1975年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!
2019年6月11日 更新

1975年の邦楽ヒット曲 ランキング。売上枚数「年間ベスト10」はこの曲だ!

有望な新人が飛び出し、大御所も素晴らしい曲をヒットさせた1975年の邦楽シーン。演歌とポップスのバランスも良く、ヒットチャートを賑わせています。さぁ、売上枚数で見る1975年の邦楽ランキング、ベスト10です。

2,726 view

1975年

1975年。1975年を代表する出来事と言えば、3月に「ペヤングソースやきそば」が発売されたということに尽きるのではないでしょうか?!この事実は外せないですね。
ペヤング ソースやきそば

ペヤング ソースやきそば

製造販売:まるか食品
他にも缶コーヒー「ジョージア」が発売されたり、スーパー戦隊シリーズの1作目「秘密戦隊ゴレンジャー」が放映開始されたり。そうそう、ローソンが設立されたのもこの年です。
1975年もいろいろとあったわけですが、音楽はどうか?といますと、今でも歌い継がれている、忘れることの出来ない曲揃い。
それでは早速いってみましょう。レコードの売上枚数でみる「邦楽年間ベスト10」!

第10位 冬の色

いきなり大物の登場ですね。第10位は、52.9万枚を売り上げた山口百恵の「冬の色」です。昭和を代表する歌手の1人となる山口百恵ですが、この7枚目のシングルで初のオリコンシングルチャートの1位を獲得しています。
冬の色

冬の色

作詩:千家和也
作曲:都倉俊一
この時、山口百恵は15歳11ヶ月。この年齢でのオリコン1位は女性ソロ歌手としては当時の最年少記録だったそうです。

冬の色/山口百恵ちゃん

B面が「伊豆の踊子」となっていますが、これは同名の山口百恵主演の東宝映画の主題歌です。

第9位 我が良き友よ

かまやつひろし の「我が良き友よ」が70.1万枚を売り上げ第9位です。大ヒットして代表曲となったわけですが、かまやつひろし はこの歌詞のバンカラなイメージが嫌だったそうですよ。ムッシュというあだ名がついているくらい相当にスタイリッシュな人だっただけに嫌がったのも納得ですけどね。
我が良き友よ

我が良き友よ

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎
作者の吉田拓郎とは前年「シンシア」で共演しています。旧知の間柄だっただけに、イメージをひっくり返したようなこの曲に かまやつひろし は相当驚いたそうです。

我が良き友よ - かまやつひろし

隠れた名曲として近年評価が高いB面の「ゴロワーズを吸ったことがあるかい 」(作詞・作曲:かまやつひろし)で、そのうさを晴らしています。(笑)

第8位 心のこり

近年、演歌というジャンルが注目されることが少なくなっているように感じますが、昭和と言う時代ではポップスと演歌のバランスが上手くとれていました。良いことです。
さぁ、8位に入りました。70.7万枚の売り上げ、細川たかし の「心のこり」です。
心のこり

心のこり

作詞:なかにし礼
作曲:中村泰士
4月1日に発売された「心のこり」は、細川たかしのデビュー曲です。この曲によって第6回日本歌謡大賞、第17回日本レコード大賞を始め、多くの新人賞をひとりじめしています。
62 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする第四弾!「'70'80'90名曲Cover Song Best 永久保存版」をご紹介!

音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする第四弾!「'70'80'90名曲Cover Song Best 永久保存版」をご紹介!

音楽配信サイト"AWA"で公式プレイリスターとして情報提供しているミドルエッジがお届けする「'70'80'90 Best」シリーズ!今回の第四弾は怒涛の100曲!「'70'80'90 名曲Cover Song Best 永久保存版」です!そこで今回もプレイリストに収録した100曲の一部をライナーノーツ的に紹介します。あんな曲やこんな人が「カバー」をしていたんだ!?と言う曲を懐かしみ、そして新鮮に感じて頂ければありがたいです!是非このラインアップをミドルエッジでご堪能ください。
音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする第二弾!「昭和歌謡がくれた季節(男性編)」をご紹介!

音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする第二弾!「昭和歌謡がくれた季節(男性編)」をご紹介!

音楽配信サイト"AWA"で公式プレイリスターとして情報提供しているミドルエッジがお届けする「‘70 ‘80 ‘90 Best」シリーズ!今回はその集大成と言える第二弾!(今回は‘60もあるよ!)「昭和歌謡がくれた季節(男性編!)」に収録した63曲の一部をライナーノーツ的に紹介します。曲のチョイスは「何故この曲?」なんて堅いことは言いっこなし(笑、有線さながらのバックミュージックに使えて、そして懐かしむミドルエッジの王道を是非ご堪能ください。
【1975年歌謡曲】日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

【1975年歌謡曲】日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

昔は大晦日の夜といえば、テレビの前で一家団欒。『日本レコード大賞』と『紅白歌合戦』をはしごして視聴した方が多かったことでしょう。特に、日本レコード大賞の「大賞」や「最優秀新人賞」の発表では、ドキドキしながら観ていた方も多いのではないでしょうか。今回は、日本レコード大賞の「新人賞」にフォーカスし、受賞曲と受賞者の今についてご紹介します。
izaiza347 | 280 view
【宇崎竜童&阿木耀子】山口百恵だけじゃない!夫婦の作詞作曲でヒットした歌謡曲7選

【宇崎竜童&阿木耀子】山口百恵だけじゃない!夫婦の作詞作曲でヒットした歌謡曲7選

作曲家・宇崎竜童&作詞家・阿木耀子夫妻の作品といえば、『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』や山口百恵全盛期の楽曲が有名ですが、実は他にも多くの有名ヒット曲があります。中には、意外なジャンルの意外な楽曲も。。。今回は、夫婦が手がけた楽曲の中から、特に話題性のあった7曲をご紹介します。
izaiza347 | 811 view
【阿久悠】ヒットチャートを席巻!作詞した曲が16曲チャートインした1977年12月5日

【阿久悠】ヒットチャートを席巻!作詞した曲が16曲チャートインした1977年12月5日

阿久悠が作詞を手がけた楽曲は、5,000曲以上と言われています。特に1970年代が多く、当時オリコンシングルチャートの上位に多くの曲が登場しました。その一例が1977年12月5日。ピンクレディーや沢田研二の全盛期で、年末の賞レースで盛り上がっていた頃です。100位以内にチャートインしたのは全16曲。上位から順に見てみましょう。
izaiza347 | 427 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト