは真っ赤なジャンプスーツやアルバムタイトルだけではありません。3曲目の「通学電車」の後に「脱出列車」と乗り物つながりの曲を収めたあたりにコンセプトのようなものを感じますが、これは、まぁ、気のせいでしょう。
それよりも井上陽水の「氷の世界」、「心もよう」のカバーです。さらにはガロの「四つ葉のクローバー」そして、なんと「サーフィンUSA」ときたもんだ。エグイ!「心もよう」と「サーフィンUSA」を同じアルバムに入れるなんて尋常ではありませんよ。しかし、まぁ、あいざき進也とはそうした人なのです。
それよりも井上陽水の「氷の世界」、「心もよう」のカバーです。さらにはガロの「四つ葉のクローバー」そして、なんと「サーフィンUSA」ときたもんだ。エグイ!「心もよう」と「サーフィンUSA」を同じアルバムに入れるなんて尋常ではありませんよ。しかし、まぁ、あいざき進也とはそうした人なのです。
恋のペンダント
「恋のリクエスト」に続き井上忠夫による「恋のペンダント」が7月25日に発売されます。この曲、この曲こそが、あいざき進也の最高傑作と断言してもいいかと思います!
詩も曲も素晴らしいのですが、振り付けがまた最高です。
「恋のペンダント」あいざき進也
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素晴らしい曲ですよね。しかし、それだけではありません。あいざき進也の真骨頂は「恋のペンダント」と同日に発売されたライブアルバム「ジャンプ・オン・ステージ」。これがスゴイのです。
ジャンプ・オン・ステージ
A1 ザ・コート・オブ・ザ・クリムゾン・キング
A2 ハート・ブレイカー
A3 ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン
A4 悪夢
A5 対自核
A6 ゼンマイじかけのカブト虫
A7 ハトが泣いてる
A8 白い船
A9 恋のペンダント
B1 レモンの香りの女の娘
B2 ひとつちがい
B3 抱きしめたい
B4 君におくる愛のメロディー
B5 シンデレラは6月生まれ
B6 想い出のバイオリン
B7 愛の誕生日
B8 気になる17才
B9 恋のリクエスト
B10 サヨナラ
A2 ハート・ブレイカー
A3 ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン
A4 悪夢
A5 対自核
A6 ゼンマイじかけのカブト虫
A7 ハトが泣いてる
A8 白い船
A9 恋のペンダント
B1 レモンの香りの女の娘
B2 ひとつちがい
B3 抱きしめたい
B4 君におくる愛のメロディー
B5 シンデレラは6月生まれ
B6 想い出のバイオリン
B7 愛の誕生日
B8 気になる17才
B9 恋のリクエスト
B10 サヨナラ