70年代に英国ツアーもやった『サディスティック・ミカ・バンド』
2017年10月27日 更新

70年代に英国ツアーもやった『サディスティック・ミカ・バンド』

1972年にデビューした『サディスティック・ミカ・バンド』。前衛的な音づくりと新感覚なステージパフォーマンスで、日本よりも先にイギリスで評価された同グループは、加藤和彦、高橋幸宏、つのだ☆ひろ、後藤次利らも所属した気鋭の音楽家たちの集まりでもありました。本稿では、そんな彼らの軌跡を振り返りたいと思います。

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1975年に解散するも、1989年に再結成

1975年10月2日からは、イギリスのロック・グループ「ロキシー・ミュージック」のツアーに帯同。オープニングアクトをつとめ、その前衛的なステージパフォーマンスで、観衆を沸かせました。このツアーを終えた同年11月、突如、ミカ・バンドは解散してしまいます。理由は、加藤とミカの離婚。数年前から夫婦仲が冷え切っていたこと、ミカがクリス・トーマスと不倫していたことが主な原因なようです。

それから14年後、加藤和彦、高中正義、小原礼、高橋幸宏のオリジナルメンバーに、桐島かれんをボーカルに迎えて再結成。2006年には、またこの4人に、カエラを加えて再々結成をし、今に至るというわけです。
(こじへい)
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