『なんて素敵にジャパネスク』を思い出してみよう
もともとは小説だった
第1話「お約束は初めての接吻で の巻」は集英社『小説ジュニア』(現在の『Cobalt』の前身)1981年4月号に、第2話「初めての夜は恋歌で囁いて の巻」は『Cobalt』1982年秋号にそれぞれ発表され、さらに書き下ろしを加え集英社コバルト文庫から1984年に『なんて素敵にジャパネスク』として刊行された。その後はコバルト文庫の人気シリーズ[1]となり、1991年まで10冊が刊行された。1999年にはイラストを替えた新装版、2012年にはみらい文庫版が発売され、2012年までにシリーズ累計800万部販売されている[2]。
漫画版は『花とゆめ』で連載されました
小説が好評になり、同時期に山内直実作画による白泉社の少女漫画誌『花とゆめ』に漫画版も連載されるが、1990年代初期に原作小説版の中盤(瑠璃姫の結婚)あたりで終了。10年以上の時を経て、『花とゆめ』2004年12号より人妻編として月1回の連載が再開された。しかし全12回掲載されたところで(『花とゆめ』2005年12号まで)掲載誌が変わり、『別冊花とゆめ』に連載された。前期に白泉社から出版されたコミックスは、単行本全11巻。その後文庫本全6巻、愛蔵版全7巻がいずれも白泉社から再版された(収録内容はどれもほぼ同じで、イラスト収録があるのとないものの違いのみ)。再開後の人妻編は、2011年6月に最終巻であるコミックスの11巻が出版された。
キスまではするんだけどねぇ・・・その先がねぇ・・・
高彬のほうが年下だからなんか姉さん女房に見えますが
大人になって読み返してみると実はやっぱり高彬が指導権握ってるようにもみえます。
少女漫画のお約束。
すぐに邪魔が入って寸止めたくさんの作品です(笑)
テレビドラマも
そういえば富田靖子さん、実写ドラマ版『なんて素敵にジャパネスク』の主人公・瑠璃姫も演じられてたのですね。 pic.twitter.com/OiO3CFeY64
— ruki (@ruki_ruki_ruki) January 29, 2019
瑠璃姫 富田靖子さん
高彬 木村一八さん
鷹男 仲村トオルさん
吉野君 京本正樹さん
ラジオドラマまで!
どんなストーリーだった?
結婚適齢期の16歳になってもまったく結婚する様子もないおてんば娘。
なんとか結婚を画策する父親を横目に一生独身で通すと宣言していました。
幼い頃あった初恋の男の子「吉野君」との思いでを今でも大切にしています。
でもひょんなことから幼馴染の高彬との結婚話が進みます。
宮廷内で起こる様々な謀反などを解決しつつ
高彬との仲も深めつつ
帝に見染められたりもしつつ
大人になった吉野君も登場しつつ
繰り広げられていくラブコメディーです。
#マンガPark に #山内直実 先生の #なんて素敵にジャパネスク が再登場!時は平安。生涯独身と心に決めていた大納言家の瑠璃姫は、ひょんなことから高彬と婚約とまではよかったが、事件につぐ事件で…!? ぶっとび平安ラブ・コメディ。
— マンガPark(マンガパーク) (@manga_park) July 6, 2019
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主な登場人物のおさらい
瑠璃
瑠璃(るり)
家は摂関家(藤原氏)の流れをくむ由緒正しき内大臣家。
幼い頃吉野で過ごし、そこで出会った美少年吉野君との思いでが忘れられない。
男性不信であり、結婚に縁がなく過ごしていたがひょんなことから幼馴染の高彬との結婚話が進みます。
じっとしていられない性格で、周りで起きる謀反などに突っ込んで解決していきます。
その後帝からも見染められ、周りからは「物の怪憑き」などと言われ気味悪がられながらも結構もてます。
高彬
かっこいい高彬。今日は飲んで寝ます。 pic.twitter.com/7JRJg8QVHh
— 酒徒吉風 (@syutoyoshikaze) December 30, 2018
瑠璃の幼馴染。15歳。
右大臣家の四男であり、将来の出世頭。
瑠璃の弟の融(とおる)と仲良し。
生真面目で一直線。ちょっと不器用なところがあるけれども、妻は瑠璃だけと誓ういい男。
瑠璃に翻弄されながらもいつも瑠璃のことを大切に思っています。
氷室冴子さんはコバルト文庫を代表する作家でした。
2008年6月6日51歳の時に肺癌で亡くなっています。