昭和を代表する色男・プレイボーイといえば火野正平です。誰が何と言おうと火野正平です。
70年代から80年代のワイドショーを賑わせたのは、火野正平この人です。「昭和の色男」「元祖プレイボーイ」「モテ男の代名詞」などと火野正平を表す形容詞は男性なら憧れてしまうものばかり。
数々の美女と恋のうわさが立ち“平成の火野正平”と呼ばれたISSA(DAPUMP)も火野正平が亡くなったときに追悼コメントをインスタグラムのストーリーにアップしたことも話題になりました。「令和の火野正平」はまだ誰も名乗っていませんが、プレイボーイにはその冠が使われることでしょう。
プレイボーイとしての一時代を築いたと言っても過言ではない火野正平。浮名を多く流しながらも女性からの恨みつらみや訴えなどをあまり聞いたことがありません。そこが火野正平がプレイボーイでありながら、俳優としてタレントとして受け入れられてきた一因でもあるのかもしれません。
70年代から80年代のワイドショーを賑わせたのは、火野正平この人です。「昭和の色男」「元祖プレイボーイ」「モテ男の代名詞」などと火野正平を表す形容詞は男性なら憧れてしまうものばかり。
数々の美女と恋のうわさが立ち“平成の火野正平”と呼ばれたISSA(DAPUMP)も火野正平が亡くなったときに追悼コメントをインスタグラムのストーリーにアップしたことも話題になりました。「令和の火野正平」はまだ誰も名乗っていませんが、プレイボーイにはその冠が使われることでしょう。
プレイボーイとしての一時代を築いたと言っても過言ではない火野正平。浮名を多く流しながらも女性からの恨みつらみや訴えなどをあまり聞いたことがありません。そこが火野正平がプレイボーイでありながら、俳優としてタレントとして受け入れられてきた一因でもあるのかもしれません。
火野正平のカバーアルバム「ウーマン達への子守唄」
そんな女性を大事にしてきたであろう火野正平がカバーアルバムを出していたことをご存じですか?実は、1970年後半から1990年まではシングルを発売している歌手としても活躍していました。
2009年に日本クラウンから発売された「ウーマン達への子守唄」は、火野正平から女性たちへ贈るをコンセプトに作られたカバーアルバムで、本人が自らセレクトしたカバー曲と、当時18年振りに発表したオリジナル曲を収録されています。
今回、火野正平が亡くなったニュースをきっかけに改めてその歌声を聴いてみたくなり、気になった曲をレビューしつつ、故人を偲びたいと思います。
2009年に日本クラウンから発売された「ウーマン達への子守唄」は、火野正平から女性たちへ贈るをコンセプトに作られたカバーアルバムで、本人が自らセレクトしたカバー曲と、当時18年振りに発表したオリジナル曲を収録されています。
今回、火野正平が亡くなったニュースをきっかけに改めてその歌声を聴いてみたくなり、気になった曲をレビューしつつ、故人を偲びたいと思います。
<収録曲>
1.メロディー(玉置浩二)
2.ランナー(高橋真梨子)
3.雨(森高千里)
4.三日月(絢香)
5.恋人たちのざわめき(又紀仁美)
6.ごめんね…(高橋真梨子)
7.名前のない空を見上げて(MISIA)
8.瞳がほほえむから(今井美樹)
9.夢から夢へ(チャゲ&飛鳥)
10.今年の薔薇(火野正平)
1.メロディー(玉置浩二)
2.ランナー(高橋真梨子)
3.雨(森高千里)
4.三日月(絢香)
5.恋人たちのざわめき(又紀仁美)
6.ごめんね…(高橋真梨子)
7.名前のない空を見上げて(MISIA)
8.瞳がほほえむから(今井美樹)
9.夢から夢へ(チャゲ&飛鳥)
10.今年の薔薇(火野正平)
オフィシャルオーディオ
火野正平「今年の薔薇」(オフィシャルオーディオ)
via www.youtube.com
コピーライターの重鎮である糸井重里も絶賛!
火野正平「ウーマン達への子守唄」を聴いてます。
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) November 20, 2024
一曲目が玉置浩二の「メロディ」です。これ、とてもいいんです。うまいとかじゃないけど、このひとに歌ってもらってよかったと曲が感じてると思う。ぼくは火野正平という人、会ったことないけど、とても好きです。
「ウーマン達の子守唄」を聴いてみました
1曲目は玉置浩二の「メロディー」をカバー。
クセ強のハスキーボイスが優しくメロディーを歌いあげます。詩を朗読しているようなテンポで始まりますが、それが心地よく聞こえてきます。まるで耳元で囁かれているような歌声がクセになりそうです。
歌い上げるといった感じではなく、しみじみと暖炉の前でウイスキーを傾けながら聞きたくなる1曲です。玉置浩二さんのメロディーは壮大に歌い上げるところが素敵ですが、火野正平が歌うとじんわり人情味が増している気がします。
クセ強のハスキーボイスが優しくメロディーを歌いあげます。詩を朗読しているようなテンポで始まりますが、それが心地よく聞こえてきます。まるで耳元で囁かれているような歌声がクセになりそうです。
歌い上げるといった感じではなく、しみじみと暖炉の前でウイスキーを傾けながら聞きたくなる1曲です。玉置浩二さんのメロディーは壮大に歌い上げるところが素敵ですが、火野正平が歌うとじんわり人情味が増している気がします。
3曲目は「雨」
「雨」なので、カバーと言えば、大抵の人が中西保志の「雨」を想像すると思いますが、火野正平が歌い上げるのは、森高千里の「雨」。ここがウーマン達への子守唄って感じが出ています。
女性の歌を男性がカバーする場合、キーを下げるので歌詞があまり聞きにくいことがありますが、本曲については、火野正平のハスキーボイスが歌詞をさらに引き立たせます。意外性のあるカバー曲は、聞く方も構えがちですがこのカバーはスーッと入ってきます。
男性が女性に向かって、泣いていいんだよと諭している様に歌っている感じがします。
「雨」なので、カバーと言えば、大抵の人が中西保志の「雨」を想像すると思いますが、火野正平が歌い上げるのは、森高千里の「雨」。ここがウーマン達への子守唄って感じが出ています。
女性の歌を男性がカバーする場合、キーを下げるので歌詞があまり聞きにくいことがありますが、本曲については、火野正平のハスキーボイスが歌詞をさらに引き立たせます。意外性のあるカバー曲は、聞く方も構えがちですがこのカバーはスーッと入ってきます。
男性が女性に向かって、泣いていいんだよと諭している様に歌っている感じがします。
via www.amazon.co.jp
4曲目も女性の曲で絢香の「三日月」
こちらは今までよりはポップスよりのアレンジです。ボサノバっぽくも聞こえるようなアレンジで、ストリングが心地よく聞こえてきます。女性のコーラスも今までより多く、火野正平がカラオケで好きで歌っていたのではないかと思われます。
元祖プレイボーイは、絢香が個人的に好きだったんじゃないかと勝手に想像しちゃいます。カバーしつつ…みたいな。怒られますね。
こちらは今までよりはポップスよりのアレンジです。ボサノバっぽくも聞こえるようなアレンジで、ストリングが心地よく聞こえてきます。女性のコーラスも今までより多く、火野正平がカラオケで好きで歌っていたのではないかと思われます。
元祖プレイボーイは、絢香が個人的に好きだったんじゃないかと勝手に想像しちゃいます。カバーしつつ…みたいな。怒られますね。
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6曲目はこれぞカバーといった高橋真梨子の「 ごめんね・・・」
この曲は恐らく火野正平も出演していたであろう日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」の15代目主題歌です。カバーで発表した歌手も数知れず、男性だと五木ひろし、林部智史がカバーしています。
やはりこの曲は数々の浮名を流した火野正平が歌うことで歌詞の重みが増してきます。浮気をした女性が男性に向けた歌詞ではありますが、どちらにも悲しい結末が待っているそんなことを火野正平が歌うとどちらも悪くないような気にさせます。女性の過ちを男性が歌い、自分も許すようなそんな歌になっています。
この曲は恐らく火野正平も出演していたであろう日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」の15代目主題歌です。カバーで発表した歌手も数知れず、男性だと五木ひろし、林部智史がカバーしています。
やはりこの曲は数々の浮名を流した火野正平が歌うことで歌詞の重みが増してきます。浮気をした女性が男性に向けた歌詞ではありますが、どちらにも悲しい結末が待っているそんなことを火野正平が歌うとどちらも悪くないような気にさせます。女性の過ちを男性が歌い、自分も許すようなそんな歌になっています。
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