Head Hunters
現在までにグラミー賞を13回も受賞しているハービー・ハンコックが1973年に放った「ヘッド・ハンターズ」。
ハービー・ハンコックはキャリアも長く、活動が多岐に渡っていることもあり日本でも認知度が高いミュージシャンですね。
ハービー・ハンコックはキャリアも長く、活動が多岐に渡っていることもあり日本でも認知度が高いミュージシャンですね。
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「ヘッド・ハンターズ」の注目曲は「ウォーターメロン・マン」でしょうか。この曲は、1962年のハービー・ハンコックの初のリーダー・アルバム「テイキン・オフ」に収録されていたものですが、「ヘッド・ハンターズ」ではジャズ・ファンクのアレンジでセルフカバーされています。
まぁ、オリジナルはアコースティック、新録音はエレクトリックといった塩梅ですが、名曲というものはどのようなアレンジにも耐えるという好例になっています。
まぁ、オリジナルはアコースティック、新録音はエレクトリックといった塩梅ですが、名曲というものはどのようなアレンジにも耐えるという好例になっています。
Watermelon Man
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「ウォーターメロン・マン」といえば、ハービー・ハンコックの代名詞となっている名曲ですが、実は1963年にモンゴ・サンタマリアがカバーしたことによって知られるようになりました。モンゴ・サンタマリアのカヴァーはなんと全米10位の大ヒットとなったんですよ。
「ヘッド・ハンターズ」は、ハービー・ハンコックのエレクトリック・ジャズ期を代表する1枚というだけではなく、後のジャズ・ファンクやジャズ・フュージョンに大きな影響を与えたといわれています。
「ヘッド・ハンターズ」は、ハービー・ハンコックのエレクトリック・ジャズ期を代表する1枚というだけではなく、後のジャズ・ファンクやジャズ・フュージョンに大きな影響を与えたといわれています。
Future Shock
続いてもう一枚、ハービー・ハンコックです。
ジャズファンの間では古くから知られていたハービー・ハンコックですが、日本では1983年のアルバム「フューチャー・ショック 」でお茶の間でも知られるようになったのではないかと思います。
というか、アルバムの1曲目「ロックイット」ですよね、知られるようになったのは。
ジャズファンの間では古くから知られていたハービー・ハンコックですが、日本では1983年のアルバム「フューチャー・ショック 」でお茶の間でも知られるようになったのではないかと思います。
というか、アルバムの1曲目「ロックイット」ですよね、知られるようになったのは。
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「ロックイット」は当時日本の音楽番組で盛んに流されていました。なので全世界で爆発的に大ヒットしていたのだろうと思っていたのですが、ビルボードのダンス・ミュージック/クラブ・プレイ・シングル・チャートでこそ1位を獲得していますが、総合シングル・チャートでは最高位71位だったんですね。意外です。
Herbie Hancock - Rockit (Official Video)
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「ロックイット」がヒットしたこともあって「フューチャー・ショック」は売れに売れていたという印象がありますが、「フューチャー・ショック」がプラチナ・ディスクを獲得したのはリリースから約11年後の1994年10月だそうです。
Bitches Brew
「ジャケ買い」という言葉があります。ジャケットが気に入ると中身も良いはずだというあれです。好みとは言え、名は体を表すみたいなものですね。
で、ですね、「Bitches Brew」のジャケットを見てください。もう尋常じゃない、ただならぬ雰囲気が嫌でも漂ってきます。「ジャケ買い」するかどうかは別にして、このジャケット、名は体を表しています。
で、ですね、「Bitches Brew」のジャケットを見てください。もう尋常じゃない、ただならぬ雰囲気が嫌でも漂ってきます。「ジャケ買い」するかどうかは別にして、このジャケット、名は体を表しています。
Bitches Brew
ディスク: 1
1. Pharaoh's Dance
2. Bitches Brew
ディスク: 2
1. Spanish Key
2. John McLaughlin
3. Miles Runs The Voodoo Down
4. Sanctuary
5. Feio
1. Pharaoh's Dance
2. Bitches Brew
ディスク: 2
1. Spanish Key
2. John McLaughlin
3. Miles Runs The Voodoo Down
4. Sanctuary
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マイルス・デイヴィスが1970年に発表したレコードで2枚組となるアルバム「ビッチェズ・ブリュー」。「フュージョン」というジャンルを確立した、ジャズ史上最も革命的な作品の一つとされる名盤。ですが、多くの日本人がイメージする「フュージョン」とは恐らく違うのではないかと思います。これ、聴きにくいです。
Miles Davis - Spanish Key (Live at Isle of Wight 1970)
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なぜ聴きにくいかと言うと、ドラマー2人とパーカッション奏者2人という複雑なリズムもさる事ながら、それよりもなによりも、どの曲も長い!タイトル曲などは27分もある。
革命的だの革新的だのといった音楽にはともすれば「聴きにくい」という恐れがありますが、このアルバムはまさにそれ。大ヒットした偉大なアルバムなのでしょうが、なかなか手ごわいです。
しかし、それだけにアメリカは偉大だ。このアルバムがプラチナディスクを獲得し、正当に評価されるんですからね。リスナーが成熟しているという事かもしれません。
革命的だの革新的だのといった音楽にはともすれば「聴きにくい」という恐れがありますが、このアルバムはまさにそれ。大ヒットした偉大なアルバムなのでしょうが、なかなか手ごわいです。
しかし、それだけにアメリカは偉大だ。このアルバムがプラチナディスクを獲得し、正当に評価されるんですからね。リスナーが成熟しているという事かもしれません。
Heavy Weather
ジョー・ザヴィヌル(キーボード)とウェイン・ショーター(テナー・サクソフォーン、ソプラノ・サクソフォーン)が「ビッチェズ・ブリュー」を最後にマイルスの元を離れ、新たに結成したウェザー・リポート。
活動期間は1970年~1986年なのですが、なんせメンバーの出入りが激しい。ドラムスだけでも8人も入れ替わってますからね。
で、そのウェザー・リポートの絶頂期となるとベースのジャコ・パストリアスが在籍していた1976年~1982年ではないかと思いますが、プラチナディスクを獲得したアルバムが出たのもその時期。1977年の8枚目のアルバム「ヘヴィ・ウェザー」がそれです。
活動期間は1970年~1986年なのですが、なんせメンバーの出入りが激しい。ドラムスだけでも8人も入れ替わってますからね。
で、そのウェザー・リポートの絶頂期となるとベースのジャコ・パストリアスが在籍していた1976年~1982年ではないかと思いますが、プラチナディスクを獲得したアルバムが出たのもその時期。1977年の8枚目のアルバム「ヘヴィ・ウェザー」がそれです。
2. Watermelon Man
3. Sly
4. Vein Melter