1963年は、精力的にイギリス国内をライヴ・ツアーで周った時期です。2月にシングル「Please Please Me」が英チャートの1位になったこともあり、ジョイント・ツアーでも次々と格上のアーティストを食ってしまい、徐々に主役の座を奪っていくことになりました。
ラジオやテレビなどへの出演も増え、このころから、様々な映像が残されるようになりました!中でも特に印象的なのが、11月4日王室主催コンサートの模様ではないでしょうか。
「安い席の方は手拍子を、それ以外の方は宝石をジャラジャラ鳴らしてください」というジョンのユーモア溢れる発言でも有名なこの映像は必見です。
ラジオやテレビなどへの出演も増え、このころから、様々な映像が残されるようになりました!中でも特に印象的なのが、11月4日王室主催コンサートの模様ではないでしょうか。
「安い席の方は手拍子を、それ以外の方は宝石をジャラジャラ鳴らしてください」というジョンのユーモア溢れる発言でも有名なこの映像は必見です。
John Lennon:"...just rattle your jewelry" + Twist and shout
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11月20日のマンチェスター公演は、ザ・ビートルズ最古の公式カラー映像として有名で、同年12月にイギリス国内の映画館で「The Beatles Come To Town」として上映されました。デビューからわずか1年ながら、イギリスでは早くもビートルマニアたちが熱狂していることが伝わってきます。
The Beatles Come To Town - Two Stories - Technicolor & Techniscope (1963)
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12月7日にリバプールで行われたファンクラブ向け公演の模様が、BBC特番「 'It's The Beatles' Live」として残されてます。ここでも、観客の熱狂ぶりはすごいですね!
1963 TV Concert: 'It's The Beatles' Live
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1964年
1964年は、遂にアメリカでも人気を獲得し、世界のビートルズへと飛躍を遂げた時期です。
2月にエド・サリバン・ショーへの出演、さらにはワシントン・コロシアムやカーネギー・ホールでの公演も成功し、アメリカでの映像も多く残されてます。
この後、4月には全米シングルチャートで1位から5位までを独占するという快挙を達成することになりますが、これらの映像からは、そんな勢いを感じることができますね!
2月にエド・サリバン・ショーへの出演、さらにはワシントン・コロシアムやカーネギー・ホールでの公演も成功し、アメリカでの映像も多く残されてます。
この後、4月には全米シングルチャートで1位から5位までを独占するという快挙を達成することになりますが、これらの映像からは、そんな勢いを感じることができますね!
The Beatles. Live At The Washington Coliseum, 1964.
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同年4月26日に英ウェンブリーで行われた、NME誌ポール・ウィナーズ・コンサートの模様も圧巻です!特にジョンのヴォーカルが凄まじく、ライヴ・バンドとしてのザ・ビートルズの魅力が全開!
The Beatles - NME - 1964 LIVE
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1965年
1965年は、前半を映画撮影やレコーディングに費やし、ツアーの開始時期が遅れた影響もあって、公演回数が激減。また、意図的に収容人数の多い会場でのライヴを増やしていったことも、公演回数が減った要因と言えそうです。
4月11日に英ウェンブリーで行われた毎年恒例のNME誌ポール・ウィナーズ・コンサートを見ると、あいかわらずの熱狂ぶりであります。ここで初めて演奏された「Ticket To Ride」は、この年のヨーロッパ・ツアー、US&カナダ・ツアーでもセットリストに入る定番曲となりました。
4月11日に英ウェンブリーで行われた毎年恒例のNME誌ポール・ウィナーズ・コンサートを見ると、あいかわらずの熱狂ぶりであります。ここで初めて演奏された「Ticket To Ride」は、この年のヨーロッパ・ツアー、US&カナダ・ツアーでもセットリストに入る定番曲となりました。
The Beatles - Live Empire Pool - 1965 + Presentation
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そしてこの年、最大のトピックといえば、ザ・ビートルズ史上最大のライヴとなった、8月15日のシェイ(シェア)・スタジアム公演でしょう。初めての野球場で、5万人以上を動員。観客数、チケットの売り上げ、ともに当時の世界記録となりました。
ある意味、ここがライヴ・バンドとしてのザ・ビートルズのピークだったと言えるかもしれません。
ある意味、ここがライヴ・バンドとしてのザ・ビートルズのピークだったと言えるかもしれません。
The Beatles at Shea Stadium
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1966年
1966年になると、さらにライヴの回数は減ってしまいます。この年にレコーディングされた傑作『Revolver』を聴けば分かりますが、凝りに凝ったレコーディングで芸術性を高めていく一方、当時の技術ではそれらの楽曲をライヴで再現できないというジレンマが生まれてしまいました。
6月に行われた西ドイツでのライヴは、半年前のUKツアーとあまり変わらない構成で、唯一新曲の「Paperback Writer」が加わっただけ。徐々にライヴの限界が見えてきた、とでも言いましょうか。
6月に行われた西ドイツでのライヴは、半年前のUKツアーとあまり変わらない構成で、唯一新曲の「Paperback Writer」が加わっただけ。徐々にライヴの限界が見えてきた、とでも言いましょうか。