70年代に安井かずみが作詞を担当した小柳ルミ子の名曲たち
2019年1月19日 更新

70年代に安井かずみが作詞を担当した小柳ルミ子の名曲たち

70年代、小柳ルミ子はアイドルでした。そして、その当時の安井かずみといえば、アイドルに作詞を提供する超売れっ子。ただ、小柳ルミ子は演歌を歌うんですね。安井かずみと演歌は結びつかない。しかし曲を聴いてみると相性は良かったようですよ。

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小柳ルミ子+安井かずみ

1971年のデビュー以来、多くのヒット曲を放っている小柳ルミ子。キャリアが長いだけに楽曲を手掛けた作詞家、作曲家も多岐にわたります。それはもう日本の歌謡史が作れるくらいに豪華な顔ぶれです。そうした錚々たる作詞家の中に安井かずみがいます。
安井かずみ

安井かずみ

出生名:安井 一美
別名:ZUZU
生誕:1939年1月12日
出身地:神奈川県横浜市
死没:1994年3月17日(55歳没)
安井かずみといえば、加藤和彦とのコンビの印象が強いですが、70年代は沢田研二「危険なふたり」、郷ひろみ「よろしく哀愁」、西城秀樹「ちぎれた愛」などトップアイドルへの作品提供で知られています。飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことですね。
作風はスタイリッシュ。この一言に尽きます。そんな安井かずみが演歌歌手としてデビューした小柳ルミ子のシングルを担当しているんです。意外な感じがしますが、どれも予想を裏切る素晴らしい出来栄えです。

わたしの城下町

安井かずみが小柳ルミ子に提供したシングルは全部で5曲。1971年に2曲、1973年に3曲あります。小柳ルミ子のキャリアからすると多いような少ないような感じですが、1973年の時点では小柳ルミ子が発売したシングルの半分にあたります。
1971年、最初に提供した作品が小柳ルミ子のデビュー曲「わたしの城下町」でした。
わたしの城下町

わたしの城下町

作詞:安井かずみ/作曲:平尾昌晃/編曲:森岡賢一郎
演歌ですもんねぇ。安井かずみの経歴からすると異質というか、違和感を覚えます。しかし、小柳ルミ子との相性は意外に良かったのかも。

わたしの城下町

「わたしの城下町」は大ヒットし、小柳ルミ子の代表曲となります。

お祭りの夜

ファースト・アルバム「私の十二曲 小柳ルミ子 日本抒情歌集」が発売されるのは1971年9月25日です。ジャケットは「わたしの城下町」の別バージョンですね。
私の十二曲 小柳ルミ子 日本抒情歌集

私の十二曲 小柳ルミ子 日本抒情歌集

SIDE A
1.わたしの城下町
2.知床旅情
3.女ひとり
4.中国地方の子守唄
5.五つ木の子守唄
6.さいはて慕情

SIDE B
1.浜辺の歌
2.城ケ島の雨
3.島原地方の子守唄
4.南国土佐を後にして
5.小鳥と少年
6.木彫りの人形
9月25日というと、セカンド・シングル「お祭りの夜」の発売日でもあります。なのにアルバムには収録されていません。何故でしょうか?不思議ですね。
お祭りの夜

お祭りの夜

作詞:安井かずみ/作曲:平尾昌晃/編曲:森岡賢一郎
当時の映像で観れないのが残念ですが、前作に引き続き安井かずみが作詞を担当しています。

お祭りの夜

「お祭りの夜」は翌月に発売されたセカンド・アルバム「愛のカフェテラス・お祭りの夜」に収録されるのですが、このアルバムは変則というか企画もので、辺見マリとの抱き合わせになっています。
愛のカフェテラス・お祭りの夜

愛のカフェテラス・お祭りの夜

美しい娘ふたり/辺見マリ 小柳ルミ子の世界
今では考えられませんが、今となってはそこが貴重とも言えそうです。まぁ、小柳ルミ子人気にレコード会社も慌てたということでしょう。
更に翌月の1971年11月25日には早くもサード・アルバム「お祭りの夜 ふるさと日本の唄」が発売されることになります。
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