2016年、術後2年3ヵ月の定期検診を受けた。
これまで4ヵ月に1度のペースで検診を受けてきた。
その度に再発や転移が起こっていないかドキドキした。
採血、採尿、CT撮影をした結果、今回も問題はなかった。
竹原慎二は、毎年12月の第2日曜日に開催されるホノルルマラソンへの挑戦を決めた。
(完全復活するんじゃ)
そして半年間、練習を積んだ。
2016年12月11日、ホノルルマラソンの当日。
竹原慎二は、フルマラソンは3回目だったが、今回の目標は
「5時間切り」
だった。
実際に走ってみると、途中から体のあちこちが痛み出し、何度も止まったり、歩いたこともあったが、
(ここで走らないと5時間は切れない)
と再び走り始めた。
(気持ち、気持ち、気持ちで負けない。
気持ちで負けたらすべてが終わる。
前を向いて、前を向いて、止まるな!)
ただただゴールを目指し、完走した。
タイムは4時間56分だった。
ガンになって竹原慎二は人生観が変わった。
「できるだけ長生きしてできるだけ遊びまくる」
と思っていたが
「何年生きるかではなくどう充実して生きるか」
と思うようになった。
そしてそのためには、常に笑顔で楽しく前向きに生きていくことが大切だった。
これまで4ヵ月に1度のペースで検診を受けてきた。
その度に再発や転移が起こっていないかドキドキした。
採血、採尿、CT撮影をした結果、今回も問題はなかった。
竹原慎二は、毎年12月の第2日曜日に開催されるホノルルマラソンへの挑戦を決めた。
(完全復活するんじゃ)
そして半年間、練習を積んだ。
2016年12月11日、ホノルルマラソンの当日。
竹原慎二は、フルマラソンは3回目だったが、今回の目標は
「5時間切り」
だった。
実際に走ってみると、途中から体のあちこちが痛み出し、何度も止まったり、歩いたこともあったが、
(ここで走らないと5時間は切れない)
と再び走り始めた。
(気持ち、気持ち、気持ちで負けない。
気持ちで負けたらすべてが終わる。
前を向いて、前を向いて、止まるな!)
ただただゴールを目指し、完走した。
タイムは4時間56分だった。
ガンになって竹原慎二は人生観が変わった。
「できるだけ長生きしてできるだけ遊びまくる」
と思っていたが
「何年生きるかではなくどう充実して生きるか」
と思うようになった。
そしてそのためには、常に笑顔で楽しく前向きに生きていくことが大切だった。